本日は日本列島の多くの地域で台風18号で大きな影響が出た。小生も前日に14時出社とする旨の連絡が会社からあり、午前中は自宅待機となった。拙宅付近では軽い道路冠水があったものの、側溝にたまった落ち葉等を除去し排水性を確保することで大きな被害にはつながらずに済んだ。
今回の台風について前夜からの状況を時系列に書くと以下のような感じになる。
22:34: 大雨、洪水警報発令
00:24: 暴風、波浪警報発令
06:00: 市の水防対策本部体制発足
07:37: 市内の2か所で道路冠水による交通規制実施
09:30: 市内の8地区に対し土砂災害に関する避難勧告発令
避難所設置
10:10: 避難勧告を避難指示に切り替え
10:42: 交通規制地区に7か所を追加
12:20: 市内3か所の交通規制を解除、引き続き6か所は規制継続
12:48: 洪水警報、雷注意報解除
13:10: 市内1か所の交通規制を解除、引き続き5か所は規制継続
14:10: 市内3か所の交通規制を解除、引き続き2か所は規制継続
14:47: 市内すべての交通規制を解除
15:15: 避難指示・避難勧告を解除
15:35: 大雨、強風、波浪注意報発令
大雨、暴風、波浪警報、高潮注意報解除
上記の状況は事前に登録していた市のメールサービスにより配信されくるので、タイムリーに状況を把握することができる。そして拙宅の地域が避難勧告、避難指示対象の地域になるという初めての経験をすることとなった。
しかし避難勧告から避難指示に変わり、小生も避難所へ移動しようかと考えた際にひとつの問題に直面することとなった。拙宅から最寄りの避難所となっているのは近くの小学校である。小学校は小高い丘の上にあり、その周辺には崖崩れがあってもおかしくなさそうな斜面が数か所ある。移動経路を考えるとそういう場所を通過しないと小学校にたどり着くことができない。市からのメールに「さらにがけ崩れの危険性が高まったため避難勧告から、さらに緊急性が高い避難指示を発表します。」とあるのに危険性の高い場所を通過するというのは矛盾がある。
結局、避難所への移動をすることはなく自宅で過ごすこととなったが、想定される災害ごとに避難する避難所を数か所考えておく必要があるのではないか、と思わせる今回の一件であった。
今回の台風は久々に大都市圏に大きな影響を及ぼしましたね
大阪でも今年一番の台風になりましたが
関東と違って直撃を逃れたため
和歌山・三重以北では風が強かった位です
避難場所と言うのは
決して安全を約束された場所ではなく
「避難民が集まることのできる施設」
大雑把にそんな所が目安になってるようですよ
お疲れ様でした。
地方自治体は避難所を開設したか否かが
災害で被災者が出たときの一番大きなポイント
で、
次は何時に避難所を開設したか?
何人の職員を配備したか?などを被災者へ
説明責任が必要になった時のために準備します。
危険な場所を通って避難する事は、その道を通るか否かを
個人の判断に任せたのかもしれません。
避難所への道のりも整備条件の中に入れなければなりませんね。
あさとさん
今回の台風の影響は大きかったですね。
関東では通勤時間帯の直撃でしたので、大変だった人も多いようです
避難場所に関しては今回の出来事で認識を新たにしました。
実際には被害が出なかった時にこういうことを改めて考える
機会となったのは良かったかと思います。
いはちさん
大島町の一件以来、自治体も災害に関しては過敏に反応する
ようになったように感じます。ただ避難所を設置しても避難経路に
関しては自己判断というこなのでしょう。
今回のケースの避難場所は地震や津波なんかには適していますが
土砂災害に対する避難場所としては少し不向きかもしれません。
自治体だけでなく住民自身も普段からそういったことを意識して
おく必要がありそうですね
ご無事で何よりです。
今回は私の自宅近所でも崖崩れなどがあって大変でした。
ご指摘の件、なかなか考えさせられますよね。
確かに水害から逃れるためには高台と言うのは基本なんでしょうが、そこに行くまでに被災してしまったらそれこそミイラ取りがミイラですよね・・・
餌釣師さん
自治体からの避難指示はあったものの、実際に崖崩れを
起こしたところは私の自宅近辺ではなかったようです。
今回の避難指示は「土砂災害」に関してで「河川氾濫」という
ことではなかったので考え物でした。後者に関んする避難指示
でしたらやはり高台へ避難なんですが・・・