昨日のブログでコックピットからの機内アナウンスについて触れたが、本日の帰京の便では全く機内アナウンスがなかった。昨日はアナウンスの素晴らしさに感服したものであるが、本日は徹底的にアナウンスがなかったのだ。
伊丹空港を定刻通りに出発したJL134便は順調な飛行を続け、羽田空港に向けて高度を下げつつあった。事前のCAのアナウンスで揺れが予想されると告げられていたが、そのようなことは全くなかった。寝ている乗客配慮したのか、巡航高度に達したと時のアナウンスは行われなかった。
小生は機内で本を読んでいたが、窓の外に目をやると、飛行機は東京湾上空を飛行していることがわかった。東京湾上空ということは着陸が間近である。小生は「このまま着陸するなぁ」と思い、読んでいた本に目を戻した。しばらくして再び窓の外に目を向けると、そこには意外な光景が広がっていた。眼下に見える光景は海上のものではなく、陸上の夜景だったのだ。
伊丹-羽田便では海上の航路をとることが多く、大島から館山を経由し東京湾を横断して羽田空港へアプローチをする。したがって東京湾を横断後に陸上を飛ぶことは通常であればないはずである。それを東京湾横断後に陸上を飛んでいるということは、空港の混雑などで上空待機をしているのではないかという推測が立つ。
たいていのパイロットは、そのような場合には機内アナウンスで搭乗客に知らせてくれるのであるが、今回は全くそのようなアナウンスはなく、定刻より15分ほど遅れてRWAY22への着陸となった。着陸後に着陸後のCAのアナウンスで「急に使用滑走路が変更となったために遅れが発生しました」と知らされたものの、最後までコックピットは沈黙を守ったままであった。
中にはアナウンスが苦手と感じるパイロットがいると聞いたことがあるが、本日の小生の搭乗機のパイロットもそのうちの一人なのだろうと感じる出来事であった。
【本日の搭乗】
JL134便 伊丹-羽田 B777-200 クラスJ
現在の搭乗回数:68回
現在のFLY ON POINT:74,430 FOP(JGPまで 5,570 FOP)
人見知りが激しい営業マンもいますから(笑)[E:paper]
査察飛行だったのか、急な管制でバタバタしていたのか、本当にアナウンスが苦手なのか(笑)
でも型にハマっていない機長からのアナウンスを楽しみににしているヒト、多いですよね。
私もその1人です(^^)
餌釣師さん
先日、うちの会社に飛び込みで着た営業がそうでした。思わず仕事変えた方がいいんじゃない?って言ってしまいました(笑)
落武者Rさん
査察飛行という可能性もありますかね。あれは結構、緊張するらしいですね。
型にハマっていない機長からのアナウンスは、私も楽しみにしている一人です。
いい方に考えれば、機長も忙しかったのかも?
でもアナウンスは遅れるならしてほしいですね、。
たけさとさん
利用者としてはやはり遅れるときはどうしてか知りたいと思いますよね。まぁ最終的にはCAさんが理由を説明していましたけれど・・・