8時間目(みきわめ) -普通自動二輪免許取得記(小型AT限定解除) Vol.12-

11月21日(土)

教習前

いよいよ限定解除のための教習も規定の時間の最後の8時間目となりました。これまで取りこぼしなく教習を進められてきましたので、この日は限定解除技能審査に進むことができるかの、みきわめとなります。

教習内容

教習メンバー

この時間の教習は、大型二輪の教習生が2名、普通二輪の教習生は小生のみでした。対して指導員は2名で、1名の指導員が大型二輪の2名を担当し、小生の担当となったのは初めて見る大柄な指導員でした。

強化ポイント

教習の前に指導員から不安がある課題があるか聞かれましたので、スラロームと答えていました。実はタイムは規定の8秒以内でクリアできていたものの、スラロームのなかで指導員がするように、アクセルをブン、ブンと開ける事ができていませんでした。

ウォーミングアップ

まずはウォーミングアップとして、教習所の周回コースを2周ほど回りました。この時間は初めて乗る2号車でしたが、それほど癖がない印象です。ウォーミングアップが終わると、審査の際の発着点に戻ります。

発着点でバイクから降りたところで意外な指摘を受けます。なんとバイクの乗り降りの仕方が良くないと言うのです。普段からバイクにまたがる時は、バイクに足が触れないように跨っています。降りる時も同様に、足がバイクに触れないようにしていました。ところがこの日の指導員の話では、そうすると跨った時にバイクがふらつきやすく危ないと言うのです。

指導員の言う正しいバイクの乗り方は、膝をシートの上に載せ、そのまま滑らすように跨ぐのが良いとの事です。降りるときはその逆の動作で降りるとの事でした。最終の教習ですが、これまでそんな指摘を受けたことはありませんでしたので少々意外な出来事でした。

検定コース1

小生の通う教習所では、2つの検定コースが設定されています。ただ二つのコースには大きな差はなく、曲がる場所が一箇所違うだけです。この時間はみきわめですので、小生が先に走りまずは1コースを走ります。指導員は大型AT(SUZUKI Skywave)に乗って小生の後ろを走る事になりました。

検定コースの最後の課題である、スラロームが終了すると後は発着点に戻るだけですが、そこで指導員が小生を止めます。すると指導員はそれまで小生が乗っていたバイクに乗り、小生を後ろに乗せてスラロームを走り、アクセルを空けるタイミングを解説してくれます。これまでパイロンが横に来たタイミングでアクセルを開けようとしてうまくいきませんでしたが、そうではなくパイロンを通過したタイミングでアクセルを空けるように言われます。

言われた通りにすると確かにスムーズにスラロームを通過できるようになった気がします。

検定コース2

スラロームの練習が終わったところで発着点に戻り、今度は2つ目の検定コースを走ります。先ほど同様に小生の後ろを指導員はSkywaveでついてきます。ただこの時はいろいろを失敗を犯してしまいます。

信号のある交差点に差し掛かかると、大型四輪の教習車が信号待ちをしていましたので、その後ろで信号待ちをします。青になるとゆっくりと大型四輪が進んで行きましたので、その後について交差点に進入します。すると後ろにいた指導員がクラクションを鳴らします。なんと大型四輪がゆっくり過ぎて信号が再び赤になっていたのです。実際の審査であれば即中止でした。

このミスで動揺したのか、その直後に再び大きなミスを犯します。今度は一時停止無視です。検定コースには同じような交差点が二つあり、一つは一時停止ではないのですがが、もう一つは一時停止が必要となっています。これは勘違いもありましたが、大きなミスです。

その後、教習車置き場にバイクを戻して、この時間の教習は終了となりました。

判定結果

二輪待合室に戻ったところで、この時間の担当指導員からみきわめの判定結果を聞きます。

検定コース2で大きなミスを犯したものの、運転技術の不足によるものではないとの事で、みきわめはOKとなりました。技能審査の注意事項を聞いて、この日の教習は終了となりました。

この時間の教習

規定では8時間の限定解除教習ですが、取りこぼすことなく既定の時間のみで教習を終える事ができました。

No 教習項目 No 教習項目
1 車の取扱い 10 バランスのとり方(直径)
2 自動車の機構と運転装置の取扱い 11 バランスのとり方(曲線)
3 運転姿勢 12 坂道の通過
4 ブレーキ操作のしかた 13 坂道における停止及び発進
5 発進及び停止のしかた 15 交差点通行(直進、右折、左折)
6 変速操作のしかた 17 急制動
7 円滑な発進・加速 18 交通の状況及び道路環境に応じた運転
8 速度の調節 20 高度なバランス走行など
9 ブレーキ操作 21 教習効果の確認(みきわめ)

黄色:今回の教習項目、灰色:教習済の項目、白色:未履修の項目

6 responses on 8時間目(みきわめ) -普通自動二輪免許取得記(小型AT限定解除) Vol.12-

  1. いはち より:

    おお、みきわめOKでしたか。
    良かったですね。
    一度失敗してしまうと、それを悔いてか?
    失敗の連鎖が待ち構えている事が多々あります。
    すぐに忘れて、次の項目に移ることが大事なのでしょうが
    修行が足りないせいか・・なかなかそれが出来ないのが
    現実ですね。
    今更ですが、スラロームは目線の位置だと聞かされた事があります。

    1. ま~く より:

      いはちさん

      みきわめまでは順調に進める事ができました。ただ8時間という限られた教習時間のなかでは、うまく乗れている時と、あまりうまく乗れていないときの波もあったように思います。

      スラロームの時の目線は確かに指導員からも話があり、2つ前のパイロンを見るように言われました。

  2. あさと より:

    いやはや
    ま~くさんほどの経験者でも
    一度のアクシデントで動揺されるのですね
    大型車はわざとゆっくり動いたのでしょうか

    私が子供のころ
    父親のバイクが怖くてというか
    ドイツのバイクだったんで
    エンジンが横に張り出していたので
    触るとすごく熱かったんです
    一度やけどをしてからは
    乗せられる時には足を縮こめて乗っていました

    1. ま~く より:

      あさと さん

      大型にしろ普通車にしろ、自動車の教習の場合は第2段階に入ると路上教習になりますので、教習所を走っているのは教習を初めて間もない第1段階の教習生ということになります。それゆえにまだ下手くそなんです。信号待ちをしていた大型も何かに手間取っているようでした。

      走行直後のバイクは熱くなっている場所があるので注意が必要なものもあります。バイクを止めてすぐにカバーをかけたら熱でカバーが溶けたなんて話も聞きます

  3. 鉄路迷 より:

    最後まで一発で行きましたね。
    良かったです。
    私はスクーターの動かし方も知らないのに・・・。

    1. ま~く より:

      Dr.鉄路迷 さん

      慌ただしくて大変でしたが、規定の8時間で教習を終える事ができました。自動車でMT車を運転していた経験は多少なりとも活きたように思います

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