ワット・プラケオ(วัดพระศรีรัตนศาสดาราม)本堂 -タイ・ソンクラーン録 Vol.46-

腹ごしらえが済んだところでタクシーに乗り向かったのが、ワット・プラケオであった。タイに来てからというもの、ずっとTシャツと短パンで過ごしていた小生であるが、この日は丈の長いズボンを履いて出かける事とした。

ワット・プラケオでは入口で服装チェックがある。そこで短パンやミニスカート、タンクトップ、サンダル履きなど肌の露出の多い服を着ていると入場NGとなる。それでもインドネシア・バリ島の寺院と同様に、入口で肌を覆う服を貸してくれる事は分かっていたが、場所は王家所縁の場所である。チャクリー王朝への敬意を示す意味でもきちんとホテルで準備をして出かけたのである。

ワット・プラケオについては専門の文献に詳しい説明があるので詳述はしないが、チャクリー王朝を開いたラーマ1世が建国の際に王宮行事と行政行事を行う場として建設した寺院で、寺院の本堂部分と王宮部分からなる。参拝者はまずは寺院の本堂から見学していくことになる。境内に入ると大きな本堂を中心にいくつもの仏塔が立ち並んでいる。そしてそれらの仏塔以上に参拝者の目を引くのが、本堂を向いて立つ沢山のヤック像である。どれも色きらびやかで、その存在感はすごいものがある。

境内の中心部分ある本堂内にはエメラルド仏と言う本尊が安置されており、その装束は国王自らが年に三回着替えをされるとの事である。(プミポン国王が現在の体調で継続されているのかは、小生は調べていない) 残念ながら本堂内部は撮影禁止のためエメラルド仏の撮影はできなかったが、そのお姿は想像していたのとは違い小さめのサイズであった。
【拝観料】
外国人:400THB、タイ人:無料

Bangkonk, ワット・プラケオ

道中のタクシーの中から見ると道路に植えられている木が象さんになっています。

Bangkonk, ワット・プラケオ

ワット・プラケオに到着。大きな敷地です。

Bangkonk, ワット・プラケオ
入口には服装に関する注意書きがあります。
※PCの場合は画像クリックで拡大表示します。

Bangkonk, ワット・プラケオ

チケット売り場で入場券を買いましょう。もちろんタイ人は無料です。

Bangkonk, ワット・プラケオ

チケットを買って入口に向かいます。

Bangkonk, ワット・プラケオ

本堂の敷地に入ると大きなヤックが本堂を守っています。

Bangkonk, ワット・プラケオ

金色の仏塔はとても目を惹きます

Bangkonk, ワット・プラケオ

さすがに建物の装飾も手が込んでいます。

Bangkonk, ワット・プラケオ

こちらが本堂の建物ですね。周囲は多くの人です。

Bangkonk, ワット・プラケオ

さて本堂内に入りましょう。なかにはエメラルド仏が安置されていますが撮影禁止です。

Bangkonk, ワット・プラケオ

本堂から出るとタイ人がお祈りの最中でした。

Bangkonk, ワット・プラケオ

と言う事で、私もタンブンして中に加わりました。


11 responses on ワット・プラケオ(วัดพระศรีรัตนศาสดาราม)本堂 -タイ・ソンクラーン録 Vol.46-

  1. Dr.鉄路迷 より:

    いろいろな服装の規制が絵にありますが、
    上半身裸というのまで描かれていますね。
    日本だったら半袖がダメならば、上半身裸なんて当然ダメだと思うのですが、
    アジアだと半袖がダメならばそれを脱いでしまおうと考えるんでしょうね。

  2. あさと より:

    タイに初めて行った時
    どこでタイを感じたかと言いますと
    このワットプラケオで圧倒されるほど感じました
    もう異文化以外何物でもないですよね
    服装規定ですが
    基本的に女性に適用される点が独特ですね
    女性はお坊さんに触っても駄目ですしね

  3. Akiko より:

    こんにちは。エメラルド仏様は、たしかに小さいですよね~ もっと迫力のある感じを期待していたので、実際に見たら「あれ?こんなもん?」って思ってしまいました。でも、寺院内の建物の作りや装飾はどれを見ても豪華できらびやかで、本当に見応えがありますよね。
    お寺好きな私は今まで何度かここを訪れたことがあるのですが、人があまりに多くて落ち着かないので、お祈りは毎回あきらめています(^^;。最近は特に中国人が多いですね。

  4. ま~く より:

    Dr.鉄路迷さん
    上半身裸の注意書きはおそらく白人の行動に由来するの
    ではないでしょうか。アジア地域を旅行する白人の中には
    短パンで上半身裸で街を跋扈する輩もみかけますからね

  5. ま~く より:

    あさとさん
    確かに異文化を感じる空間ですね。
    王室の関係する寺院とはいえこの姿は壮観です。
    タイの仏教は日本よりも戒律が厳格に守られていますので
    おっしゃるように女性が僧侶に触れるのはNGですね。
    タイ人が日本の僧侶をみると、酒は飲むは結婚はしているは
    果ては女遊びをしているというのが理解できないようです

  6. ま~く より:

    Akikoさん
    エメラルド仏は本堂に入った瞬間、何処?という感じですよね
    想像以上に小さいので驚きました。
    ワット・プラケオは王室関係の寺院だけあっておっしゃるように
    装飾も素晴らしいですね。タイの寺院って立派なお寺でもその
    装飾の細かいところをみると雑なところがあったりするのですが
    こちらはそんなことはありませんしね。
    中国人観光客が多いですね。
    まぁ多いだけならまだしも、マナーの悪さには閉口してしまいます

  7. いはち より:

    緑の象さんは何だか癒やされますね。
    確かに半袖半ズボンやサンダル姿で
    お参りをするのは神仏に失礼だったと
    今更反省しています。
    日本はその辺が緩いですね。

  8. ま~く より:

    いはちさん
    どのようなスタイルでお参りするかは宗派によっても
    さまざまデスネ。ただタイの寺院の場合はあさとさんの
    コメントにもあるように僧侶が女性に触れてはいけない
    など厳しい戒律がありますので、僧侶を惑わすような
    いけないとされているところもあるようです。

  9. 旅途愉快 より:

    ここはタイを訪れたら絶対に外せない観光スポットですね。タイには行ったことがありませんが、観光をしない私でも行って見たいと思う場所です。
    ここはタイ人タイ人にとって神聖な場所なので、それにふさわしい服装が必要ですよね。

  10. ま~く より:

    旅途愉快さん
    こちらはバンコクを訪問した際には必ず観光コースに
    組み入れられる場所です。数多くあるタイ仏教の寺院のなかでも
    もっとも格式の高い寺院のひとつですね。

  11. 餌釣師 より:

    王宮の入場料、また上がったんですね。
    去年は確かTHB350だったような気がしますので。
    まぁこれもタンブンですかね(笑)


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