千葉県旧和田町(現、南房総市)もかつてはそんな捕鯨で賑わった町である。近年の捕鯨をめぐる環境の厳しさもあって、和田町の捕鯨も時期を限定してのものとなっている。しかし現在でも宮城県石巻市鮎川、和歌山県太地町、北海道網走市とともに、日本に4箇所しかない貴重な沿岸捕鯨基地となっている。
先日の館山旅行の際には、旧和田町まで足をのばして、鯨料理を食べに行ってきた。事前のリサーチで行先を定めていたのが、今回紹介する、ぴーまんという店である。和田浦駅にほど近いところにある、この店は店構えは喫茶店のようにも見えるが、赤い派手な看板が目印の店である。
メニューを見ると、鯨の刺身の盛り合せ、定食類、果ては鯨カツカレー等とかなりメニューは豊富である。今回はそんなメニューの中から、『黒滝』という定食メニューを注文することにした。
鯨肉を食べるのは初めてではないが、肉とも魚ともいえぬその味はやはり美味しいものであった。またお店の味付けも鯨肉の本来の味を邪魔することなく上品に味付けがされているもの好印象であった。鯨以外にも地元の食材がふんだんに使われており、和田町を堪能することのできるメニューであった。
店構えはこんな感じ。冒頭の看板がなければ通りすぎるところでした。
「黒滝」のセット内容は以下のようなものとなっています。
・ミンク鯨の赤身と皮の刺身
・ミンク鯨のフライ、ツチ鯨の唐揚げ
・鯨の佃煮
・小鉢(卯の花、こんにゃくと筍の煮物)
・味噌汁、香の物
奥がミンク鯨のフライ、手前の黒いのがツチ鯨の唐揚げです。
個人的な好みとしては唐揚げの方が好きです。
こちらが刺身。皮と赤身を重ねて一緒にいただきます、
鯨食も世界的に見ると肩身が狭くなってしまいましたね。
欧米人も昔は捕鯨していたのに、何を今更手の平返しているんだと思います。
中国人や韓国人は食べるんでしょうかねぇ・・・
ところで、フライが美味そうです。
鯨で育った私にとっては鯨様様ですね。
皮と一緒にニンニクを付けて食べるのは最高ですね。
是非欧米の人にも食べさせてあげたいです。
餌釣師さん
主に鯨油をとることを目的として捕鯨をしていた欧米人から
古来より捕獲した鯨を余すことなく有効活用している日本人が
文句を言われる筋合いはないと私は考えています。
「鯨がかわいそう」などと言いながら、お前らはランプを灯す
油のためだけに鯨をとっていたではないかと言いたくなります。
ちなみに身近にいる中国人に鯨を食べたことがあるかと聞いたら
ないと言っていました。まぁ物が大きいだけに内陸に運ぶのは
昔は不可能だったでしょうしね。
いはちさん
さすがに私の場合は、学校給食に鯨が出るということはありません
でした。でも、父親が酒のツマミに鯨ベーコンを食べていたのを
つまみ食いしていたので、私にとっては昔から割と身近な食材なのです
薬味にニンニクと生姜が付きますが、私もニンニクの方が好きです
鯨三昧の定食、美味しそうですね~。
鯨の刺身が大好物でして・・・(笑)。
くぅねるさん
クジラの刺身、私も好物です。
でも最近はすっかり高級食材になってしまいましたから
食べる機会はぐっと減ってしまいました
イルカを食べる文化がある伊豆育ちの私ですが、クジラは食べた事がありません。
味はイルカに似ているけれど、刺身で食べられると言う事はクジラの方がクセがなさそうですね。
シーシェ○ードみたいな過激な攻撃を見て見ぬ振りしている海外の対応は信じられないですね。
ネズちゃん
私の場合は逆にイルカは食べたことがないですが、
味はやはり鯨とは違うんですかね。
伊豆でイルカを食べさせる店があれば行ってみたいですね。
宗教の話も絡みますので
この話はずっと平行線でしょうね
関西のほうは関東よりはクジラ遭遇率は高いですが
それでも特別料理です
あさとさん
捕鯨の問題は難しいですね。
関西の方がクジラ料理は一般的なんですか。