朝のランニングから戻ると、結婚式に行くから早く支度をするように言われます。実は前夜に滞在先の村で翌日に結婚式があるという話は聞いていましたが、まさか朝から行くなど思ってもいませんでした。
結婚式の会場は新婦の家です。まずはご祝儀を受付で渡します。日本のように祝儀袋などはなく、現金をそのまま渡します。
この時点で朝の8時半。すでに多くの人が集まって宴会が始まっています。
新婦の家では新婦の妹が少し不安そうな顔で外を見ています。イサーンでは結婚する男性は奥さんの家に住むことになりますので、こちらが新郎の新居ということになります。
こちらは記念撮影をする場所ですね。この後、新婦が妹たちと記念写真を撮っていました。
席に着くとすぐに御馳走が並びます。まだ9時前ですが小生も飲んじゃいます
新郎を迎えに行く時間になりました。迎えに行く使者は彼ら。なぜかイサーンではこのような役目はLGBTな人が務めることが多い気がします。一番右はオカマ、その隣の男性がゲイです。一番左の女性だけはノーマルです。
会場には音楽が流れていましたが、そのミキサー係がこちら。頑張っていました
しばらくすると新郎の家から大勢の人たちが音楽を引き連れてやってきました。
使者の3人も帰ってきたようです
やってきた新郎ですが、すんなりと家には入れてくれません。女性が2人で紐をもって通せんぼをします。新郎に「新婦を幸せにできるのか?」などといちゃもんを付けます。新郎がどうやってここを切り抜けるのかは後程、紹介します
最初の関門を突破すると、今度はオバちゃん2人で、またもや通せんぼです。この様子は動画で撮影しているのでご覧ください。
あんたにあの子はもったいない等と、いちゃもんを付けられます。このオバちゃん二人は、なかなか手ごわいです。すると新郎はポケットから封筒に入った賄賂を二人に渡し、この関門をクリアです。乗り突っ込み見たいなお約束です。
新郎が新婦の家に入ると、新郎が持ってきたバナナを入口に括り付けます
新婦の家では結婚式が始まりました。仏教国のタイですので、仏前式です。
新郎新婦はサイシンという白い木綿の紐で手首をつなぎます。その後、参加者全員が、2人の幸せを願ってサイシンをしていきます。
新婦の家の外では、たくさんの人たちが踊っています。イサーンの人は小さな子供から老人までのが好きです。
すごい。本当に賄賂を渡していますね。(笑)
まあ、毎回こんな感じで宴が進んでゆくのでしょう。
良い経験をされましたね。
いはち さん
これでイサーンの冠婚葬祭をそれぞれ経験することになりました。風習の異なる国でのそういった行事はなkなか興味深いものがあります。
イサーンの結婚式は知りませんでしたが
インドからこのあたりまでは共通のようですね
賑やかにずっと宴会をするのは
でもこれって
私はごく自然だと思います
現代の日本のやり方の方が変だと……
ゲイ
おかま
LGBT
タイらしいですね
その辺にいっぱいいますからね
あさと さん
新郎を通せんぼするというのはタイではないですが、どこかの国で行われたのをテレビかなんかで見た記憶が残っていたのだと思います。ですのでこの光景を見たときには言葉がわからなくても、すぐにやっていることを理解しましたし、こっちではこうなんだなという感じでした
確かにタイではLGBTな人がたくさんいますが、その社会的地位はというと微妙なところもあります。