磁浮(復路) -上海酸梅録 Vol.30-

さて上海滞在も最終日となり、この日は観光等をせず移動のみとなる。到着時とは逆のルートで地下鉄で龍陽路駅まで移動し、そこからは磁浮(上海リニア)での移動となる。

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磁浮ではA軌、B軌と2本の軌道を有しており、それぞれ4両編成の1号車と5両編成2号車のリニアが並行して走っている。確率的にはどちらを利用するかは半々のはずであるが、どういう訳か小生がリニアに乗る際には、なぜか殆どが1号車を利用する事になる。往路の利用の際もやはり1号車であった。

龍陽路駅でエスカレータをあがり、ホームに出るといつもより長い磁浮が停車していた。久しぶりに2号車に乗車かなと思いながら写真を撮っていると、発車のベルが鳴り出した。磁浮は全てのドアを開けて乗客を乗降させないため、長い5両編成の2号車の先頭からドアが開いている車両までは少し距離がある。

スーツケースのなかには茶器が入っている。それも持ってホームを走ると割れてしまうのが心配であったので、一本見送り次の磁浮を待つ事にした。結局はいつもの1号車で、空港へ向かう事になった。

上海リニア・磁浮

利用した事はありませんがこちらの自販機でもチケットの購入ができます。

上海リニア・磁浮

当日の搭乗券を見せて10RMBの割引を受ける場合はこちらの窓口を利用します。

上海リニア・磁浮

今まで気がつきませんでしたが、プリペイドカードを利用しても10RMBの割引になるようです。次回からはそうしましょう。(って、上海に行ってる場合でないような・・・)

上海リニア・磁浮

乗りこむのはこちらの車両です。


今回も車窓の様子を動画撮影しました。


9 responses on 磁浮(復路) -上海酸梅録 Vol.30-

  1. いはち より:

    何時も思うのですが、はんぺんみたいな形の乗り物ですね。
    動画の中程にぶれが見えるのは磁気の影響でしょうか?

  2. 餌釣師 より:

    やっぱ交通カードでも割引になるんですね。
    ここまでちゃんと宣伝してくれているなら大丈夫でしょう。
    今度は交通カードで乗ってみます。
    (飛行機のチケットの半券っていつも何処にしまったか忘れて探すのに苦労するんですよ)
    >(って、上海に行ってる場合でないような・・・)
    ⇒行く用事がもう無い!って事ですかね(笑)

  3. ま~く より:

    いはちさん
    恐らく御指摘の箇所は対向列車のリニアとすれ違った時の
    ところかと思います。高速で走る列車同士がすれ違いますので
    その時は窓際ではかなりの揺れを感じます

  4. ま~く より:

    餌釣師さん
    交通カードでの割引の広告を見たのはリニアの改札の中でした
    ので、この時は試す事ができませんでした。私も飛行機の半券や
    e-チケットの控えを提示していましたが、やはり不便ですね。
    プライヴェートで上海に行く事はしばらくないかもしれません。
    毎回、上海には忘れ物をしていましたが、今回はきちんと
    忘れ物をしないで戻ってきましたからね

  5. Dr.鉄路迷 より:

    私は1回の往復で両方の編成に乗れました。
    このトランスラピッドの欠点はポイントを設けることができなかったことですね。
    これでは運転本数を増やすことができません。
    4両編成の方を見ると、磁浮の車両火災を起こしてしまったことを思い出してしまいました。
    本当に安全なのか心配になってしまいます。
    5両編成で1両火災で失って、それを増備することなく4両で走らせているところが中国らしいと思います。

  6. 鉄路迷 より:

    書き方悪かったです。
    トランスラピッドにはポイントは存在します。
    駅構内でしかポイントが作れず、高速での通過できるポイントが作れないのが欠点です。

  7. ま~く より:

    Dr.鉄路迷さん
    400km/hを超える高速でポイントを通過するのは、やはり設計も
    難しい問題があるのでしょうね。また設計面をクリアしても
    厳しい運行管理が求められるでしょうから、あちらのお国柄を
    考えるとなおさら難しいのではないでしょうか?
    車両火災の原因はイマイチしっかりと究明されていないようですが
    その辺も中国ならではですね

  8. あさと より:

    やはり430kmの時の揺れは大きいですね
    私は300kmの時はそう感じなかったんですが
    430kmの時はひきつるような走り・・・と感じました
    もちろん感じ方は個人差があります
    日本のリニアができる時は乗り心地と言うことも大きく配慮してほしいですね
    できるころまで生きてるかどうか…

  9. ま~く より:

    あさとさん
    世界初の商業運転をした、という点が一番の目玉ですので
    様々な面で課題が多い乗物だと思っています。
    日本方式のリニアは、中国が採用したドイツ式と仕組みが
    異なりますので、やはり乗り心地は違うのだと思います。
    以前は山梨の実験施設で見学ができたのですが最近は見学が
    できなくなってしまったようです


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