特急さざなみの臨時列車で館山日帰り -往路篇-

1月26日に館山市で行われたイベントに参加し来ました。イベント自体の内容は 別ブログに書いていますが、今回はその時の様子を取り上げます。

以前に水戸で行われたイベントの時と同様に、JR東日本ではイベントに合わせて特急さざなみの臨時列車を運行していましたので、そちらを利用することにしました。今回、運行される臨時列車は以下のようになっていました。

両国 錦糸町 船橋 津田沼 千葉 蘇我 五井 木更津 君津 館山
さざなみ91号 5:53 5:56 6:09 6:13 6:26 6:34 6:42 6:58 7:05 8:01
さざなみ93号 6:25 6:28 6:40 6:44 6:55 7:00 7:09 7:27 7:34 8:27

週末に運行されている、特急さざなみは東京駅を出発し京葉線を経由して内房線に入るものと、新宿駅を出発して総武線を経由して内房線に入る新宿さざなみがあります。しかし今回の臨時列車では両国駅発と、さざなみとしては珍しい運行形態となりました。

小生がさざなみに乗車するのはJR船橋駅になります。自宅最寄り駅から船橋まで移動し途中下車し、朝食を調達した後に再び駅構内に戻ります。構内アナウンスでしきりに「臨時列車をご利用の方は、足元の青い番号が書かれている位置でお待ちください」と放送していますが、足元を見るとこんな感じです。

青の乗車位置表示に限ってどれもこんな感じで何両目が来るのかがわかりにくいです。なんとく3っぽいと思ってここで待つ事にします。

定刻通りにさざなみ91号が入線してきました。さざなみ91号は255系で運行されるようです。見た目は良いのですが、この車両はあまり好きではありません。なぜかと言うと・・・

有料特急にも関わらず、隣の人との間に肘置きががないのです。隣に人が来なければ良いのですが、利用者が多いことを見越して運行される臨時列車ですので、そんなこともなく、船橋駅で隣の人が現れてしまいました。

まずは船橋駅で途中下車し調達した朝食を頂きます。イベントでは大量にエネルギーが必要になるので、カーボローディングとして牛丼です。吉野家の方が味は好きなのですが、最近は24時間営業の店舗が殆どなくなっているので、今回は松屋です。

蘇我駅を過ぎると周囲も明るくなってきます。外はあいにくの雨模様です。ところで館山に列車で行くのは初めてです。館山には何度も行った事がありますが、毎回車を利用していました。そのため内房線の事情にも詳しくありません。そのため小生にとっては予想外の出来事も起きます。

君津駅を出発すると後は終点の館山までノンストップと思っていました。ところが、さざなみはお隣の青堀駅で停車します。すると「上り列車と行き違いのためしばらく停車します」とアナウンスが流れます。後で調べてみると君津よりも先の内房線の区間は、単線となっている個所があります。反対方面の列車が来る場合はどこかで退避する必要があります。そのためドアは開けないものの停車したのです。

その後も大貫、竹岡で行き違いのための停車を行い、佐貫町では登り列車が待機しての行き違いがありました。単線区間ではあまりスピードも出しませんし、事前に運行予定を見た際は君津-館山間が距離に比べて時間がかかるなと思っていましたが、謎が解けました。

上総湊を過ぎるとこんな光景が多く目に留まるようになります。昨年の台風15号、19号は千葉県内に甚大な被害を漏らしましたが、被災地ではまだ修復ができていない家が多いようです。そんな中、イベントを開催してくれる関係者には感謝です。

列車は定刻通りに館山駅に到着しました。

駅は歓迎ムード一色となっていました。ここからイベントの会場にバスで移動し、。いはちさんと落ち合いました。

6 responses on 特急さざなみの臨時列車で館山日帰り -往路篇-

  1. 鉄路迷 より:

    両国発の臨時列車とはレアですなあ。
    あの行き止まりのホームを使うわけですからね、テツも乗っていたかもしれませんよ。
    臨時列車ですから、定期列車優先になっちゃいますね。
    運転停車も多くなると思います。
    国鉄時代から、このように余計に時間がかかったり、車両は予備車を使ったりするので私はなるべく臨時列車は避けているところがあります。

    1. ま~く より:

      Dr.鉄路迷 さん

      臨時列車ですので、余剰車両を使うのは仕方がないところですよね。毎週末に運行されている、新宿さざなみですとE257系での運行のようなのでできれば、そちらを利用したいところでした。ただ館山駅着が10時07分ですので開始時間に間に合わないので臨時列車の利用となりました。停車駅でない駅で止まったとしても、在来線を乗りついでいくよりは早いですし、何より乗り換えがないので楽ちんです。

  2. いはち より:

    両国から出るなんて懐かしいです。昔は特急列車が無くて
    急行だけだったので、東京方面からの優等列車はすべて
    両国発でしたよ。
    ドクターの言われるように、マラソンに関係のないノリテツも
    乗ったことでしょうね。
    旧さざなみって、こんなシートだったんですね。すっかり忘れてしまいました。

    1. ま~く より:

      いはち さん

      昔はすべて両国発だったという事はJRにとっては、両国発というのはそれほど変わったことではないのですね。その時代を知らない私にとってはかなり新鮮でした。こちらの臨時列車は発売を開始してすぐに満席になりましたので、テツ業務目的で乗っていた人がいるとかなり気合が入った方になりますね。

      列車の面構えは今回利用した255系が好きですが、列車の内部はE257系の方が好きです。

  3. あさとマラソンですね より:

    マラソンですね
    でも朝食に肉って消化は大丈夫なのでしょうか
    炭水化物系を頭に浮かべてしまいます

    この顔の特急は
    私も特急らしくなくて好みではありません
    やはり料金を取る特急は
    特別感がほしいですね

    1. ま~く より:

      あさとさん

      朝食に牛丼を食べるのは主に炭水化物の摂取が目的です。確かに肉の消化は気になるところですが、牛丼の肉は極薄ですし量もそれほど多くないので大丈夫かなと思っています。以前は前日に、おにぎりを作って持って行ったりしていたのですが、やはり冷めたご飯は味気ないのでこうしたスタイルになっています。

      房総特急はワクワクするような車両がないんですよね。運行も週末しかありませんし、肘置きもないとなるとがっかりした気分になります。

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