最近は工場見学が人気のようで、なかには見学の予約が何か月待ちなんてところも珍しくないようです。今回紹介する千葉ヤクルト工場も、そんな工場の一つで予約をして予約をしたのが昨年12月の事でした。
近隣の茨城工場で製造されたヤクルト原液は、専用の車で千葉ヤクルト工場に運ばれてきます。千葉ヤクルト工場では、ヤクルトの独特の容器の製造を行いヤクルト原液を調整しボトリングし出荷しています。小生が訪問した日には、420,000本余りの製品を製造しているとの事でした。
見学ができるのは容器の製造とボトリングの様子で工場内は撮影禁止になっていました。ボトリング工程は、大まかに以下の工程があります。
- 容器製造
- ラベリング
- 賞味期限印字
- 充填
- シール
- 検品
作業工程は完全に機械化されており見学者の前には整然と並んだ、ヤクルトがすごい速さで回っています。5年ほど前に見学をした、大洗の明太子工場では人手でパッケージ作業をしていましたが、それとの対比もなかなか面白く感じる工場見学となりました。
見学者の入り口にはヤクルトの製品が展示されています。中には見たことがない製品もあるなと思っていたらヤクルトレディからしか買えない製品もあるようです
工場見学が始まるまでの待機部屋には様々な展示があります。こちらはヤクルトの容器で作られた工作。
世界各国で販売されているヤクルトの容器ですね
ヤクルトの容器の変遷。昭和30年代はビンだったのですね。さすがにその時代のヤクルトは知りません。
ビン詰め時代のヤクルトはこちらの機械で瓶詰めをしていたようです。
ラクトバチルス・カゼイ・シロタ株(通称:ヤクルト菌)を発見した城田稔博士の肖像ですね
ヤクルトマンとつば九郎。工場見学に先立ちヤクルト菌の働きを説明するアニメが上映されますが、ヤクルトマンはその中で活躍します。
千葉ヤクルト工場で生産しているヤクルトが配られました。
前述の通り工場施設は撮影禁止。唯一撮影できたのは駐車場の一角にあったこちらのタンク。ヤクルトの容器の原料となるポリスチレンが入っています。
お土産にいただいたのは九州jの工場で生産しているとんこつ味のラーメンと、ヤクルトの容器をリサイクルして作られたペットボトルオープナーでした。
県北にあるビール工場には見学に行った事があるのですが
ヤクルトさんは行った事がないです。
昔は瓶に入っていたんですね。私が知っているのは
昭和40年代のものからです。
当時はヤクルトの販売店が急速に増えて個々の家庭を
回って売り込んでいたと思います。私がおたふく風邪で寝ていた時に
我が家にも来てサンプルを飲みました。
ヤクルトラーメン。昔は普通に売っていたんですよ。
いはちさん
ビール工場の見学は私も何度か行った事があります。試飲もできますし、あれはなかなか良いですね。
ヤクルトの容器は私なんかもこの形状のプラスチックの容器しか見たことがありません。昔はプラスチックなんかそれほどなかったので瓶だったというのは納得ですね。でもエコが叫ばれる昨今ですので、瓶に戻しても良いのではと個人的には思います。
へ~、
ヤクルトでラーメンがあったのですか。
これは良さそうですね。
私もビール工場しか行ったことが無いです。
Dr.鉄路迷 さん
工場の説明ではヤクルトレディからしか買えないそうで、店頭に並ぶことはないそうです。ですので一般的にはヤクルトが麺類を作っているというのはあまり認知度が高くないのだと思います。
実は幼稚園時代
今から55年前になりますが
大阪郊外の工場に幼稚園から見学に行ったことがあります
通っていた幼稚園は
毎日1本園児にヤクルトが配られていました
園児の健康に気を遣った幼稚園で
他にも毎日
肝油ドロップも配っていました
ヤクルト工場はちゃんとその当時も
工場見学コースがあって
最後にヤクルトと色んなものを貰ったような記憶があります
おっしゃるように
その頃はヤクルトは瓶でした
瓶牛乳の小型版という感じでしたね
厚紙の栓というのは
マークさんでもおわかりになると思います
あさと さん
最近の小学校ではパック入りの牛乳が給食で出るようですが、私が小学校の時は瓶入りでした。ですので厚紙の栓(牛乳キャップ)というのはよくわかります。子供の頃はこれをコレクションして遊んでいたりしましたしね。
園児の健康を気遣ってヤクルトを配っていたとはかなり先進的な考えのあった幼稚園だったのですね。