JL708で帰国 -タイ怪像録 Vol.68-

5月7日(10日目) Ⅲ

帰国の便はバンコク・スワンナプーム発、成田空港着のJL708便です。実はこの日の搭乗は楽しみにしていたことがあります。それがBoeing 787への初搭乗です。これまで787への搭乗をしたいと思っていましたが、なかなか自分のスケジュールと運航スケジュールが合わず訪タイ時はいつも777になっていました。

いつもは搭乗締切時刻ギリギリに乗り込むのですが、この日はキャリーがありましたので、荷物の収納場所を確保するために、優先搭乗を利用して乗り込みます。

この日は連休明けの日でしたが、それでも8割程度の搭乗率だったようです。

いよいよ出発です。

今回は久しぶりにこんな席を確保していました。非常口座席ですね。ところでこの便では通常よりも3名ほど多いCAサンが乗務しておりました。多い分はタイで現地採用された研修中のCAサンでした。研修中のCAサンですのでサービスの仕方が不慣れなのは仕方がないのですが、日本語力が追い付いていないのは困りました。仕方がないので研修中のCAサンとの会話は英語ですることになりました。

離陸しました。バンコク周辺の田んぼにも水が入りました。これからタイの農家は忙しい時期になります

JALの787はエコノミーでもUSB端子が用意されています。スマホの充電ができますので、これは嬉しいですね

液晶式のサンシェードも初体験。最初は少し戸惑いましたが、慣れれば問題なさそうです

トイレもLED照明になっています。

機内では「女王陛下のお気に入り」を見て過ごすことになりました。

初めての787-8への搭乗でしたが、エンジン音も静かで機内の乾燥も抑えられていることを実感することができ、かなり快適な飛行機ではありました。

ただ一方で少し残念だったのは、今回搭乗した機材のコンフィグが「E03」だったことです。「E03」のコンフィグの機材で使用されているシートは旧仕様のシートになります。

これまで何度か777-200でJAL SKY WIDER仕様のシートを体験していますが、それと比べるとやはり少し古さを感じてしまいます。個人モニターの液晶画面の奇麗さも全く違いますし、居住快適性はやはりSKY WIDERの方が良いと感じてしまいます。もしSKY WIDERを体験する前に、787を利用していればもっと感じるところがあったのではと思うと少々残念な気もしてしまいました。

(※)同じJALの787-8でも「E11」のコンフィグでは、SKY WIDER仕様となっている

4 responses on JL708で帰国 -タイ怪像録 Vol.68-

  1. あさと より:

    それでもJALの787は横8席ですね
    ANAはすべてが9席になってるのではないでしょうか

    この液晶シェードですが
    慣れるまでは反応が遅いので苛つきます
    ボタンの横のインジケート以上の段階はないのに
    ボタンを連打しがちです
    このボタンは壊れやすそうに思いません?

    最初の搭乗で787の快適さがわかるとはさすがです
    私なんか静かだな位しかわかりませんでしたが
    搭乗回数が増え
    途中767や777に乗ると
    その差がわかるようになりました
    疲労度か格段に違います

    1. ま~く より:

      あさと さん

      はい、JALの787は、2-3-2の8列並びになっています。これが9列並びだとやはり窮屈に感じるでしょうね。

      液晶シェードは最初は操作法に戸惑いましたが、慣れると問題がないように感じました。ボタンの連打に関しても、私の場合はあまりそういう印象は持ちませんでした。

      機内の乾燥はやはり体には負担を与えるでしょうし、あさとさんのように搭乗回数が多いと、その疲労の違いは感じられるでしょうね。

  2. いはち より:

    あら。B787は初搭乗だったんですね。
    エコノミーでもUSB端子があるのは良いですね。
    私の好きな座席でもあります。
    かなりスペースがあるんですね。
    そういえば国際線では乗ったことがなかったです。

    1. ま~く より:

      いはち さん

      JALのバンコク便では成田発で787が投入されているのですが、このところスケジュールや空席状況の関係で羽田利用が続いていましたので、787初体験となりました。国際線はフライト時間も長いのでその間にスマホの充電が切れる可能性もあるので、充電用のUSB端子があるのは助かります。


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