今月下旬に水戸で開催されるイベントに参加することになりました。水戸には何度も行ったことがある場所ですが、すべて車を利用していました。ところが今回は諸般の事情により、いつものように車ではなく鉄道を利用することになりました。
ところが自宅の最寄り駅の始発に乗っても現地到着がイベント開始まで1時間半もない時間になってしまいます。そこで前泊無しでもう少し早く到着する方法がないか調べたところ、新京成線を利用すると良いことがわかりました。しかし新京成線は身近にあるものの、これまで乗ったことがない路線です。加えて乗換駅となる松戸駅も列車で行った事がありません。
そこで早朝でも戸惑うことなく乗り換えができるために、下見として新京成線で松戸に行ってみる事にしました。
出発場所となったのはこちら。くぬぎ山駅です。拙宅から原付で10分ほどですが、利用したことはありません。そこで駅前の駐輪場などの様子を確かめておきます。
ちなみに駅前にはこんなものがあります。新京成電鉄の本社です。
新京成線は京成津田沼駅から松戸駅までを結ぶ鉄道ですが、今回利用するのは、くぬぎ山から松戸までの区間です。松戸行きの列車が来ましたので乗り込みましょう。
時間して15分ほどで松戸に到着です。
乗ってきた車両を見ると小生にとってはお馴染みの京成グループのロゴがありました
改札を出て周囲の状況を確認します。こちらは新京成線の改札です。
そのお隣にはJR常磐線の改札があります。間違える人もいるのでしょうね。「新京成線ではありません」と注意書きがあります。新京成線からJRの乗り換えは改札を出なくても連絡改札が利用できるようです。
松戸駅前は改修工事が行われていました。駅前でも事前に確認したいと思っていたポイントをいくつかチェックします。
下見を終えたら駅前でラーメンを食べて再びこちらの列車で戻りました。下見のおかげで当日は早朝移動ですが何とかなりそうです。
一緒についてきた幼児もずっと乗りたかったピンクの電車に乗れて大満足でした
私が鎌ヶ谷や白井に住んでいた頃はまだ北総鉄道が京成線と繋がっていなかったので
東京に行くのはこの新京成だけだったですね。
実に懐かしいです。東京に行くときはノリノリ気分で行くのですが
帰りに松戸から乗り換えて（特に終電に近い時間）はなんだか悲しくなりました。
まあ、色々な思い出を乗せて走ってくれました。
いはち さん
北総線ができる前は鎌ヶ谷あたりからですと新京成しかありませんでしたね。以前の同僚で鎌ヶ谷に住んでいた人もやはり新京成を利用していました。私の場合は京成線や総武線が利用できる地域に住んでいたので近くにありながら縁がなかったのです。
乗ったことのない路線の１つですが
京成と分ける理由はなんだったのでしょうね
電車はかわいい色ですね
あさと さん
新京成と京成が別会社である理由は、Dr. の解説にある通りです。加えて京成グループは赤字路線に関しては別会社化して、自治体からの路線維持のための補助金をもらうようになる傾向があります。おかげで規模の小さなバス会社がいくつもあります。そんなことを考えると将来的にも両社の統合はないと思います。
新京成の車両はもともとはベージュと茶色のツートンカラーだったのですが、近年になりほとんどの車両が写真のようなピンク色に
塗り替えています。ごくたまに以前のカラーの車両を見かけますが、かなりのレアものになっています。
あさとさんの疑問に対してまず最初に・・・。
もともと陸軍の鉄道連隊が線路を施設する練習をした線路敷を戦後に京成電鉄に払い下げられたものです。
京成電鉄では国の補助を受けるために別会社の新京成電鉄を設立したものです。
国の補助が打ち切られたあとは、合併してもよかったのですが、その時は京成電鉄が経営危機にあったので、新京成はそのまま独自に沿線開発を進めて今に至るものです。
今は松戸駅には連絡改札口がありますね。
私が学生の時は共通の改札口だったので、連絡改札口もありませんでした。
北口の乗り換え口はＩＣカードしか使えないようですが、大きい方の連絡改札口は乗車券で通過できるのかなあ。
連絡運輸の切符なら通れそうですが、ま～くさんの場合は今回は2枚の乗車券になるから、重ねて投入して通過できるのかが知りたいです。
ＩＣ乗車券を使えば全然心配ないんですけれどね。
Dr.鉄路迷 さん
解説頂きましてありがとうございます。
ご指摘の通り連絡改札はICカードのみ対応だったのを下見の際に確認しております。ただ当日はICカード(モバイルSuica)を利用予定ですですので、連絡改札も問題なく利用できると思います。
復路は特急利用にはなりますが、こちらも予約しているのは特急券のみで、乗車券はICカードの利用を予定していますので、問題ないと考えています。