我が家にやってきた当初は、山中湖に行ったり、養老渓谷へ行ったりと遠出を経験した今日子ちゃんこと、HONDA TACTであるが最近ではすっかり駅までの往復のアシとなっている。今年で25歳を迎える原付であるが、毎日の通勤で元気に活躍している。
ところが先日の金曜日の帰りに思わぬトラブルに遭遇することになった。いつものように市道を走行していると、突然「バチ!」という音が聞こえた。その直後にエンジン音が高くなった。すぐに道路脇に停止し、外観を確認するが外観には異常が見られないようである。しかしアクセルを吹かしてみるとエンジンの回転は上がるものの、タイヤが回らない。どうやらエンジンの動力がリアタイヤに伝わっていないようで走行不能となってしまった。
現象からすると駆動系に問題があることは間違いない。その中でも今回はVベルトという、自転車でいえばチェーンに当たるゴム製のベルトが切れた疑いが濃厚であるように思えた。しかし時間的には夜10時を回っていたこともあり、バイクショップに駆け込むこともできずに、その日はバイクを押して帰宅することになった。
翌日になりクランクケースを開けてみると、事前の予想通りVベルトが切れていた。切れたベルトがクラッチに当たり損傷するという事は免れたようでVベルトを新品に交換すれば問題なさそうである。記録を調べてみると、前回Vベルトを交換したのは2012年7月のことなのでちょうど3年が経過したことになる。その間の走行距離も約10,000kmに達している。半年ほど前からそろそろ交換したほうが良いかなと思い、Amazonのカートに入れたままになっていたが、実際の購入・交換を先送りしてきたツケが回ってきたようである。
試しに近所のバイク用品店を除いてみたが、取り寄せとなる上に価格もネット通販よりも1,000円以上高いという事である。そこでVベルトの注文はネット通販で行い、今回は暫定措置として切れたVベルトを交換する前に装着されていたものに戻すという事にした。Vベルトの交換によりとりあえず再び走れる状態になったが、今週末には再びメンテナンスが必要となる結果となった。
クランクケースを開けてみると見事にVベルトが切れています。
幸いにもクラッチの損傷は免れたようです。
Vベルトの切断面はこんな感じです。多数のひび割れした箇所もありましたので、寿命だったのでしょう。
ベルト内側の凹凸部分もなくなったりしています。
暫定措置で中古品のVベルトを取り付けたので、要再メンテナンスです。
今のバイクはベルト駆動なんですね。
3年で50ccのバイクを一万キロ走らせる
ま~くさんもすごいですね。
でも、走行中何も無くて良かったです。
雨天や小雪が降っていて路面が凍結していたり
したら、転倒していたかもしれませんね。
そろそろ色々な部分が疲れてくる頃だと思います。
いたわってやってください。
Vベルトと言っても全くわけがわからなかったですが(汗)
写真を見てなんとかわかりました
自転車のチェーンですね
高速で走るバイクのベルトがこういう素材でできていたとは驚きです
いはちさん
同じ50ccのバイクでもカブのようなバイクはチェーン駆動ですが
スクータータイプの場合はほとんどゴム製のベルトを採用して
います。
今回、久しぶりに中を開けてみていくつかメンテナンスが必要そうな
ところが見つかりました。順次メンテナンスをしていきますので
その際はまた記事にしたいと思います。
あさとさん
普通にスクーターに乗っている人でもその構造を知らない人は
多いと思います。大きなバイクではゴムでは持ちませんが
30㎞/hしか出さない原付ではゴムでも大丈夫という
ことのようです。
へ~、
切れちゃうんですか。
それだけたくさん利用しているんですね。
Dr.鉄路迷さん
キレてしまったのは驚きでした。
まぁ私の場合は酷使しすぎなのかもしれません
すぐに停めたのが幸いでしたね。
被害拡大せずに済んだのはなによりです。
しかし10,000㎞とはよく走りましたね。
わたし数々の単車乗り継いでますが、10,000㎞以上走った単車は1台もありません(笑)
餌釣師さん
2,000~3,000円のパーツのみの交換で済んだのは幸いでした。
もっと大掛かりなことになると、修理を断念する事態になったかも
しれません。
現在は毎日の通勤で往復10㎞を乗っています。
1回1回長距離でなくとも毎日乗っていると走行距離は伸びますね