さて旅の様子は本題に入っていくことにしようと思う。旅の始まりは出国の前日、成田空港近くのホテルへの前泊からとなる。当初は普段通り出発当日の朝に自宅を出て空港周辺の民間駐車場に車を止めるつもりであった。
しかし何気なく、Marroad International Hotel Narita(以下、マロウド)のサイトを見ていて気が変わることとなった。チェックインが20時以降と条件付ながら、ダブルルーム1部屋5,250円という宿泊プランを見つけたのである。
小生が成田空港から出発する際に、いつも利用する民間駐車場の10日間の駐車料金は、8,190円である。マロウドの宿泊料はそれより安い上に、14日の間無料で駐車場が利用できるのである。翌日少しでも遅く寝ていられることを考えればこちらに泊まるという選択は悪くない。昨年の上海行きの際にも前泊に利用したことがあるホテルで勝手がわかっているのでこちらに前泊することにした。
そして宿泊当日、仕事を定時で切り上げ自宅に戻り、荷物をピックアップし車で成田に向かう。駐車場に車を止め、チェックインのためフロントに向かうと見覚えのある顔がそこにあった。本ブログでは努めてネガティブ情報を発信しないようにしているのだが、今回は2度目なので、あえてそういう情報を発信することにしたいと思う。このホテルに泊まるとしたら、このホテルのフロントの身長が低い男性係員には注意が必要である。
昨年の宿泊の際にこの従業員に著しい不手際があり不愉快な思いをしたのであるが、今回もやってくれたのである。フロントで受けった部屋を持って部屋に入るとすぐに部屋の電話がなる。相手は件のフロント氏で部屋の鍵を間違えて渡したという。そして代わりの部屋の鍵を持っていくので部屋の前で待っていてくれと言うのだ。
またかという思いとともに小生の荷物を持ち遅れて部屋にやってきたベルボーイとしばし待つこととなる。しばらくするとやってきたフロント氏は遠くからベルボーイを呼びつけると鍵を渡すとともに、小生が車を止めた駐車場が1週間後に工事のため閉鎖となるので、車を移動するよう伝えろと指示しているのが聞こえた。
実はチェックインの際に、フロント氏とこんなやり取りをがあったのだ。
私:XXの駐車場に車を止めたけれど大丈夫?
男:大丈夫です。
私:隣でチェックインしていた人は移動するように言われているけれど本当にいいの?
男:問題ありません
私:ナンバー教えておこうか?鍵を預ける?
男:必要ございません。
事前にこんなやり取りがあっただけに、フロント氏の発言は聞き捨てならなかった。しかもフロント氏はベルボーイに指示をしたあとも、その場にとどまりベルボーイのみが小生の元に戻ってきた。あれだけ何度も確認したのは前述したとおりで、隣でチェックインした客が別な担当者に車の移動を依頼されていたからこそ何度もしつこく確認したのだ。それにも関らず客の質問に対してきちんとした確認も行わず、いい加減に答えると言うのは1年前の宿泊でも小生が不愉快な思いをしたのと同じ構図である。
しかも今回もっとも憤慨したのは、あと10数メートルも歩けば自分のミスで迷惑した客の前に立てるにも関わらず、自らのミスについて直接話をしようとせずベルボーイに任せたことだ。自分のミスで人に迷惑をかけたのであれば、直接謝罪するというのは人として当たり前の行為である。そんなこともできないというのは、ホテルマン以前に社会人としての見識を疑わざるを得ない。
車を止める位置はチェックインの際に何度も認したんだけれどなぁ
小生のもとに戻ってきたベルボーイに、ワザと大きな声でそういうと、遠くからこちらを見ていたフロント氏は慌てて逃げるようにその場から立ち去ったのである。いくら安くても、このホテルの利用は今後は考えなければならない、そう思わせる出来事であった。
玄関を入って左にフロントがあります
部屋は昨年泊まった部屋より狭いようです。まぁ格安ですからね。
デスクも小さ目ですね。
部屋が狭いからかこちらの椅子は一つ。
水回り日本では標準的なユニットバス
ホテル内にはポプラグループの生活彩家というコンビニがあります。
昨年は殆ど空っぽでしたが今回は品揃えはまずまずです。
さて部屋に戻りましょう。部屋はエアポートビューの部屋です。
翌朝はこんな風にRWY16Rが見えます
さてこちらのバスに乗って空港へ移動です。
う~ん。私だったらそのフロント君の所まで
飛んでいって文句を言っちゃうかもしれませんね。
そいつはもしかして、大宮から回された職員かも
しれませんよ。
私が大宮マロウドホテルに泊まったときに確か
そんな男がいた様な・・・
でも、駐車場に車を置きっぱなしにしたら・・
どうなっていたのでしょう。
安いから泊まろうかな?と思ったのですが
やっぱり私は定宿にしましょう。
いやあ
見事なほどの方ですね
こういう場合私も接客業に携わっていますので
大体の彼の頭のなかの意向方法がわかります
私でしたらいはちさん以上のことをしますよ
まずベルに彼とフロントマンの名前を聞いて
電話でマネージャーを呼び出します
気をつけなければならないことは
往々にしてそういう人がマネージャーだったりする場合が多いんです
ですので
マネージャーに来るように言う前に
必ずその時点のマネージャーの名前を聞いてから切り出します
そしてて攻める点は
「こうこうこういうふうに不手際があった
不手際やミスは起こるして起こるもので
決してあってはならないが
あった場合ちゃんと対処すれば逆にプラスのイメージに繋がる
なぜ彼はベルにややこしいことを依頼して
謝らないのかその理由を本人に聞いてほしい」
この1点に絞ります
この1点に絞ればどういう言い訳をされても
相手はぐうの音も出ないはずです
ミスや不手際の言い訳は
「知らなかった
今後きちんと情報を把握します」
それで結局はおしまいになるケースが多いです
人的な粗相は同じ人間である限り
どうしようもなく言い訳できないものです
結局
「忙しくて手を抜いた」とか
もう本当に幼稚園の生徒みたいなことしか言えなくて
またその言い訳にこちらが反論できる要素しか出て来ませんから(笑)
いはちさん
前回の宿泊の時にシコタマ文句を言いましたのでチェックインの
時に彼の顔を見たときは、嫌な予感がしたのですがやはり
やってくれました。
帰国した際に最初に車を止めていた駐車場を見ると、入口に
チェーンがしてあって車の出入りができないようになっていました。
もし車が止めたままだったら車を出せなくなっていたかもしれません
周辺には他にもたくさんホテルがありますし、ネタにしたい
大声で話す中国人団体客を叱責したい等の意図がなければ、
お勧めしません
あさとさん
クレームをする時は私も徹底的に攻め込みますが、この時は
あえてするのをやめました。今回が初めてならまだしも二度目
ですから、この男はどの客にもそのような対応をしているとの
判断です。そんな男に何を言っても蛙の面にションベンでしょうし
変わることもないでしょう。
せっかくの旅の始まりをそんな男のせいで、これ以上気分を害した
くないという気持ちを優先させた形です。
もしクレームをしたとしても、おっしゃるように「今後きちんと
情報を把握します」とか「今後は改善します」、と言った事を言わ
れる位しかないでしょうし、私自身はその時点でもう二度とここには
泊まらないと決めましたので、万が一にも改善されても私には恩恵が
ないわけです。
そうであれば、この場ではそのままにしておいて、自分自身はこの
ホテルは二度と利用しない。加えて普段はネガティブな事を書かない
本ブログで、こうした形で良くない情報が流布されればホテル側の
イメージにはマイナスだろうし、そうしようと決めたのです。
実際に帰国後にTrip Advisor等の口コミ情報を見ても私と同様に
部屋を間違えて鍵を渡された、宿泊プランを間違えられた等と言う
書き込みが散見されますので、こういう対応が日常茶飯事なのでしょう
周囲と話している様子からすると、推察されているようにこの男は
マネージャクラスの人間のようでした。人間は誰でもミスします。
しかしご指摘のように大切なのはミスした後の対応と、再発防止策を
講じる事です。そのいずれもマネージャクラスの人間が怠っている
と言う事はやはりそういうホテルなのだと言う私の評価です。
シンガポールで他人にアサイン済みの部屋の鍵を渡された餌釣師です(笑)
アジア諸国ではよく有りそうな話ですが、日本で珍しいですね。
ここまで話題にされると逆にどんな男か見に行きたくなっちゃうのですが、わざわざお金使うのは勿体無いですね。
餌釣師さん
他人にアサイン済の部屋の鍵を渡されるとは、アジアとは言え
珍しい経験でしたね。部屋を開けた時の状況が気になります。
こうした経験もアジアで起きたならば、私もまぁ仕方がないと
思ってしまうのでしょうが、日本でとなると話が違ってきます。
ご興味はわかりますが、無駄使いはおすすめいたしません