タイでは新型コロナウィルス(COVID-19)感染拡大防止のため、外国人の入国を厳しく管理しています。しかしその影響で壊滅的な打撃を受けているのがタイの観光業です。
そんな観光業への救済策の一環かタイではスペシャルツーリストビザの発給を行う事を9月16日に閣議決定しました。早ければ10月1日からスペシャルツーリストビザの発給が開始される見込みです。
- 一日あたりの入国者数は100人まで
- 一ヶ月あたりの入国者数は1,200人まで
- ビザの発給代金は2,000バーツ
- 初回入国時の滞在期間は90日まで
- ビザの延長は2回可能で最大270日滞在可能
- 入国後は政府が指定する施設で2週間の検疫隔離が必要
具体的な発給条件や手続き、対象となる国などは現段階では不明な点も多くあります。タイでは当初はトラベルバブルという外国人観光客の受入再開を目指していました。しかし世界的に新型コロナウィルス(COVID-19)の感染が再拡大すると、トラベルバブル計画は自然消滅します。
その後、8月になり「プーケットモデル」という計画を打ち出します。内容はトラベルバブルとほぼ共通したもので、タイ到着後はプーケット島の指定されたホテルに滞在し行動範囲はホテルの周辺半径1kmに制限するというもので、1km以内にビーチがあればビーチで泳ぐことも可能となります。ただこの計画は外国人がタイに来る事で、新型コロナウィルス(COVID-19)が拡大するのではと地元住民の評判は芳しくないようです。
今回のスペシャルツーリストビザの決定が、「プーケットモデル」との関連性はわかりません。またタイ政府が隔離先としてどこの施設を指定するのかも現時点ではわかりません。ただ内容を見る限り欧米のクリスマス休暇をにらんで、外貨をタイに投下してくれそうな富裕な長期滞在者から受入れを再開するという事のようです。
最初の一歩なんでしょうけど
数字だけ見て何の効果が・・・」って感じがします
1日当たりの入国者を100人にすれば
空港で入国時全員にPCR検査ってできるのでは・・・
なんて思ってしまいます
あさと さん
おっしゃるように最初の一歩だと思いますが先は長そうです。この計画を巡ってはタイの世論には批判的なものも多いので実際にどうなるか不透明な部分もあります。
以前のようにタイに普通に入国できるようになるのは、まだまだ先の事になりそうです。
ここまでしてでも行くのもねえ・・・、
って思ってしまいます。
まだまだ長い時間がかかりそうですね。
Dr.鉄路迷 さん
やはり早くて春節明けでしょうね。年内に通常モードでの観光客受入れはないでしょう。タイでは感染者が少ないので、集団免疫も望めませんしね