バイクに乗るようになって、車にはあるのにバイクにはなく不便だなと感じていた装備がある。それが時計である。普段から腕時計をする習慣がない小生は、携帯電話を時計代わりに代用している。バイクを乗っている時に、その都度携帯電話を取り出し時間を確認するのは面倒な作業である。
そんな不便をできるだけ安価に解消するために、今回はバイクに取付ける時計を自作する事にした。用意したのは100円均一店で購入した、腕時計と自転車のベルであった。まず腕時計のベルトの部分と、自転車のベルの音の鳴る部分をそれぞれ取り外す。そして外枠のみとなった自転車のベルにベルトのなくなった時計を入れるという簡単なものである。
しかしこの状態では問題がある。ベルの外枠と時計の間には大きく空洞が開いているので、このままでは不安定である。また100円の時計は防水仕様でないので雨が降ったらダメになってしまう。そのため何らかの素材を使って空洞を埋める必要があった。
そんな時に新宿の世界堂と言う画材店で見つけたのが「自由樹脂」と言う名前の素材である。自由樹脂とは生体プラスチック素材なのであるが、60度以上の湯につける事で柔らかくなりどのような形にも整形可能となる素材である。冷えれば通常のプラスチック同様に硬い状態となるという事である。非防水の時計でも周囲をプラスチックで固めれば、中に水が浸入することもないであろう。
初めて使用する素材なので若干の不安があったが、自由樹脂は思いのほか使い勝手がよく簡単に空洞を埋めることができた。不慣れな素材の分、少々不格好な面はあるが材料費を考えれば、まずまずであろうと思っている。
メインのパーツはダイソーで買った100円の腕時計
バイクへの取り付けには、こちらを使います。
まず自転車ベルのベルの部分を外し枠だけにします。メーカも買った人がすぐこんな姿にするとは思わなかったでしょう
腕時計もベルトの部分を切り取り基本的な準備が済みました。
隙間を埋めるために使ったのがこちら。新宿の画材店、世界堂で購入。368円の定価の値札がついていますが2割引きで購入
顆粒状の粒ですがお湯に入れるとすぐに粒々同士がくっつきます。柔らかくなったところで火傷をしないようにハシでサルベージ
指で練るとこんな感じに。ふにゃふにゃです。
素早く隙間に埋め込みます。意外と早く固まります。
でバイクにつけた感じは、こんな感じ。これで時間のわからないツーリングとサヨナラです。
反対から見てもあまり違和感はありません。取付後、何度か雨の日もありましたが防水性も問題なしです。
電池交換はどうするんだろう? と悩みましたが、100円の時計なら買い替えですね(笑)
電池交換するほうが高くつきそうです。
確かに単車に時計が無いのは以前から不便だと思ってました。
ビッグスクーターになるとメータ横にデジタル表示で時刻が出るんですけどね。
おお まるでカットビ仕様の車に着いているブースト計みたいですね。
いや~百円ショップに時計や自転車のベルまで売ってるなんて
知らなかったです。恐るべし百円ショップ。
綺麗に作れましたね。
おおおおお!!!!
すげ~~~!!!!
よくできました!
これを商品化しましょう!
餌さんと同じことを考えました
そういえばそうですよね
私も普段は時計を持ち歩きませんが
海外に行く時は免税店のタバコのおまけに貰った時計を持ってゆきます
台湾用とバンコク用2つあります
餌釣師さん
おっしゃる通り電池がなくなったら買い替えです。
自由樹脂のほうは、お湯の中に入れれば何度でも工作可能ですので
確かに大型のバイクには時計がついていますが
原付は近距離しか走らないとの前提なのでしょうかね
いはちさん
百円ショップでは様々なものが売っていますね。
バイクいじりに使う工具もすべて百円ショップで購入しました
Dr.鉄路迷さん
商品化には電池交換不能という致命的な欠点があります。
そこをクリアできれば商品化できるかもしれませんね
あさとさん
はい、電池交換については先述の通りです。
私も海外に行くときは腕時計をしますよ。
日本に帰ってくるとつかわないので中国時間のまま
設定されています(笑)
自転車のベルと時計がピッタリの組み合わせですね。
自由樹脂とは面白い素材を見つけましたね!
おぉ!!これはスゴイ!!
こうゆうのをチャチャっと作れる方、尊敬しちゃいます[E:happy01]
とても100均を活用して作ったとは思えないです。
スクーターに時計。
私も色々と腕時計を巻くなどの試行錯誤していましたが、ここまでは思いつかなかったな~
くぅねるさん
最初は粘土系の素材を使おうかと思って画材店に行ったのですが
なかなか面白い素材を店頭で見つけることができました。
ネズちゃん
実は100キンマニアなんです
これをこう加工したらなんてことを考えて店内にいると楽しいです
韓流的旅人さん
最初は私も腕時計を巻こうかと思ったのですが
そういうスペースがなかったので試行錯誤した結果です