華山緑地を後にして、当初の散歩の目的地である市場に向かうことにした。前日にタクシーでオフィスに向かう途中で、徒歩圏内にある市場を見つけ行ってみることにしたのである。
諸外国を訪れた際に、必ず地元の市場に足を運ぶ小生であるが、実は中国ではその経験がなかった。そんな意味でも楽しみな思いで訪れることとなった。
市場に到着するとその門はかなり立派な作りになっていた。タクシーの中からも周囲の建物の位置関係から、それほど広い市場でないことは想像できたが、それでも想像以上に狭い市場であった。市場の通路は1メートルほど、奥行きも10メートルもないのではないかと思われた。
それでも野菜や果物、肉に魚と言った食材がびっしりと並べられている。市場は狭いながらもその活気はなかなかのものである。残念ながら小生が買うようなものは売っていなかったが、その雰囲気は充分に堪能する事が出来た。
泰安市場は小さな市場です、
でも中では食べ物がぎっしりと売られています。
こちらはお肉屋さんです。
そしてこちらは魚屋さん。
時節柄上海ガニが売られていました。でもタグなしです(笑)
タグなしの上海ガニ、ちょっと不安・・・(笑)。
買わなくても、市場を見学するのって楽しいですよね!
売られている鮮魚は「太刀魚」に見えますね?
なるほど・・・タグ付きじゃない上海蟹は、「上海蟹風」になってしまう訳ですね^^;
かつては自由市場は各地にありましたが都市部では農民人口が減ってなかなか見つけなくなりましたね。
私は学生時代の訪中では自由市場の雰囲気が好きでよくいきましたが、最近は規模が小さくなったり廃止になったり。
都市部に近い農村の近郊都市化で大都市の自由市場まで品物を持ってくる農民がいなくなってきたのですね。
農民に自由市場での商売を認めて都市部と農村の賃金格差を小さくすることができたのに、都市部の自由市場の小規模化はますます格差を大きくさせると思います。
私はちょっと怖くてこういった場所には近づいた事が
ありません。
上海蟹にタグが付いていない・?
関漁港にあがる鯖以外の鯖と同じ感覚でしょうか。
くぅねるさん
こういう市場に行くのはやはり楽しいです。
せっかくだから何か買おうと思ったのですが、日本に持って帰れる
ようなものは売っていませんでした。
まさか生肉を持って帰るわけにもいきませんし
ネズちゃん
売られていた魚は確かに太刀魚です。
タグのない蟹は、単なるモクズ蟹と言う事ですね
Dr.鉄路迷さん
私の場合は逆に学生時代に中国に行った時は、こう言った市場に
行ったことは有りませんでした。
こういう市場に自分で持ってこなくても物流が発達したという側面も
あるのだとは思いますが、減少しているのは残念ですね。
いはちさん
こういう場所が怖いとは意外でした。
私は地元の人たちの息吹は伝わるこういった場所が好きで
見かけると訪れてしまいます。
タグなしの件、似たようなものかもしれませんね。
ただいまッス。
上海蟹のタグ、食べ終わった正規の上海蟹のタグは捨てずに保管しておくそうですよ(笑)
ある程度数量がまとまると買ってくれる業者があるようです。
なもんで、最近は最近は甲羅に直接ブランド印を刻印したりしている会社もあるようです。
(こちらの方がさらに真似しやすいような気もしますが・・・)
市場めぐりの楽しみ、ちょっと判ってきたような気がします。
餌釣師さん
リコメが遅くなりました m(_ _)m
タグを複製したり、中古のものを使ったりなんてのはあちらでは普通にありそうですね。
ぜひ上海の市場ものぞいてみてください。