関内の駅から伊勢佐木モールを通り10分ほど歩くと、大きな通りとぶつかる交差点がある。今回のイサンクラシックはちょうど、その交差点の付近にある店である。
小生が最初 に尋ねた時は、改装中とのことで空振りに終わったのであるが、二度めに訪れてようやく入る事ができた。店の入り口には「24時間営業」とかかれていたが、確かこの店は日曜日を除き夜の営業しかしていなかったはずである。どうやら改装を機に営業時間も変更したようである。
今回は久しぶりのタイ料理店の訪店ということもあり、定番のグリーンカレーを注文した。しかし注文してから料理が出てくるまでかなりの時間がかかった。何しろ注文を受けるのから、料理を作って給仕するまでをおばさんが一人でしているのだ。小生のほかにはほかには一組の客しかいなかったが、それでも一人では大変である。いつも一人でしているのかは分からないが、このときは人手が足りない明らかであった。
そうして待つこと30分ほどでようやく、注文したグリーンカレーが運ばれてきた。茄子や海老が入った海鮮のグリーンカレーであり、見た目は悪くない。しかし肝心のライスはというと、長粒種のタイ米ではなく短粒種の日本米であった。粘り気のある日本米はサラッとしたグリーンカレーには合わない。また味の方はというと辛さが前面に出た味付けとなっているが全体的にコクがない。ココナッツミルクの量が少ないためにコクの欠乏を招いているようである。全体的に味付けのほうはというと、イマイチで久しぶりに食べるタイ料理を楽しみにしていた小生にとっては少々残念な結果となってしまった。
こう書くと悪い印象しか与えないかと思うが、この店に対して小生は決して悪い印象を持ったわけではない。店の雰囲気は改装したばかりということもあるとは思うが、なかなか良い感じである。またお店の人の感じも良く、好印象であった。そんなわけで今度行くときは少し時間に余裕のある時に行って別なメニューを頼んでみようと思っている。