買い物から戻った後は、ソンクラーンの儀式を行うことになりました。以前にも本ブログに書いていますが、ソンクラーンは年長者の手に水をかけ相手に敬意を表す行事です。決してバンコクで行われているような、水遊びをするものではありません。
以前に経験したソンクラーンでは儀式は見学者でしたが、今回は小生もこの儀式に加わります。と言っても難しいものではなく、ワイのポーズで挨拶した後に両手で持ったコップ等で年長者の手に水をかけるというものです。その際、「元気で長生きしてください」といったような言葉をかけます。水をかけ終わると年長者がお礼の言葉とともに、体を触れてくれます。これでソンクラーンの儀式は終わりです。
今回のイサーン滞在では法事関連の行事で忙しく、危うくソンクラーンの儀式を忘れるところでしたが、きちんと体験できたのは良かったです。
郷に入っては郷に従う私ですので、私もすんなりとこの風習にしたがって
執り行うことができるはずです。
良い経験をされましたね。
年寄りを敬う・・と言う事が最近、この日本では軽んじられているような気がして
なりません。
いはちさん
年よりを敬うという意識が薄れているのは、日本ほどではないですがタイでも似たようなものがあるようです。都市部ではその傾向が強いようですが、地方ではまた事情も異なったりします。
これでもう完全に親族の一員ですね
年配者を敬う・・・・・
これは何も宗教的民族的なものではないと思っています
体が弱ったり
思考系統が弱ったり
歳をとると思うように生活できなくなるわけです
そんな年配者を放っておくと
行く着く所は「死」になると思いますが
文明社会ではそこに直接つなげないためにも
若い世代が
「意識を持って」
年配者に接しなければならないと思ってます
自然の摂理と言えばそうなのかもしれませんが
生きている人間を死に向かわせるような社会は
原始社会と同じような物
現代社会ではあってはならないと思います
あさとさん
この時で3回目の訪タイとなりましたので、次第に待遇も変わってきた面はあります。特に今回は共同作業を多く経験しましたので、その点でも大きな違いが生まれたと思います。本当は私がイサーン語を話せればまた事情も変わるのでしょうけれど
イサーンの農村部では古い伝統をしっかりと引継ぎ、助け合って暮らしている様子を目の当たりにすることができます。今まで書いた事がありませんでしたが、実は滞在先の家の隣には盲目の老人が一人暮らしをしているのですが、老若男女問わず老人の世話をしていたりします。こういった伝統・精神は彼らには残して行って欲しいものと願っています。