Windows 8 インストール顛末

<はじめに>
Windows 8 の購入から実際に使用可能な環境を構築するまで約3週間を要する事になった。作業可能なのが週末に限られる事もあるが、想定以上の時間を要することとなった。今回は以下にその顛末を記載しておこうと思う

<マシン環境>
【マザーボード】
ASUSTEK P8H67-V

【グラフィック】
H67チップセット内臓(Sanday Bridge)

【ディスプレイ】
MITSUBISHI RDT233WLM-S (HDMI接続)
MITSUBISHI RDT176M (DVI-I接続)

<インストール顛末>

日付 内容
2012/10/26 Windows 8 (Upgrade Package)のメディアがAmazonから届く
2012/10/27 Windows 7 64bit -> Windows 8 のアップデートを試みるがインストールの最終段階になり、「インストールに失敗しました」とのメッセージが表示されWindows 7 が自動的にリストアされてしまう。
2012/10/28 いったんWindows 7 32bitをクリーンインストールし、Windows 7 32bit -> Windows 8 64bit を試みるが同様に失敗
2012/11/03 Windows 7 32bit -> Windows 8 32bit に失敗
再度Windows 7 64bit -> Windows 8 64bit チャレンジするが失敗
2012/11/04 Windows XP 32bit -> Windows 8 64bit に失敗
Windows XP 32bit -> Windows 8 32bit に失敗
2012/11/11 Windows 8 へのアップグレードを諦め、Windows 7 64bitへ戻す事を決意する。しかしWindows 7 64bit をインストール後、ASUSTEK社のサイトから最新版のVGAドライバをダウンロード&インストールするとモニタに何も表示がされなくなる。
再びWindows 7 のインストールから、試すがやはりVGAドライバのインストール後にモニタに何も表示されなくなる。
2012/11/17 Windows 7 64bit をインストール後、Windows UpdateにてVGAドライバを更新する。今度はモニタ表示はされるものの、22型のメインモニタの解像度の変更ができなくなる。
ウェブサイトで調べたところ、H67チップセットの内臓グラフィックを使用したユーザでデュアルディスプレイ環境の構築に失敗する事例を多数確認する。そこでHDMI接続の RDT233WLM-S(HDMI接続)を外し解像度の変更を試みたところ問題なく行える事を確認
2012/11/18 サブモニタRDT176M(DVI-I接続)のみを接続した状態で、Windows 7 64bit -> Windows 8 64bit のアップグレードを試みるとインストールに成功する。
Windows 8 インストール後に、メインモニタRDT233WLM-SをHDMIで接続すると、モニタに何も写らない現象が再発。
モニタの接続方法を以下のように変更し問題なく起動する事を確認
  ・MITSUBISHI RDT233WLM-S (DVI-I接続)
  ・MITSUBISHI RDT176M (D-sub接続)
(予定) ASUSTEK社製 GT630搭載 ビデオカード GT630-2GD3を購入しモニタ環境を以下の通りに変更する。
  ・MITSUBISHI RDT233WLM-S (MDMI接続)
  ・MITSUBISHI RDT176M (DVI-I接続)

<結論>
Windows 8 のインストール失敗はH67チップセットに搭載された、グラフィック機能がHDMI接続をした場合に正しく動作していなかった事が原因のようである。以前のWindows では適切なドライバが見つからない場合は、Windows デフォルトのドライバで動作させていたが、Windows 8の場合は適切なドライバがないとインストール自体をキャンセルするようである。
その際に問題点についてのメッセージが示されないので、原因の特定が難しく時間のかかる要因となってしまった。この点については、Microsoftの仕様に改善を求めたい点である。