連続教習
あまりうまくいかなかった3時間目の教習でしたが、続けて11時から4時間目の教習となりました。プロテクタ類は装着したまま、配車券を発行して二輪待合室に戻ります。
教習内容
教習メンバー
この時間の教習は教習生4名、指導員3名です。2名の教習生は大型二輪の教習との事で1名の指導員が2人担当することになりました。普通二輪は小生とオバちゃん女性の二人でしたが、こちらはワンツーマンとなります。小生を担当するのは前の時間に引き続いて、六平直政さん風の指導員でした。
一本橋(直線狭路台)
この時間ではまず周回コースを回った後に、一本橋の練習です。小型ATの時は少し手こずったので少しばかり、トラウマ感のある課題です。ギアをローに入れ一本橋に乗ります。小型ATの時は一本橋に乗った瞬間にバランスを崩しやすかったのですが、CB400SFではタイヤが太いからか一本橋に乗ったことでバランスを崩すという事はありません。
指導員によればギアをローに入れ半クラッチを使いながら渡るとの事でしたが、ギアをローでクラッチを完全につないだ状態でも行けそうな感じです。ただ何回か繰り返し練習したことで感じた事ですが、一本橋の上でバイクはエンジン回転を上げた方が車体が安定する気がします。そう考えるとエンジン回転を上げながら半クラッチで走行するのが良いのかもしれません。
S字コース
3回ほど一本橋を渡った後で、次に行ったのはS字コースの走行です。ギアは2速のまま、S字コースにアプローチします。アウト側からS字コースに侵入し目線を先に置きながら進みます。速度が速くなった場合は、ギアは変えずにリアブレーキで速度を調節しながら進ます。S字をクリアしたら、再び一本橋を渡ります。
こんなことをそれを3度ほど繰り返すと、指導員は大型二輪の教習の手伝いをしてくるからS字と一本橋を繰り返し練習するようにと言い残し姿を消します。前の時間と違って、この時間は自分でもきちんと乗れていると感じていましたが、指導員も大丈夫と思ってくれたのでしょう。
そこで一人で黙々とS字と一本橋の練習を重ねましたが、S字に関しては全く問題なさそうです。
クランク
少しすると指導員が戻ってきて今度はクランクの練習です。クランクに入る手前でギアをローに入れゆっくりと侵入します。惰性だけで通過していき、クランクの出口付近でリアブレーキを踏み、半クラッチにします。そのまま半クラッチで、一本橋の手前で停止します。後方確認をしたのちに、再スタートし一本橋を通過します。
一通り説明をすると、指導員は再び一人で練習するよう言い残し指導員は大型二輪のヘルプに向かいました。小型ATの時は何とも思いませんでしたが、CB400SFでクランクに入ると思ったより狭く感じます。それでもパイロンに接触するような事はありませんでした。こちらもできるだけ目線を先に置くのが良いようです。
5回ほどクランク+一本橋の練習を行ったところで指導員が戻ってきて、教習は終了となりました。この日だけで10回以上一本橋を渡りましたが、落ちたのは1回だけでした。指導員からも、前の時間は良くなかったけれど今の時間の調子で乗ってくれれば大丈夫とのコメント頂き終了となりました。前の時間と違いこの時間は、リアブレーキをきちんと使えたことが安定した走行になった要因だと思います。
今回の教習項目
この時間も予定通りの教習項目を終了しました。次回はいよいよ坂道発進が待っています
No | 教習項目 | No | 教習項目 |
1 | 車の取扱い | 10 | バランスのとり方(直径) |
2 | 自動車の機構と運転装置の取扱い | 11 | バランスのとり方(曲線) |
3 | 運転姿勢 | 12 | 坂道の通過 |
4 | ブレーキ操作のしかた | 13 | 坂道における停止及び発進 |
5 | 発進及び停止のしかた | 15 | 交差点通行(直進、右折、左折) |
6 | 変速操作のしかた | 17 | 急制動 |
7 | 円滑な発進・加速 | 18 | 交通の状況及び道路環境に応じた運転 |
8 | 速度の調節 | 20 | 高度なバランス走行など |
9 | ブレーキ操作 | 21 | 教習効果の確認(みきわめ) |
黄色:今回の教習項目、灰色:教習済の項目、白色:未履修の項目
実際に免許を取って路上を走ってしまうと、一本橋やS字やクランクが
何でできなかったんだ?と思えるのです。
おっしゃる通りエンジンを吹かしながらクラッチでスピードを操作したり
目線で曲がる・・そんな感じだったでしょうかね。
わたしよりも運転の上手なR氏がもっと詳しく説明してくださると思います。
慣れた分、現在では雑になって、今教習所で免許をもう一度走れと言われても
ダメかもしれませんが。
いはち さん
一般の公道に出ると一本橋やクランクなんかを走る機会なんて、まずないですよね。まぁバイクを運転する機会を重ねれば運転もうまくなっていきますよね
講習会に通っているような人でない限り、教習所でするような乗り方を公道でしている人は少ないでしょうから、教習所に再び通うとなると少し慣れが必要だと思います。
半クラ・・・
教習所で聞いた覚えがあります
でも何の時に必要だったのかすでに忘却の彼方です(笑)
ただ
アクセルを入れてクラッチを半分
加速するのではなくトロトロと走るのではと想像はつきますが・・・・
あさと さん
クラッチを完全につなぐと、エンジンの動力が100%、駆動系に伝わりますが、半クラッチでは少しだけクラッチを離した状態を維持することによって、エンジンの動力の一部だけを駆動系に伝わるようにします。車もバイクも止まっている駆動系に、いきなりすべてのエンジンの動力を伝えようとするとエンジンが止まってしまいますが少しづつ動力を伝えることによってスムーズな発信ができるようになります。
ただバイクの場合、低速で走る場合にも半クラッチを使って速度調節する場合もあるようです