教習準備 -普通自動二輪免許取得記(小型AT限定解除) Vol.04-

なかなか教習の話になりませんが、本日は二輪教習を受けるための装備のお話です。

二輪教習に必要な装備

小型AT限定免許取得の際の記事でも少し触れましたが、取得する免許の種別にかかわらず二輪免許の教習を受けるには、以下のような服装規定があります。

ヘルメット

バイクの教習なので当然ヘルメットを着用します。ヘルメットの形状はフルフェイスまたはジェットヘルメットで、キャップ式のヘルメットは着用不可となります

グローブ

ライディング用のグローブまたは滑り止めのついた軍手を着用する

服装

たとえ真夏の教習でも、長袖・長ズボンの着用が必要。

プロテクタ

胸部、膝、肘にプロテクタを着用します。プロテクタに関しては殆どの教習所で貸してくれます。ただしこれらが装備されているライディングウェアを着用していれば、教習所のものを借りる必要はありません。

シューズ

できればくるぶしまで隠れる靴を着用。通常のスニーカーなどを使用する場合は、ハイソックスを着用しズボンの裾を靴下の中に入れる

小生の装備

小型AT限定免許の取得時

小型AT限定の普通二輪免許を取得した際も、普段から原付に乗っていましたので、ヘルメットとグローブは、いつも使っているものをそのまま使用していました。またプロテクタ内臓のライディングウェアは持ち合わせていませんので、プロテクタに関しては教習所で借りていました。

一方でハイカットのスニーカやライディングブーツは持ち合わせていませんでしたので、ハイソックスの中にズボンの裾を入れるというスタイルで教習を受けていました。ただこのスタイル傍から見ると、少し間抜けな恰好です。

今回の教習では・・・

ヘルメットとグローブは引き続き普段使用しているものを使用します。またプロテクタは、二輪教習を受ける人の殆どは教習所の物を借りていますので、こちらも前回通りです。そして残るシューズの点について改善を図ることにしました。実はこの点は、ここ数年考え続けてきた課題でもあったのです。

課題とは

マラソンは冬のスポーツですので、多くの大会が10月から3月にかけて開催されます。また殆どの大会はトップランナーが午前中にゴールするような時間にスタート時刻が設定されているので、その時間に間に合うためには早朝に家を出る事になります。時には日の出前に自宅を出るなんて事も珍しくありません。問題が生じるのはそんな時です。

冬の極寒期にスニーカーを履いてバイクに乗ると、冷気がスニーカーの繊維の隙間から靴の中に侵入してきます。少しの時間であれば我慢できますが、1時間も乗っているとつま先が、しもやけになるのではないかと思うくらい冷えます。時にはスニーカーの上にシャワーキャップを履いて、冷気の侵入を防いでいたりしました。この問題の解決は風が侵入しない靴を用意すれば済みます。手持ちであれば革靴を履けば良いのですが、革靴でマラソン大会の会場入りと言うのも滑稽な感じです。

代用品探し

バイクに乗る際の足元の問題について、もっとも良いのはライディングブーツを購入する事です。しかしライディングブーツという代物は意外と高くどれも10,000円以上します。そこで代わりに使えるものがないか、靴屋を覗いたりネットで検索したりしていました。

するとある日、ネットで見つけたのがこちらです。

作業着などでお馴染みのワークマンが販売しているハイカットの安全靴「HS470」です。ネットでこちらがライディングブーツの代用としてかなり優秀だという記事が複数あったのです。そこで早速、最寄りのワークマンのショップで購入してきました。価格も1,900円(税込)とかなりリーズナブルです。先輩ライダーの方の話によれば、バイクに乗るには靴紐のないブーツが良いとの事でしたが、見事にその条件も満たしています。

安全靴ですので、つま先部分は物が落下しても大丈夫なように強化してありますので風を通す事はありません。ハイカットのモデルなので、ズボンの裾をブーツに入れれば教習を受ける事も可能です。

つま先部分が強化されて硬くなっているのが、ギア操作の時にどうかなという懸念もありましたが、実際にこちらで教習を受けてみると何の問題もありませんでした。

8 responses on 教習準備 -普通自動二輪免許取得記(小型AT限定解除) Vol.04-

  1. いはち より:

    へー。
    今はこんな靴がワークマンで売られているのですね。
    しかも安いです。
    でも、飛行機にはこれでは乗れないかもしれません。

    1. ま~く より:

      いはち さん

      作業着などの会社の製品なのでバイクの乗車用に作られているわけではありませんが、ウェアなどをバイク用として転用しているライダーは結構います。私自身もバイクに乗るときのジャケットは、ワークマンの物だったりします。

  2. 落武者R より:

    1,900円とは驚きの価格ですね!
    インナーや防寒着も値段の割にはかなりのクオリティと聞きます。

    今後、新たにマニュアルのバイクを買うときに改めてそれに見合ったモノを揃えれば良いので、操作性に問題がないのでしたら教習はこれでイイかもしれませんね!

    飛行機は爪先の補強部分が金属製でなければ保安検査場は突破できるかもしれませんが、流石にま~くさんもこの格好で空港を闊歩しないですよね?(笑)

    1. ま~く より:

      落武者R さん

      きちんとしたライダースブーツとは比べ物になりませんが、それなりに使える代物のように思います。おっしゃるようにワークマンの商品は安い割に良いものがあったりします。

      現段階ではマニュアルのバイクを買う予定はしていませんが、もし買うときはプロテクタの入ったジャケットとブーツを買おうかなと思っています。ジャケットに関しては、購入候補をいくつかピックアップしていますしね

      つま先の部分は金属で補強してあるでしょうから、空港の保安検査では引っかかるでしょうね。ただこれを履いて飛行機に乗る事はないですが

  3. 鉄路迷 より:

    スニーカーだとやっぱりなんか変ですね。
    これで外を歩いていたら笑っちゃいそう。

    でも、随分と安い靴を見つけましたね。
    良かったです。
    固い分、重くないですか?

    1. ま~く より:

      Dr.鉄路迷 さん

      想定していた金額の半分もしませんでしたが、まずまずの物を見つけました。作業員向けの商品ですので重いという事はなく、むしろ他の靴よりも軽いくらいです。

      靴下にズボンの裾を入れた姿はやはり変ですよね

  4. あさと より:

    自分には関係ない・・・と
    ワークマンは知ってはいましたが
    入ったこともありませんでした
    ライダー用品だけではなくて
    なんか面白そうなものがひょこっとありそうなのですね

    1. ま~く より:

      あさと さん

      私も長い事、ワークマンには縁がない生活をしていました。お店に入るようになったのはここ数年の事です。お店に行ってみると防寒具や雨合羽など実用的なものが割と安く売ってたりするので、たまに行くようになりました。


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