最近の携帯電話には加速度センサー(モーションセンサー)という携帯電話の動きを検知する機能が搭載されている。スマートフォンではなくとも、万歩計機能を搭載した携帯電話があるが、これは加速度センサーを利用した機能である。
小生が利用しているiPhoneでも当然ながら加速度センサーは搭載されている。そのため対応アプリを使えば万歩計として動作させることは可能である。しかし万歩計アプリを探してみると、どれもバックグランドで動作することができず、アプリを起動させ画面を表示させた状態でないと動作しないものばかりで実質的に使用できるものはなかった。
ところが最近になって見つけたのが、ProtoGeoが提供する「moves」というアプリである。これはインストールしておくだけで、加速度センサーを利用して歩行数を記録してくれる。バックグラウンドで動作することができ、ほかのアプリを使用しながら歩いていてもきちんとその歩行数が記録される。
また「moves」ではモーションセンサーによる歩数計測だけではなく、GPSを利用して位置情報を時間とともに記録を行う。取得した位置情報はマップ上に表示させることができ、移動の履歴を確認することができる。訪問先のスポット名は、SNS「foursquare」に登録されている施設名を呼び出して記録することもできるし自分で任意の名称を付けることもできる。
折しもGPSロガーを購入しようかと考えていたのだが、このアプリを使えばGPSロガーの代替としてiPhoneを活用することもできそうである。パートナーに携帯を盗み見られて行き先がばれると困るという後ろ暗い方にはお勧めしないが、小生にとってはなかなか面白いアプリである。
基本機能として、まずは歩行数を記録可能です。
移動履歴は時間とスポット名と合わせて記録できます。
先日の偕楽園に行った時の移動を地図にプロット。
なかなか高い精度で記録できます。
<リンク>
・iTunesのmovesアプリ
なるほど。便利なアプリですね。
私もiphoneが早く欲しいです。
でも
何処に行ったかバレてしまうのは困りますが。
この手のアプリお好きですよね(笑)
スマホそのものがそうですが、その上に載るアプリもプロダクトアウト型ですよね。
でも従来、プロダクトアウトって当たらないと、企業としての痛手が大きかったのですが、このようなアプリになると物流コストなどもかからず、安いコストで世に出すことが出来ますよね。
ソフトウェア製品開発の分野でも確実に変革が起きているのを感じます。
>このアプリを使えばGPSロガーの代替
確かにこみいった機能さえ望まねば
十分な機能のアプリですね
いはちさん
なかなかよくできたアプリです。
旅先の行動記録にも活用できそうですね
餌釣師さん
この手のアプリってサーバにあげておくだけですので、ご指摘の通り
販売・物流のコストはかかりませんからね。毎月チャリンチャリンと
入ってくるような仕組みを作れれば、大した運営コストをかけることなく
利益を出すことができます。
スマホが急激な普及をしていますので、新しいビジネスのチャンスも
あるのでしょうね
あさとさん
私の場合は、移動した位置情報を記録し帰宅後にその軌跡を地図上に
プロットしたいと思っていましたがそういう意味では必要機能を充分に
満たしています。欲を言えば位置情報をPCにエクスポートしたい
ところではありますが・・・