検定を終えて
講評
二輪教習控室の二階の部屋に戻ると次々に他の受験者も戻ってきます。少しすると、小生の検定を担当した検定員が入ってきて別室に入るよう指示されます。そして合否は後で発表となるが、まずは講評を実施すると言われます。
講評では乗車時にミラーを合わせるのを忘れたことを指摘されます。事前に何度も乗車手順を確認していたはずですが、やはり緊張していたのか一番初めにミスを犯したようです。これはマイナス5点です。後は全体的に速度が速かったので、特にカーブなどでは、速度を充分に落とすよう指摘されます。気になっていた一本橋のタイムを聞くと5.1秒とこちらは減点無しでした。
この時点では検定員の言葉通り、講評のみでまだ結果については伝えられませんでした。その後、次々と他の検定員が戻ってきて同じように一人づつ呼び出して講評を行っていきます。4人目に戻ってきた検定員は、同じように普通二輪を受検した男性を呼び出しますが、その際に荷物を持って別室に来るよう指示します。ところがその男性が部屋に戻ってくることはありませんでした。
いよいよ結果発表
全員の講評が終わると、全体での結果発表となりました。検定員の一人が合格者の受験番号が読み上げていきます。ここまでくると何となく想像できましたが、一応ドキドキして番号の読み上げを聞きます。そして結果は
合格 でした
番号が呼ばれたのは、その場にいた全員でした。この日の不合格者は、講評の後に戻ってこなかった普通二輪の1名のみだったようです。同じ部屋に合格者と不合格者がいると空気感が微妙になりますので、不合格者はあらかじめ退出させておく方式のようです。
この時点で13時50分でしたが、卒業式は14時50分から行うとの事で、いったん解散となりました。解散後に検定員を捕まえて点数を聞くと、95点との事でした。乗車時にミラーを合わせるのを忘れなければ満点だったようです。ただ検定員のメモにあった「40」の数字については聞くのを忘れたので、こちらは永遠の謎として残りました。
部屋を出て教習でお世話になったAddress125にあいさつに行ったのちに、いったん教習所を後にしました。
卒業式
時間になり卒業式が行われる教室に行くと、普通自動車や大型自動車、二輪を含めたこの日の全合格者が集められていました。すべて合わせると50名ほどが、この日の検定に合格したようです。卒業式では入校式と同様に冒頭に校長の挨拶が行われ、その後に配布書類の説明が行われます。配布書類は卒業証明書と免許証センターでの申請書と「鎌ヶ谷自動車学校」と教習所の名前が入ったボールペンでした。
少々、驚いたのは免許証センターに提出する書類がすでに印字された状態で配布されたことです。通常であれば、免許証センターで新たに自動二輪免許を取得する旨を受付で伝え申請書を貰い、その場で記入する必要がありますが、その手間がなくなるのは助かります。申請に必要な千葉県の収入証紙も教習所で購入できるので、当日並ぶ窓口が減るのは嬉しいです。
すべては30分ほどで終了し、15時半には終了となりました。
総括
約30年ぶりとなった教習所通いは、6回で終了しました。AT小型二輪の教習は話には聞いていたものの、思った以上に慌ただしいものでした。もし小生が一度も原付に乗った経験がなければ、もっと時間がかかったような気がします。そう考えると、やはりシミュレータよりも実車の教習がもう少し多くても良い気がします。
また久しぶりに教習所に通ったことで交通法規に関して改めて見直す良い機会にもなりました。例えば一時停止や交差点の停止線では、停止線で止まれば良いと勝手な解釈に置き換わっていて停止線の上で止まることも多かったですが、正確には停止線の手前で止まらなければなりません。そんなことを再認識することができたのも今回の教習所通いの収穫の一つと言えそうです。
合格おめでとうございます♪
これで娘さんの送り迎えがかなり楽になるのでしょうね
しかし卒業式何てあるのですね
私は普通免許の時は途中でやめましたので
そう言うものがあるかさえ知りませんでした
免許証は再発行なのでしょうか
2枚持つと言うことはないですよね
あさと さん
ありがとうございます。
自動二輪の免許取得後、1年間は二人乗りが禁止ですので、あと一年待つ必要がありますが、一年たてば面倒なこともなくなります。
教習所の卒業式はたいそうな名前がついていますが、内容のほとんどは配布書類の説明や免許センターでの手続きに関するものです。完全に新規に免許を取った人以外は話を聞かなくてもわかる内容ではあります。
タイでは二輪免許と自動車の免許は別々に発行されますので2枚になりますが、日本では1枚の免許に取得した免許の種類が記載されます。具体的な手続きに関しては、明日の掲載となる予定です。
合格おめでとうございます。
普通二輪でかえって来なかった受験者は何をやらかしてしまったのでしょうかね。
自分の時の事を思い出しますよ。
自動車の免許の時ですが、卒検の時に(私は次だったので後ろの座席に乗っていました)
赤信号で止まった受験者に対して教官は「はい。ちょっと降りてみて。」と言って
運転者を車の外に出して停止位置を確認させました。
タイヤ一個分停止線の外に出てたんですよ。それで卒検は中止になってしまいました。
当然、次の私は細心の注意を払うことができましたが。
いはち さん
ありがとうございます。
検定に受からなかった人の運転を見てはいませんでしたが、大きなミスをしたのでしょうね。
検定順が2番手、3番手ですと前の人の様子を見てシミュレーションもできますね。私の場合は、1番手でしたのでそれができませんでしたが無事に合格できて良かったです。
思い出の件、タイヤ1個分とはかなり豪快にはみ出てしまいましたね。そうなると一発で検定中止ですね