タイで受動喫煙対策に関する新規制が施行

タイでは受動喫煙対策を目的として年々、喫煙に関する規制が強まっていますが、2019年2月3日から喫煙に関する新しい制度が施行されました。新ルールでは公共の場所の内部だけでなく、入口から半径5メートル以内とするというもので、違反者には5,000THB の罰金が科せられます。

新ルールでいう「公共の場所」とは、コンドミニアム、賃貸ビル、パブ、ホテル、宗教施設、カラオケ施設、レストラン、ランドリー、サロン、映画館、駐車場、スパ・マッサージ店、クリニック、病院、学校、プール、フィットネスなどを指すとの事です。現在はレストランの軒先で喫煙するという姿を見かけることもありますが、そういった姿も見られなくなるかもしれません。


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今回の新規制を受け、タイ国営空港運営会社エアポーツ・オブ・タイランド(AOT)は、2月3日から同社が運営する6つの空港について全面禁煙とする措置を開始しました。対象となる空港は以下の通りです。

  • スワンナプーム国際空港
  • ドンムアン国際空港
  • プーケット国際空港
  • ハートヤイ国際空港
  • チェンマイ国際空港
  • チェンライ国際空港

これまでは空港の建物を出たところに喫煙場所があり、そこでの喫煙が可能でしたが、今後はそれもできなくなるようです。非喫煙者の小生にはあまり影響がありませんが、愛煙家にとってはバンコクは窮屈な都市になっていくのかもしれません。

4 responses on タイで受動喫煙対策に関する新規制が施行

  1. いはち より:

    すごいですね。
    私は煙草を吸わないので、この様な事態にはあまり気を使わないので一安心ですが。
    ・・と、言うのも、元々煙草を吸って良いタイミングを知らずにレストランで食事の
    時に吸ってしまって、彼女と別れたから止めたのですが(笑)
    今、気になるのはコンビニの喫煙所の近くに車を停めて降りて行った時に
    喫煙者がいた時の匂いです。

    1. ま~く より:

      いはち さん

      非喫煙者にとっては関係のない話ですが、愛煙家にとっては切実な問題ですね。

      最近は日本でも喫煙できる場所が少ないのでコンビニの前が喫煙所のようになっているところがありますね。コンビニも吸い殻の後始末やら面倒なことも多いのですが、タバコの売上も無視できないのであんな感じになっていますね

  2. あさと より:

    これは……
    ホテルの中と言うのは
    部屋も含めてなんでしょうかね
    そうすると全く台湾と同じになってしまいそうです
    タイに癒しに行ってる私なんかは
    ストレスが癒されないまま帰国になるやも……
    とりあえず
    今月末にまた行くので
    どうなってるか楽しみ……ではなく
    不安です

    台湾と違って
    ある程度は緩い部分が残るのかもしれませんが
    タイの場合は別の心配も出てきますね
    ポリの賄賂……
    見逃すかわりにB500よこせとかね
    今でも観光客の多いエリアのポリはそんな感じですから

    1. ま~く より:

      あさと さん

      当局の文書をそのままですとホテルの部屋内も含まれるように思います。ただプライヴェート空間を規制することは難しいでしょうから、実際には喫煙ルームと禁煙ルームを分け、屋外に設置していた喫煙所は撤去するという感じになるのではと思います。

      賄賂に関してはそういうケースもあるでしょうね。タイ事情に詳しくない外国人のツーリストが標的になる可能性も充分にありそうですね

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