先日の帰宅時にいつものように原付で走行していると、ヘッドライトが点いていないことに気が付きます。その時はヘッドライトをハイに切り替えると、ヘッドライトが点灯しましたので、ロー部分のフィラメントが切れたのだろうと考えそのまま走行していました。ところが翌日になると、様々な問題が発生します。
- ヘッドライトのハイ側もつかなくなる
- テールランプがつかなくなる
- メータ球もつかなくなる
要は交流の電気系統が全滅してしまったのです。この状態で公道を走る訳にはいきませんので、カウルを開けて整備を行うことにしました。ところが配線状況を見ても問題はなさそうです。そうこうしているうちに、とうとうエンジンもかからなくなってしまいます。こうなると素人の手には負えませんので、バイク屋に持ち込む事にしました。
バイクを購入したバイク屋(A店)まで押していくのが一番良いとは思いましたが、A店まではバイクで15分ほどかかります。バイクを押して歩くとなると1時間以上はかかるように思えます。時はお盆の時期でしたので、そんな季節に炎天下をバイクを押していくというのはなかなか困難な作業です。そんな時に自宅から歩いて15分ほどのところに別なバイク屋(B店)があるのを思い出します。幸いにも小生の原付と同じHONDAの販売店です。
そこで購入したのとは違う近場のB店に原付を押していくことにしました。B店に到着し事の経緯とエンジンがかからなくなったことを伝えます。するとB店の店主は少し状況を確認した後に予想もつかなかった言葉を発します。
-これA店で買ったバイクでしょ。A店に取りに来てもらえば
その様子は他の店で買ったバイクなんか面倒見ないよという態度があからさまです。続けて「プラグを交換すればエンジンは回るようになるだろうから、それくらいならやってあげても良いよ」と抜かしたのです。その様子に少々カチンときた小生は、修理依頼を取り下げ再び自宅にバイクを押して戻ることにしました。
不幸中の幸いで予備のプラグは自宅に在庫してあったため、それを交換するとエンジンは回るようになりました。一方で交流の電気系は死んだままです。そこでそのままA店にバイクを持ち込み修理を依頼することにしました。
その後、A店で状況を確認した結果、レギュレータという電圧を制御するパーツが損傷しており交換となりました。レギュレータの不調により、高電圧の電気が流れた結果、すべてのランプ類が損傷してしまうという原因が分かってしまえば納得の現象ではありました。
とは言え、最初にバイクを持ち込んだB店の対応に関しては、憤りを覚えずにはいられません。B店に関しては、自宅から近いこともあり次回にバイクを購入する際には、候補として考えていたお店でしたが今回の一件で完全にそんな気はなくなりました。
レギュレーター不良によるハイピーですか。電車では良くある(昔は)事ですね。
う~ん。バイク屋や船の船外機屋は他店で購入したものに対して、そのような態度を
取ることが多々ありますね。まあ、職人気質と言ってもいいのかもしれませんが
あとあと、せっかくの客を逃がしてしまう事になるので結果的には損することに
なるのですが。
我が家の近所ではバイク屋なんてのが無いので故障したらどうしよう?と思っています。
いはち さん
レギュレータの不良というのは盲点でした。なにせ普段見えないところにあるパーツですので、まったくそこには意識は行きませんでした
地方ですと自転車屋がバイク屋を兼ねているようなことがありますが、お住いの地域ですとそういったお店もないのでしょうか?
いはちさんのおっしゃる通りだと思います
これは昔の日本人職人が持ってる
ダメとは言いませんが
古い感覚です
半面その代わり自分たちのものであれば
懇切丁寧にやってくれる職人気質が発動するわけですが
それを良しとした時代と
そうではない現代とのはざまに挟まれて残っているのだと思います
あさと さん
店に入った瞬間、なんか嫌な予感がしたのですが、的中してしまいました。職人気質なのかわかりませんが、気難しそうなオッサンでしたし、そもそも客がいるのを見たことがないバイク屋ですので、こんなものなのかもしれません。
大手メーカの看板を張って店を構えているので、メーカからの保護のようなものがあるので成り立っているお店のようにも思えます
これ、随分と酷いもんですね。
他の歯医者でやったところが虫歯になってもこの店の人だったら看てやりませんよ。
このお店はこれで損をしました。
その損が積もってそのうち消えるでしょう。
Dr.鉄路迷 さん
ちょっと困っている状態でしたので、余計に困りものでした。まぁこういう対応しかできない店なので、長いことはないかもしれませんね