独自ドメインのメールサーバ移行

今年1月に独自ドメインを取得した際に、Webサーバはブログを運用しているSeesaaへ転送し、メールサーバはMicrosoft社が無料で提供している「Windows Live アドミセンター」のサービスを利用していた。しかし先月の小生の誕生日にになってMicrosoftから、あるメールが舞い込んできた。

Windows Live アドミン センターの変更に関する重要なお知らせがあります。 2014 年 4 月 10 日以降、Outlook.com ではカスタム ドメインの新規登録がサポートされなくなりました。 このサービスをご利用いただいているお客様には、ご不便をおかけいたしますが、ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。 このメールでは、今後の予定とお客様がご利用いただけるオプションについてご説明いたします。
現在このサービスをご利用いただいているお客様には、既存のカスタム ドメイン メール アドレスを使用して Outlook.com にログインできるよう継続してサポートを提供いたします。ただし、2014 年 7 月 31 日以降、カスタム ドメインではアカウントの追加や変更が行えなくなります。
そのため、今後もカスタム ドメインのメール アドレスを管理することを希望される場合は、マイクロソフトのプレミアム オンライン メール サービスである Office 365 の使用を検討されることをお勧めします。 Office 365 に移行すると、引き続きカスタム ドメインを管理できるだけでなく、最新のエンタープライズ クラスのメール、コラボレーション/コミュニケーション ツールをご利用いただけるというメリットがあります。


すでに登録済なので4月10日に新規のドメイン追加ができなくなるのは小生に影響は少ないが、7月31日以降にアカウントの追加・変更ができなくなるのは不便なことである。また「Office 365 の使用を検討されることをお勧めします」としていることから、Microsoftとしては有料サービスであるOffice365への移行を促しているようである。

現時点では明確なアナウンスはないものの、昨年にGoogleが無料版のサービスを停止したGoogle Apps同様に、ゆくゆくはWindows Live アドミン センターの既存ユーザへのサービスも停止する方針であることが推測できる。無料サービスである以上、サービス提供側の都合で廃止されても文句は言えない。そう考えるとメールサーバをほかに移転する必要がありそうである。

はじめはMicrosoftが推奨するOffice365の加入を検討したが、最低でも490円/月のランニングコストがかかる。年間にすると6,000円弱でこれまで無料であったものにかける費用としては割高感がある。そこでレンタルサーバサービスに加入することとした。ドメインの取得・管理に関してはNetowl社のスタードメインというサービスを利用しているが、同じNetowl社のWebcrow Plusというサービスに加入することにした。こちらであれば126円/月で済む。設定に当たっては、紆余曲折あったものの無事、移行作業が完了し新環境でのメール送受信が可能となっている。


winLive[1]

これまではWindows Liveアドミンセンターの無料サービスでメールを使っていました。
余談ですがこのサイトの男性の写真、証券取引法違反で実刑判決・服役したL社の元社長に似ている気がするのは私だけでしょうか・・・


MSMail[1]

Microsoft社のサービス内容変更のメールがこちら


1_Add_Domain[1]

Webcrow Plusのサービス加入後に、Webcrow側で自分のドメインを追加します。


2_Sub_Domein[1]

次にメール用のサブドメインを追加します。ここではベタにmailとしています。


3_Name_server[1]

次にドメインを管理するスタードメイン側の設定を行います。
ネームサーバがスタードメイン標準のままになっていることを確認します


4_Domein[1]

DNS設定でメール送受信用のもの(2行目と3行目)を追加します。
1行目のものはウェブアクセスをSeesaaに飛ばすためのCNAME設定です。
※PCの場合、本記事内の画像はすべて画像クリックで拡大表示します。


4 responses on 独自ドメインのメールサーバ移行

  1. あさと より:

    新しく開発したシステムを無料提供して
    ユーザーの具合とか運用の具合とかを見て
    フィードバックされたもPのを基に完成形を有料化すると言う方法は
    決して嫌いではありませんが
    できれば最初にそう言うベクトルを提示してほしいですね

  2. 餌釣師 より:

    Hもん社長の若い頃って感じですね。
    まだ、”エッジ”か利いていた頃の(笑)

  3. ま~く より:

    あさとさん
    ビジネスモデルとして最初に無料化していたのか、広告収入を原資
    と考えていたのが思うように広告費が集まらなかったのか不明ですが
    方向性はきちんと示してほしいですよね。

  4. ま~く より:

    餌釣師さん
    やはり人が築いた看板を担ぐようになったあたりですかね
    おかしくなったのは


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