6時間目 -普通自動二輪免許取得記(小型AT限定解除) Vol.10-

11月15日(日)

この日の予定

前回の教習から1週間空いての教習となりました。この日は10時からと11時からの連続2時間の教習が入っています。以前の事がありましたので、この日も教習の30分前に到着するよう自宅を出ます。ただバイクでの移動だったこともあり、予定通りの時間に教習所に到着しました。すると教習所のロビーは、ガラガラでした。

教習内容

教習メンバー

教習生は小生と同年代の男性が1名、若い女性が1名で合計で3名という構成でした。指導員は3名でワンツーマンの教習となります。本当は大型二輪の教習生が少し遅れると連絡があったようですが、結局現れませんでした。

小生の担当となったのは、いかりや長介似の50歳代と思われる指導員でした。

検定コース

指導員の運転するバイクの後ろに乗り説明を受けながら検定コースを回ります。事前に検定コースを覚えていました。コース図によれば以下のような順になっていました。

  1. スタート
  2. 坂道発進
  3. S字
  4. 一本橋
  5. 信号の交差点
  6. 踏切
  7. 信号の交差点
  8. 見通しの悪い交差点
  9. 一本橋
  10. 障害物回避
  11. 急制動
  12. S字
  13. クランク
  14. スラローム
  15. ゴール

ところが、指導員が回ったのは、3のS字と4の一本橋がありませんでした。その事を指導員に質問すると、コース図ではS字と一本橋が2回づつとなっているので1回に変更となっているとの事でした。結果として小型ATで検定を受けた際のコースにスラロームが追加されただけとなりました。

その後、自分の運転で検定コースを回ります。

急制動の練習

検定コースを自分の運転で走り障害物回避を行ったところで、指導員から急制動の練習に移ると言われます。コースの直線部分で40km/hまで加速し、アクセルを離す、フロントブレーキレバーに指をかける、ブレーキをかけ減速とういう動作を何度も繰り返します。

小生の場合は、アクセルを離すと同時にブレーキレバーに指がかかっていると言われ一つ一つの動作を分離して行うように言われます。

その他

今回は6時間目の実車教習でしたが、今までの指導員が指摘しなかったことをいくつか指摘されます。最初に指摘されたのはアクセルの使い方です。実は初めての教習の時から少しアクセルをひねると思った以上に吹けるので、アクセルワークが難しいと感じていました。しかしこの時間の指導員は、アクセルの遊びの部分を探し遊びの終わりのところから少しだけひねるように言われます。言われた通りにすると驚くほどアクセルワークがスムーズになりました。

次いで指摘されたのは停止するときの視線です。指摘されて気付いたのですが、普段のバイクの運転でも停止した瞬間にコンパネを見る癖があるようです。バイクは運転者が向いた方に動く性質の乗り物なので、下を向くことによりバランスを崩しやすいというのです。そこで意識して前を向いたまま停止すると確かに以前よりも安定した気がします。

あと止まる時にクラッチレバーに指をかけるのが早すぎると言われます。これは完全にスクーターに乗っている弊害でしょう。スクーターでは左レバーはリアブレーキですので、左右のレバーを引く必要があります。それがマニュアル車ではクラッチを切らないまでも、ブレーキをかけるのと同時に癖でレバーに指をかけてしまうようです。

この時間の教習

この時間も予定通りの教習を終える事ができました。ここまでは取りこぼしなく教習を進められています。担当指導員の話では、次の時間で急制動の仕上げを行い、早く急制動が仕上がれば検定コースを回ると言われます。

No 教習項目 No 教習項目
1 車の取扱い 10 バランスのとり方(直径)
2 自動車の機構と運転装置の取扱い 11 バランスのとり方(曲線)
3 運転姿勢 12 坂道の通過
4 ブレーキ操作のしかた 13 坂道における停止及び発進
5 発進及び停止のしかた 15 交差点通行(直進、右折、左折)
6 変速操作のしかた 17 急制動
7 円滑な発進・加速 18 交通の状況及び道路環境に応じた運転
8 速度の調節 20 高度なバランス走行など
9 ブレーキ操作 21 教習効果の確認(みきわめ)

黄色:今回の教習項目、灰色:教習済の項目、白色:未履修の項目

4 responses on 6時間目 -普通自動二輪免許取得記(小型AT限定解除) Vol.10-

  1. いはち より:

    一つ一つの動作を分離して・・
    もう、いい加減な動作に慣れてしまった私には
    教習所に通うのは無理でしょうね。
    実は私、慶良間諸島と波照間でレンタルバイクを借りた時しか
    スクーターには乗った事がないんです。
    なので、左手のクラッチ側はブレーキをかけるときはエンスト寸前まで
    動かさない癖がついています。
    その方がスピンしたりしないと教えられました。

    1. ま~く より:

      いはち さん

      路上で走っていれば、いろいろ癖がつくものですし、それを矯正して運転を教えるのが教習所の指導員の仕事ですので大丈夫だと思いますよ。

      停車の際にはエンブレも使った方が制動距離が短くなりますので、止まる寸前までクラッチを切らないのは正解ですね。私も教習所ではレバーに指はかかっているけれど、クラッチを切るのはやはり止まる寸前でした。ですがクラッチレバーに指がかかっていたので、クラッチの準備が早すぎると言われたんです

  2. あさと より:

    運転もどんどん自分仕様になってゆくものなのですね
    こういう機会は普通の人にはないでしょうから
    定期健診だと考えれば
    良い機会ですね

    1. ま~く より:

      あさと さん

      人間は楽な方に流れる生き物ですから、慣れてくると何かが省略されたり自分流のやり方になったりします。教習所ではサイドスタンドを払ってから乗車するよう教えられますが、街中では乗車してからスタンドを払うという人はかなりいます。

      おっしゃるように自分の運転を見直す良い機会だと思います。私の場合は原付に乗り始めた際は誰かに運転を習ったなんてこともありませんでしたし、自己流の塊でしたからね


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