タイで続く緊急事態宣言

緊急事態宣言が解除されれた日本では現状でも、毎日20~30人に新型コロナウィルス(COVID-19)の感染者が確認されています。しかしながら小生自身も勤務は通常モード、子供の学校開始や入学式の日程も決まり日常を取り戻しつつあります。

一方で最近の新規確認者は数名、日によってはゼロの日もあるタイでは6月末までの緊急事態宣言が延長されました。しかしながらその内容は段階的に幾分緩和された内容に変わっていますが、日本と比べると依然として厳しい内容となっています。

当初の行動制限 緩和後の行動制限
夜間外出禁止(22時から翌朝4時まで) 夜間外出禁止(23時から翌朝4時まで)
レストラン、食堂などの営業不可。テイクアウトのみ可能 レストラン、食堂などの営業可。ただし酒類の提供は不可
百貨店,ショッピングセンターなどの営業不可 百貨店,ショッピングセンターなどの営業可
スーパー、商店で酒類販売不可 スーパー、商店で酒類販売可
県境をまたいでの移動自粛要請 継続
屋内外のスポーツ施設の営業不可 屋外スポーツ施設営業可
屋内スポーツ施設は以下に該当するものは営業可

  • 屋内公共プール
  • 1チーム3人以内のスポーツ
以下を除く航空機の着陸不可

  • 政府及び軍用の航空機
  • 緊急着陸を行う航空機
  • 乗客の降機を伴わない、給油目的の着陸を行う航空機
  • 人道支援目的、医療目的もしくはCOVID-19感染者を支援するための物品輸送を行う航空機
  • 本国送還のため飛行が許可されている航空機
  • 貨物輸送
継続

ここ最近、タイで確認されている新規感染者の殆どは国外から帰国した人が殆どで、国内感染はあまり発生していません。それだけに航空機の規制は、長期間継続するものと思われます。現段階では6月末までとなっていますが、さらに延長という可能性は高いものと思われます。

一方で4月10日から続く酒類の全面販売禁止措置については、タイ政府は4月30日に5月末まで延長すると発表していました。しかしこれが国民の大不評を買い、一転して翌日に当初の方針を覆し5月3日に酒類の販売が解除となりました。

日本とは異なり軍中心の政権だからできる厳しい措置ですが、この分ですと8月の夏季休暇を利用してタイ渡航を計画している人にも影響を及ぼしそうな雰囲気です。

4 responses on タイで続く緊急事態宣言

  1. あさと より:

    こういう規制って必要ですが
    一番困るのは目処が立たないことですよね
    ラインでもDrとのやり取りでおわかりのように
    直近でないとわからない…というのが
    本当に困りものです

    1. ま~く より:

      あさとさん

      おそらくタイで8月まで緊急事態宣言を延長するとしても決定するのは7月末の事だと思います。本文にもかいた通り出したり引っ込めたりなんてこともしていますので、意思決定はギリギリになりそうです。ここ数日を見ると少し増加傾向がみられるので当局も余計に慎重になる気がします

  2. 鉄路迷 より:

    こりゃ困りました。
    夏の旅行は危ういです。
    ホテルなどは1週間前まで無キャンセル料なのでどうにかなりますけど。
    今後は冬にも国内旅行で計画しているので、今年はパスポートを使うことがなさそうです。

    1. ま~く より:

      Dr. 鉄路迷さん

      8月頃ですとまだ状況が見えないところですね。昨日から映画館やジム」の営業が解禁になりましたが、航空機の着陸制限は残ったままです。これがいつ解除となるのかが、やはりポイントになると思います。

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