2010年に羽田空港(東京国際空港)が再国際化されて以降、人気のある近・中距離路線を成田から羽田に移す動きが止まらない。日本航空(以下、JAL)では、10月25日に一部路線の見直しを行うがその内容は以下の通りだ。
◇新規路線開設
・羽田 – 上海(浦東) (新)
・羽田 – 広州
◇増便
・羽田 – 北京 週7便 -> 週14便
◆減便
・成田 – 北京 週14便 -> 週7便
◆運休
・成田 – 広州
便数、客数ともに多い中国路線に関するものに絞って記載したが、成田発着だった北京便の一部と一日1便だった広州便について、成田から羽田に移す内容になっている。11月30日に成田－ダラス・フォートワースの新規路線が開設される予定はあるが、そのほかは成田に増便等の予定はない。
そんな流れもあり、小生がプライヴェートで利用する可能性のある、バンコク便も以前は一日3往復していたものが、現在では以下のような状態である。
JL033 HND(00:40) – BKK(05:00) B767-300
JL031 HND(11:20) – BKK(15:40) B777-200
JL707 NRT(18:20) – BKK(23:00) B787-8
現地が明るいうちに到着する使い勝手の良い便が羽田に移り、現地に深夜到着しホテルに到着する頃に日付が変わっているであろう便だけが成田に残っている状態となっている。これは小さい子供を連れたような家族連れには使い勝手が悪い。
都内や神奈川在住からすれば、羽田の方が使い勝手が良いので当然の流れとは言えるが、千葉県在住の小生にとっては成田空港の地盤沈下はゆゆしき事態である。
千葉県に住んでいる私ですが、実は羽田のほうが
近くなってしまいました。
アクアラインが出来る前は東京経由で３時間かかったのが
今では1時間です。成田は・・・圏央道を使っても
2時間かかりますからね。
今後成田は安い運賃の飛行機しか離発着しなく
なったりして。
県知事はしっかりしてほしいです。
あっ ちなみに次の国際線の旅も羽田からの
予定です。
ＡＮＡも冬ダイヤからは全く同じような路線展開をしています
迷走航空政策
迷走だと言い切れるのかと言うことはさておいて
目先の利便性ばかり追う形になりましたね
国際線を羽田に移行するのは
新たな問題も生むはずです
それは成田の沈下と言う問題だけではなく
羽田の国内線の問題が発生すると思います
いはちさん
お住まいからですとそんな感じになりますよね。
私の自宅からでも直線距離で羽田は30㎞弱、成田が40㎞弱と
実はは羽田の方が近いんです。
ですが地元振興という意味合いと、周辺駐車場の料金の関係もあり
成田を積極的に使うようにしています。
ただし本文に書いたような状況ですと、私も次の国際線の旅は
羽田出発になるかもしれません
あさとさん
滑走路の本数、運用可能な時間、地形的な問題、都心からのアクセス
などいづれをとっても羽田空港の方が優位性があります。
都心から遠い空港を利用してもらうには何か魅力がないと
無理なはずですが残念ながら成田にはそういう強みと言える部分が
あまりありません。
おっしゃるように羽田の場合は膨大な国内線の便数を抱えていますので
その兼合いの問題もでてきますね
以前の住まいは圧倒的に羽田が便利だったんですが、今のところは差不多な感じです。
まぁそれでも、空港まで行く料金だけは羽田の方が安いかな。
そういえば、羽田～浦東なんて便も出てきましたよ。
餌釣師さん
今のお住まいですとそんな感じですかね。
私の場合は空港に車で行く場合が多いですが、羽田へ行く首都高の高速代の方が
成田に行く東関東道の高速代よりも安いという状態です。
ただ周辺の民間駐車場は成田の方が圧倒的に安いですが・・・
以前の羽田は虹橋へ、成田は浦東へという構図も崩れてきましたね