一般的にインドネシア料理というとジャワ島の料理を指すことが多いが、バリにはバリ特有のいわゆるバリ料理というものが存在する。ジャワ島の料理は少し甘めの味付けが多いのに対して、辛いのがバリ料理の特徴である。そんなバリ料理の中でもっとも、代表的な料理がバビグリンという料理である。
バビグリンとは丸ごと一匹の豚をじっくりと丸焼きにしたものである。丸焼にした豚は、肉、皮、腸など様々な部位が偏らないように盛りつけられて提供される。以前はお祭りの時のみの特別な料理であったのだが、最近ではバリのあちこちでバビグリン屋さんを見ることができる。
今回訪れた、ウブドのイブオカはそんなバビグリンの最も有名な店である。いつ行っても店内で食べる人、テイクアウトで持ち帰る人などでごった返している。小生がウブドを訪れる理由の半分は、ここへ行きたいからといっても過言ではない。今回も楽しみにしての訪問となった。
さて2年ぶりとなるイブオカのバビグリンであるが、肉がジューシー なのは相変わらずである。また皮はパリパリで脂っこさを全く感じさせることなく、相変わらずの美味しさである。しかし小生にとって残念であったのは付け合わせの、ラワールという野菜である。このラワールの味付けがバリ料理を思わせる辛さで気に入っていたのだが、辛さがほとんどなくなっているのだ。
おそらく外国人の客が増えたので、外国人にも食べやすいようにしたのであろうが小生にとっては残念なことであった。とは、いうもののやはりここのバビグリンは絶品であった。
厨房?の盛り付け風景。盛り付けの道具はご飯も豚も「手」です。
ラミネート加工されたメニューができていました。以前はメニューなんてなかったのですが・・・
新メニューのバビグリン・ピサ。まぁいわゆる大盛りです。
こちらがバビグリン・スペシャル。ご飯の上に具が載っているのがバビグリンの一般的なスタイルです。
観光客を相手にし始めると味も雰囲気もクセが無くなる事が多いですね。
辛いのが苦手な私にとってはOKかもしれませんが(笑)
この手の店は行けるときに行っておかないとダメですよね〜
確かに、観光客を相手にすると味も店の雰囲気も
大事なところに手を抜くようになっちゃいますね。
地元民に愛される店をやっと探し当てたと思ったら
いつの間にか一見客が増え始めて、もう行きたくない・・・
とならない事をお祈りいたします。
餌釣師さん
観光客相手になってしまうと、ディープなローカルを楽しみたい人には物足りなくなってしまいますね。
今回は妙に店内もきれいになっていてびっくりしました。
いはちさん
確かに以前はお気に入りだったんだけれど、もういいやって店はありますよ。
変に金儲けに走ってしまうと、ダメになってしまうのは国を問わないですね。
そうなのです[E:note][E:note][E:note][E:note][E:note]
行くなら [E:bleah]怪しい店
出来たら観光客が行かない店が最高です
でも アガシに
「行かない?」と誘うと
「アニョ[E:heart03]」と拒絶されます
(笑)
ジャワと言えば
ハウスジャワカレー
あま〜い味(笑)
メニューがあれば外国人も分かりやすいですものね。
言葉が分からなくてもメニューがあればなにか適当に指差せばいいし。
さとさん
どうせなら観光客が行かないお店に行きたいですね。
そんな店を探索するのも楽しいです。
Dr.鉄路迷さん
メニューがあると確かに便利です。
この店ではメニューに英語の表記もありました。