思わぬPCトラブルで上海シリーズが中断したが、再開は来週からにしようと思う。今回はちょっとしたコネタをはさみたいと思う。
上海を訪れるようになって最初の頃は、ビールと言えば青島ビールばかり飲んでいた。しかし最近は青島ビールばかりではなく、他のブランドのビールを口にする機会も多くなってきている。本日はそんな、上海におけるビール事情について書いてみたいと思う。
日本では四大ビールメーカのビールを何処でも飲むことができるが、中国では少々事情が異なる。地域ごとにローカルなブランドが存在し、一定のシェアを地域ごとにとっている。ちなみ中国全土、北京、上海におけるマーケットシェア比較すると次の通りである。
三得利(サントリー)は上海では6割、燕京は北京では8割と、それぞれ圧倒的なシェアを取っている。三得利が上海でトップシェアを取っているのは、中国進出した際にマーケットを上海に絞り彼らに合うような商品開発を行い、販路を開拓したためである。しかし広大な中国市場においては、三得利のシェアはそれほど高いものではない。
とは、言うものの、三得利が上海の人たちに受け入れられているのは間違いない。小生が上海で食事をしている際などは、小生が雪花のような中国ローカルのビールを飲み、隣の席の中国人が三得利を頼んでい等という逆転現象も珍しくないものとなっている。
こちらは一般的な青島ビールです
こちらは青島の純生
ちょっと高いレストランに置いてある青島ビールはこちら。一番濃厚な味が楽しめます。
こちらは哈爾濱(ハルピン)ビールです。
そしてこちらはサントリー。この時は安いレストランでしたので他に選択肢がなく・・・
でも同行した人には後であまり安い店に入るなと怒られましたが(笑)
通常の雪花ビールですね
こちらは雪花の純生。どこの店か覚えていませんが花を飾ってあるところを見ると、怒られない程度の店かな
上海で三得利が高シェアだったとは知りませんでした。
日本で販売されているサントリーのビールとはだいぶ味が
違うのでしょうね。
ビールなのに透明な瓶と言うのも珍しいです。
サントリーのビールボトルはもはやビールではなく
バーボンかウォッカのボトルのようですね
5月に北京のウェスティン朝陽に泊ったとき
部屋の冷蔵庫を開けましたら
キリン一番搾り
バドワイザー
青島(緑)
3種の缶が入ってました
いや~昔は冷蔵庫がちょっとした食堂には無くて、夏でも
生ぬるいビールを飲んだものです。
サントリーが上海で飲めるようになったのですね。
ハルビンビール。私もハルビンでは街頭で売っているのを
1ダース買って来て部屋で飲みましたよ。
わたしゃ殆ど一番上の緑瓶の青島です・・・てかあまりビール飲まないので、大概はお客さんや目上の人と一緒の時だけですが。
ところでビールのキャンギャルに出くわした事はありますか?
わたし、キャンギャルに売り込まれると断れない性質です(笑)
くぅねるさん
本文にも書きましたようにローカライズされれていますので
味わいはやはり日本のサントリーとはずいぶんと違います。
本来、ビールというのは光によって変質しますので
色の濃いビンを使うことが多いのですが、透明なビンというのは
確かに珍しいですね。
あさとさん
日本のビールとボトルが違うのも見ていて楽しいですね。
本文では書きませんでしたが、中国全土でみた場合には
キリンやアサヒのシェアはサントリーより上を行っています。
キリンの一番搾りも結構売れているようです。
いはちさん
今でも冷たいビールを置いていない飲食店はありますよ。
そこまでいかなくてもビールを注文すると必ず「冷たいの?」
と聞かれます。この辺の話はネタにできますのでそのうち
また記事にしようと思います。
ハルピンビールは上海のスーパーでも結構売っていますよ
餌釣師さん
私も最初はなにも考えず、青島と言っていましたので緑のビンの
青島を飲む機会が多かったです。でもよくよく見ると飲食店でも
いろいろなビールがあるのに気がついたので、試すようにしています。
ビールのキャンギャルに出くわした経験はないですねぇ
チープな店を好んで行くせいかもしれません。