本日12月5日はタイ王国ラーマ9世、プーミポンアドゥンラヤデート国王の87回目の誕生日となっている。この日は父の日としてタイ全土が休日となり国王の誕生日を祝い、祝賀ムードで盛り上がる。
バンコクにある王宮前広場はチャクリー王朝のシンボルカラーである黄色い服を着た人で埋め尽くされ、さまざまな祝賀行事が行われる。また国王自らがお言葉を述べられるというのが通例となっている。
しかし近年では国王がご高齢という事もあり入退院を繰り返されている。昨年は8月に食事を受け付けなくなり入院されているし、本年10月にも高熱を出して緊急入院をされている。滞在先も首都のバンコクではなく、中部のホアヒンの離宮に滞在されることが多い。
近年は正常不安が続くタイであるが、一番の不安要素は国王の体調問題だと思っている。異国の地より国王のご健康を心より祈る次第である。
全く同感ですが
今後のタイを見るにあたって
國王亡き後が心配です
国王がすべて厚く尊敬されるわけではなく
今の国王だから・・・というのがかなり大きいです
形式的には皇太子がいるので
跡継ぎ問題はありませんが
国民の心情はこの皇太子を良しとしていません
そうなると
皇室に対しての意識も
不敬にならないまでも現状よりおろそかになるでしょうし
そうなると
それ自体を良しとしない団体と
経済優先の団体との衝突で
今以上のぶつかり合いは必至だと思われます
戦後の日本ではGHQの統制下で
皇室に対する意識を顧慮して
天皇は象徴として扱われました。
タイ国王が亡くなるような事があった場合
もし、違う勢力が出てきたとしたら
誰がどう統制するのか?また、王国をどう
維持してゆくかが焦点となるでしょう。
早く回復してほしいです。
あさとさん
ご指摘の通り、現在の国王はこれまでの功績を背景に国民の
支持を得ていますので、代替わりした場合にごどうなるのか
未知数な部分がありますね。
この国にかかわっている人間としては安定してくれることを
切に望みます
いはちさん
あさとさんのコメントにもある通り、現国王に万が一の
事があったとしても皇太子殿下が王位を継承されることに
なります。
経済的な成長も著しいタイ社会ですが、政治情勢も成熟
していってほしいものです