補修教習について
技能審査に不合格となり再審査を受けるためには、1時間の補修教習を受ける必要があります。理想的なスケジュールであれば、土曜日の午前中に補修教習を受け、翌日の日曜日に再検定を受けたいところです。
しかしこの頃になると再び教習生が増えてきたようで、予約が取りにくい状況になってきました。そこで初めて会社を休んで、平日の教習を受ける事にしました。
時間前に教習所について外を見ていると、整備に出ていた教習車が戻ってきているところでした。
教習内容
教習メンバー
この時間の教習生は小生と60歳過ぎと思われる女性の2名でした。女性の方はこの時間が初めての教習のようです。一方で指導員は2名でワンツーマンの教習となります。小生の担当となったのは、小型ATの教習の際に一番初めの時間で担当した指導員でした。
教習の最初には審査ではクランクでどういう状態で転倒したのかについて聞かれましたので、詳しく説明をしておきました。
ウォーミングアップ
まずはウォーミングアップで指導員の後についてコースを回ります。ところで教習車の、CB400SF ですが、小生にとっては扱いにくいところがあります。普段乗っているPCXでは、ハンドル左のスイッチ類が、上からハイビーム、ホーン、ウィンカーの順についています。これに対し教習車の CB400SF では、ハイビーム、ウィンカー、ホーンの順になっており、ホーンとウィンカーの位置が入れ替わっています。
そのため、いつもの感覚でウィンカーを操作しようとすると、そこにあるのはホーンのスイッチですので、誤ってホーンを鳴らしてしまう事が、これまでの教習でもたびたび発生していました。この日のウォーミングアップでは何度もホーンを鳴らしてしまったために、指導員にはイラっとした顔で「何?」と言われてしまいました。
クランク
ウォーミングアップをした後、まずは技能審査の際に失敗したクランクの練習に取り組みます。4時間目の教習で教わった通りに、クランク手前で減速し、ギアをローに入れクラッチをつないだ状態で、クランクに侵入します。そのままを通過し、クランクの出口でリアブレーキをかけ半クラッチにしします。
すると指導員から以前に教わった事と違う事を言われます。曰く、クランクに入るときにギアをローに入れ、さらに半クラッチで侵入せよと言うのです。言われた通りにすると以前よりもクランク内での速度が落ちますので安定してクランクを通過できるようになります。4時間目の教習ではクラッチをつないだ状態でクランクを通過するよう言われていましたので、その通りにしていましたが、どうやらクランク内では半クラッチで進むのが正解のようです。
指導員からは半クラッチで速度をコントロールする事、半クラッチにしていればギアは1速でも2速でもクランクを通過できるはずだ、と言われます。
一本橋、スラローム
クランクを出たところには、波状路、一本橋、スラロームのコースが横に並んであります。波状路は普通二輪の課題にはありませんので、クランク+一本橋、クランク+スラロームの組み合わせの練習を繰り返し行います。
一本橋では落ちることはなくなっていますが、指導員からは脇を締めるようアドバイスを受けます。言われた通りにすると、より一本橋の上で安定感が増した感じがします。一方でスラロームは少しムラがある気もしますが何とかこなせている気がします。
急制動を追加
何セットかクランク+一本橋、クランク+スラロームの組み合わせの練習をこなした後、急制動も練習しておこうということになります。そこで今度は、急制動+クランク+一本橋、急制動+クランク+スラロームの組み合わせで1回づつ練習を行いました。
検定コース
次に再審査をにらんで検定コースを走ります。すでにコースを覚えていますので、小生が先に走り指導員が後ろからついてきます。こちらはコースを間違えることなく走り終えます。指導員からも合図の出し方も問題ないとのコメントを貰います。
この時点で少しだけ教習時間が残っていましたので、クランク+スラロームの練習を何度かしてこの時間の教習は終了となりました。
今回の教習
落とし穴が潜んでいる可能性のある課題を集中的に練習したことにより、課題に対する精度が少しだけ上がった気がします。みきわめを終えた段階では、この状態で技能審査を受けて大丈夫だろうかという不安がありましたが、今回の教習で少し自信もついてきました。審査で失敗したクランクに関しても、問題なくクリアできる目途が立ったのは大きいです。
二回目となる技能審査では自信をもって臨みたいと思います。
はい。
失敗して覚えると一生忘れないと思いますので
ある意味、良い道を歩まれただろうと思います。
運よくスルーしてしまうよりも良いかもしれません。
いはちさん
不安要素がなく審査に臨むことができるようになりましたので結果オーライだと思います。やはり一つ一つの課題に対する練習量が少ないなぁと感じていましたしね
チェックが入ったところを確実に克服できれば
何のもんだもなくいけるでしょうね
いはちさんがおっしゃるように
ある意味良い道のりになったのかもしれません
あさとさん
補習教習を受けてみて、やはり一つ一つの課題に対する完成度が低かった事を実感しました。最初の審査を受ける前に、自由教習を申込で自主的に練習しても良かったかもしれません