小生にとって喜ばしいニュースが入ってきました。6月17日、20日、23日にチャーター便ながら、成田-デンパサール(バリ)便を運航することになったと発表になったのです。すでにJALパックをはじめとするJAL関連の旅行会社でツアーの募集が始まっています。
もともとJALは成田-デンパサール、関西-デンパサール便をそれぞれ週7便運航していました。しかし2010年の経営破綻による路線縮小で、デンパサール便は運休になっていたのです。バリは小生にとっても思いで深い土地である上に、航空会社のステータスを採る際にデンパサールへの直行便を運航していることがJALを選択した大きな決め手だっただけに、喜ばいニュースと言えます。
実は今年度(2017年度)はJALにとって大きな節目の年となっています。JALは2010年の経営破綻の際に民主党政権下で企業再生支援機構から3500億円の出資を受ける等して再建し、2年後には東京証券取引所に再上場を果たします。しかし公的支援が手厚すぎ公正な競争が歪められているとして、政権交代した自民党政権が「日本航空への企業再生への対応について」(通称:『8.10ペーパー』)をまとめ新規路線開設を制限してきました。そのため羽田空港の新規発着枠の配分でも常にANAが優遇されJALにとっては煮え湯を飲まされる結果が続いていました。
しかし2016年度が終了する今月末で『8.10ペーパー』が失効し効力を失います。それを見越してすでにJALは今年4月から38年ぶりに羽田-ニューヨーク便を運航する事となっています。冒頭のデンパサール便に関しても『8.10ペーパー』失効に伴う動きとも言えそうです。小生のJGC加入の経緯を考えれば、ぜひ定期便運航に戻してほしいと切に願うものです。
私は青組ですが
JALの躍進は喜ばしい限りです
と言いますのは
ANAはJALが縮小以後スカイトラックスで5星をとるまでは
ブログでもよく「良くなった」とか書いていたと思います
とうは引き離し策に燃えていた感じがあるったのですが
5星獲得以降
またまた手を抜き?始めているのです
ライバル社が攻勢をかければ
またANAも対応しなければなりませんから
大変うれしいことです
ただ
日本のレガシー業界での共倒れはしてほしくないですね
あさとさん
確かに競争相手がいなければサービス・レベルはダウンするでしょうから、両社が切磋琢磨して高めあっていってほしいですね。
私の場合は実際にANAに搭乗したのはもう20年以上前ですので、両社を比較することができませんがJALをずっと利用していても変化を感じる事はあります。やはり2010年を契機に大きく変わったのは事実だと思います
私もあさとさんと同じく、ANAさんは手抜きしているように感じてました。
JALの破たんを横目に、競争優位にたったと思って一息ついてましたよね。
で挙句にJALが頑張れれば、公的資金投入している会社との競争なんてフェアじゃないとかいったような事言い出すし・・・
JALが息を吹き返す前に叩くチャンスは沢山あったんだと思うんですがね、その辺の見込みが甘かったですね。
で、本題ですがデンパサール便が復活したのは良いがいつ乗れるか?ですよね。
折角行くならちょっと長めに行きたいでしょうしね・・・でもそんなに頻繁に長期休暇なんてお立場上難しいでしょうし。
たまにとれるかもしれない「ちょっと長いお休み」は里帰り派との攻防で明らかに分が悪いと推測させていただいております(笑)
餌釣師さん
ANAに乗らない私にとって「手抜き」という感覚を実感する事はできませんが、私が旅行会社でアルバイトをしていた学生時代はお客様の評価はANAの方が良かったんですけれどね当時は親方日の丸のJALは高飛車で高慢な会社というイメージだったと思います
いついけるかに関してははご賢察の通りです。
里帰りと絡めてという事も考えられなくはないですがビーチリゾートという視点だけで見るとあちらにも色々と良い場所がありますしね。加えてOW加盟会社ですと、DPS-BKKを飛んでいる会社がないのもネックです
私の個人的な感想ですが、最近赤組が頑張っている様に思えます。
たまに乗るのですが、あさとさんが書かれているように
どう手抜きをするかを考えている会社とは見ているベクトルが違う様な気がします。
デンパサールまで成田から飛ぶのはリタイア後になると思いますが
いずれは乗ってみたい路線ですね。
いはちさん
JAL、ANAが切磋琢磨して高めあって言ってくれることを期待したいですね。
バリ島は良いところですので、機会があったらぜひ行ってみてください。できるだけ長く滞在できる方が良いのでリタイヤ後の行先としては良いかもしれませんね
JALの全体の復活への最初ですな。
いままでJALがショボくれているのをいいことにいい気になっていた青組もこれで焦りだすかもしれませんね。
競争していくのはいいですが、それがお互いのつぶし合いにならないようになってくれればいいです。
Dr.鉄路迷さん
縛られていた手足をほどかれて自由度が増したのは確かですね。今後は両社が高めあってくれることを期待したいですね