西湖龍井茶と同じ店で購入したのが、安吉白茶である。名前に白茶と付いているが、緑茶である。安吉白茶は、浙江省湖州で生産されるお茶で、海抜800mの天荒坪鎮大渓村で発見された野生の白葉茶樹を親木とし、挿し木によって増やした茶樹から作られる茶だと言われている。
この茶樹は気候により茶葉の色が変化し、気温15度以上になると茶葉が黄色->クリーム色->白と変化していく。これは気温の変化によって茶葉の発達障害を起こしてしまうという、突然変異によって生まれた茶樹である。しかしそのアミノ酸含有量は通常の茶葉の2倍から3倍となっており、うまみの深い茶なのである。前述の通り暑さに弱い品種なので、生産できる期間も清明節(4月5日前後)から4月中旬までと短くそれだけに貴重な茶なのである。
こちらの店でも龍井茶は店頭に並べているものの、安吉白茶については店の2階の冷蔵庫にしまってあるという厳重な管理ぶりであった。購入した際にも家に帰ったら必ず冷蔵庫で保存するようにと念を押されるありさまであった。こちらは高い茶葉と言う事もあり、控え目に250gのみの購入となった。
安吉白茶は前回紹介の龍井茶と比べると鮮やかな緑色です。
味も濃いです。
茶市場にはこんなオブジェもありました
へぇそんなお茶もあるんですね。
どんな味か気になります。
250gというと完全に自分用ですね(笑)
ちなみにこちらの茶葉は100gでいくらぐらいなんですか?
これだけ鮮やかですと
出具合が気になります
ちゃんと出てくれるのか・・・・
お味はどうだったんでしょうか
綺麗な色をしている茶葉ですね。
値段が気になりますが・きっとお高いのでしょう。
冷蔵庫で保管するくらいですからね。
きっと味も目が覚めるくらい美味しいかと。
餌釣師さん
はい、こちらは完全に自分用になります。
御存知の通り、中国では基本的に250g単位での取引になりますので
購入時のメモで250gあたりの金額をみると以下の通りです。
・西湖龍井茶 50RMB/100g
・安吉白茶 80RMB/100g
最初は安吉白茶は100RMBと言われたのですが、小姐コマンドを使って
価格交渉をした結果、上記のような価格になりました。
あさとさん
西湖龍井茶に比べると安吉白茶はかなり濃いめの味になります。
アミノ酸含有量が多い事もあって旨味もかなり深いお茶です。
この鮮やかな緑色はこうして耐熱グラスの器に入れて飲むと
目でも楽しむ事が出来ます。
いはちさん
はい、色鮮やかなお茶です。
本文にも記載した通り、収穫時期が限られた貴重なお茶ですので
自宅の冷蔵庫で大切に保存していますよ。
価格については餌釣師さんへのリコメに記載した通りですが日本で
買う事を考えれば安いものです。
最後のオブジェ。
タコが踊っているようにみえます。
Dr.鉄路迷さん
オブジェは車の大きさとの比較でもわかるように結構な大きさです。
前回来た時はなかったようにも思うのですが。。。