今年もCEATEC JAPAN が幕張メッセ開催された。国内最大のエレトニクス総合展示会であり、小生も半分仕事、半分趣味と言うかんじで毎年訪れている。今年も本日になり、幕張メッセへ行ってきた。仕事関連のブースはいくつか興味深いブースはあったものの、あまり一般受けする内容ではないので、コンシューマ関連の展示に限って記事に使用と思う。
コンシューマ関連の展示で一番、目を引いたのがSONYの薄型テレビの展示である。液晶テレビにしろプラズマテレビにしろ、「薄型」とは言いながらも、実はかなりの厚みがあるのが現状である。メーカは壁掛けの設置などの部材を用意したりしているが、実際に壁かけにした場合はかなりその厚さが気になるに違いない。
しかしSONYの展示したていた薄型テレビは本当に薄い。チューナ部分を別筺体にしているというカラクリはあるものの、この薄さは驚異的である。またこのほかにも光源をこれまでの液晶のようにバックライトではなくLEDを採用したテレビもあり、こちらも注目を集めていた。
液晶テレビはバックライトで、画面を照らして画像を映すという仕組上、どうしても黒の再現性が悪くなる。しかし光源がLEDであれば、電球を並べたような構造になるのでバックライトで全体を照らす必要がなくなり、黒は完全に黒として再現できるのだ。LEDの寿命は気になるもののやはり、画像の再現性としては従来の液晶を凌駕するものであるのは間違いない。黒の再現性はプラズマが優位であったが、一石を投じる製品になりそうだ。
そのほかに来場者の注目を集めていたのは、CEATEC開催直前にNTT Docomoが発表した液晶画面とキーが、それぞれ分離した「セパレート携帯」である。来場者が実際に操作できるということで、展示には長蛇の列ができていた。しかしこちらは、まだ試作品の段階で実際の発売がいつになるかは未定である。また単にパーツを分けただけで、技術的にはBluetoothを使用するなど既存技術の流用で、革新的なものは一切ないので小生の興味はあまり惹かなかった。
新しい製品の発表の場に利用し、時には斬新な製品も発表されるCEATEKであるが、今年に関しては、新しいテクノロジーの発表というものはなく、Docomoのように既存技術の流用・発展といった展示が多いように感じた。
SONYの新しいテレビ
横になるとこの薄さ。SONYの復権なるか・・・
私には使いこなせないような気が・・・。
単純明快な機種ってないのですか?
このテレビ,すごいですね。
昔は中に人が入っているのかとおもいましたが・・
それは不可能になりましたね(笑)
Dr.鉄路迷さん
今の家電は複雑になっていますからね。
携帯電話のように使わない機能がいくつもあったりしますしね。
日本メーカは単純な機能だけの製品では韓国メーカに価格でかなわないので、高機能で勝負しているのだと思います。
いはち さん
これだけ薄いTVは驚きでした。
そのうち3次元を表現するTVが出てくるかもしれません。
(SFの世界ですね・・・[E:happy01])
すごい薄さですね、ここまできたかーと思ちゃう薄さですね!
我が家はまだ液晶1台、ブラウン管2台です(爆)
たけさと さん
会場でこの薄さには度肝を抜かれました。
ちなみに我が家ではすでに地上デジタル化が完了していますが、プラズマ1台、ブラウン管2台と同じような構成です。
ブラウン管にはチューナーをつけています。