ベトナム戦争がらみのネタが続きます。3日目の午前中に訪れたのは、ホーチミン市内にある、戦争証跡博物館である。
こちらには博物館の敷地内の屋外もスペースには、ベトナム戦争で使用された、米軍の飛行機や戦車が展示されている。これはこうい物を使った相手に勝ったのだというアピールをしたいとの政治的な匂いを感じさせる。
屋内展示の多くは写真の展示である。ベトナム戦争中に撮影された写真、枯葉剤の影響で障害を持って生まれた人の写真へと移っていく。なかでも戦争中に撮られた写真には米兵が肉塊となった人間をぶら下げいる写真があるなど、日本では展示されないであろう写真などがあり、強く印象に残った。(写真を紹介しているサイト。心臓の悪い人は見ないでください。)
またもうひとつ印象残ったのは、アテンドしたお客さんと一緒に行った現地人スタッフの女の子である。彼女はホーチミン在住の23歳であるが、これらの展示を見たのも初めての上、ベトナムで悲惨な戦争があったことも正しく理解してなかったのだ。
ベトナム戦争が終了して、すでに30年以上たつ。日本でも戦争の記憶の風化が指摘されることがあるが、ベトナムではそれ以上のスピードで進んでいるように感じた。
米軍機が展示されています。軍用機は私はわかりません(笑)
こちらも米軍機です。
米軍の戦車です。こんなのをアメリカから持ってきたのですね。
こちらが拷問に使った道具などが展示されているエリアです。
生まれて初めて目にしたギロチンです。
館内にはテト(旧正月)の飾りが
ぶら下がっている札をアップにすると、こんな感じ 。
忘れてはいけない事だとは思いますが、ベトナム人に中には悪夢を忘れたい人もいるんでしょうね・・・
ベトナム人はとても素直で勤勉だと聞きますよ。
米国に勝ったのも納得できます。
やっぱでも米国って正義感とか公明正大とかに拘るけど、奴らのやってる事って結構反則なような気がします。
原爆にしろ枯葉剤にしろ・・・
どうもルールを自分の有利なような解釈する美国人は好きになれないなぁ。
社会主義国にはこういうのはありますね。
これってアメリカから持ってきたのではなくて、ベトナム戦争時に捕らえたり打ち落とした戦車や飛行機ではないのですか?
中国や、北朝鮮、ロシアのこういうところはそうでしたよ。で、その後に自国の素晴らしい戦車や飛行機を展示して、見学者に「わが国の軍事力は世界一なのだ」と思わせるのだと思いますが。
特に他の国のはやっつけた戦車や飛行機ですからボロボロですが、ベトナム戦争ではアメリカは何もかもを置いて逃げ出したので、綺麗な状態で戦車を取り上げることが出来たと思います。
私もアメリカは嫌いです。自分の土地を使わずに他人の庭でケンカをしてメチャクチャにしていくわけですから。やばくなったら逃げちゃうんですからズルいですよ。
恐ろしくてクリックできませんでしたが、想像を絶する画像が公開されているんでしょうね。。
ギロチン機? 見ただけで怖くなりました。。
でもこういう事実を知らないとまた悲惨なことが起きてしまうのでしょう。
餌釣師さん
ベトナム人と仕事をしていると、やはり彼らが素直で勤勉だと思います。
加えて先日のトンネルに見るように粘り強いのも彼らの持ち味です。
(欠点がないわけではないですが)
この博物館を見て感じたのは、ベトナム戦争が終わって40年近くたちますがアメリカのやっていることは、全く変わっていないということです。
イラク戦争の時も話題になりましたが、
原爆 → 枯葉剤 → クラスター爆弾
と、使っているものが変わりましたが、本質は変わっていませんよね。
Dr.鉄路迷 さん
書き方が良くなかったですね。ベトナム戦争当時に米軍が持ってきたとの意味でした。
ご指摘のように、展示品は米軍が置いたまま、逃げ出したものを接収したものですね。先日のトンネルもそうですが、やはり社会主義国家の匂いは感じます。
自らの国土を戦場としたことのない、アメリカにとって戦争とは当事者でありながら、やはり遠い世界の出来事なのかもしれません。何かと「責任」という言葉を口にしたがる彼らですが、無責任だなぁと思ってしまいます。
落武者R さん
日本ではまず展示されない写真でした。
第一展示室に入ってすぐの所に「過ちを繰り返してはいけない」という
趣旨のことが英語で書いてあったのが印象的でした。
私が子供の頃 まだこの戦争をやっていたのです。
少年雑誌にも特集がのっていたりして。
色々な兵器の説明があり、ぞっとする兵器も中には
ありました。
ほんの数年前までは・・
繰り返してはいけませんね。
いはちさん
兵器というものは人殺しの道具ですからね。
平和な世の中になることを祈るばかりです。
こんばんは
北朝鮮などに行くと、たぶん普通に兵器が町に有ると思います
戦争は絶対いけません
兵器は必要ありません
過去の歴史を認識し未来の世代に向けて戦争の悲惨さを訴えるために博物館は必要でもあります
さとさん
普通に兵器が身近にあるというのはやはり異常ですよね。
世界には子供が兵器を手にする国もあります。
戦争の悲惨さを写真で伝える、このような博物館は重要ですね。