アウンコンサルティング株式会社はが昨年末に「日本人の海外旅行先に関する現地調査」という調査結果を発表した。これは日本人の海外旅行先上位15カ国の国民を対象に、自国への旅行者に関してアンケートを行った調査結果である。(→結果資料ダウンロード)
アンケートは、5つの設問からなっており、その内容は以下の通りである。
・外国人観光客に来てほしい季節/月
・外国人観光客に訪れてほしい観光地
・外国人観光客に食べてほしい地元ならではの郷土料理
・外国人観光客に買ってほしいお土産
・観光客として来てほしい外国人/国
この中で小生が注目したのは、「観光客として来てほしい外国人/国」という項目である。日本人が多く行っている地域でそれなりに日本人がお金を落としていることもあり、いずれに地域でも日本が上位に入っている。
しかし台湾での結果を見ると、日本人に来てほしいという割合が4割を超え他国と比べてもその親日ぶりは群を抜いていると言える。またベトナムでも1位は日本となっており、その割合は高いが2位には地理的には遠いフランスがランクインしており、旧宗主国への国民感情は良好な事がうかがえる。
また最近は中国からの観光客が増え、ブルトーザーのような買い物っぷりが伝えられる韓国では中国人に来てほしいという割合は日本の半分以下となっている。報道等で伝えられる様子が一部にとどまる動きではないかという事をうかがわせる結果となっている。こちらの調査結果の他の設問も興味深いものがあり、結果資料を眺めてみるのもなかなか面白いものである。
面白い資料ですね
台湾の数字は想像内とはいえ驚異的な割合です
内省人(蒋介石以前の台湾人)にとって
日本は初めての独立国家として
自分たちの国ということを意識できた人も多かったんだと思います
おっしゃる通り
トムヤムは一般的に人気の高い料理ではありませんね
外国人である私も避ける料理です(理由は餌さんと同じです)
しかし世界3大スープとか言って評価は高いですが
こういうところにも
メリハリがはっきりした味がエキゾチックで良いという
なんとも西洋主義的な感覚が働いてるのでしょうか
たしかバブルの頃に日本人も海外にあるブランドショップで
ブルドーザー買いをしていたのを思い出しました。
日本の立ち位置がかなり良い所にあるようですね。
ベトナムのベストシーズンは一月ですか~
なかなか興味深い分析レポートですね。
台湾は別格としても思ったより日本人に来て欲しい思っている国が多いのには驚きました。
本文でも書かれていた通り気前良くお金を落としていってくれるというのもあると思います。後は(基本的に)争いごとも好みませんのでローカルとのトラブルが少ないという点も大きいかもしれませんね。
海外にいる韓国人と日本人を比べたら可処分所得は大差ないと思いますが、「韓国人はイヤ」というローカル女子はとっても多いと感じました。
韓流スターは人気あるんですけどねぇ(笑)
「韓国製品」のイメージアップには繋がれど、「韓国人」のイメージアップには繋がらないようです。
あさとさん
本当に台湾の数字は飛びぬけていて驚異的ですね。
東日本大震災の時にあれだけの援助をしてくれたというのは
やはりこういう国民感情が背景にあるのですね。
日本が台湾を統治していた時代は農業や産業の振興を図って
ご指摘のような心理的な背景と、実利的な背景あいまっての
ものかもしれませんね
日本にあるタイ料理店では、かなりの割合で客がトムヤムクンを
注文していますが、私は注文した事がなかったりします。
タイ人と一緒に食事をしても、トムヤムクンを食べようという
話になった事は今までないです。
日本人が思うほど、トムヤムクンは人気が高いというわけでは
ないんでしょうね
いはちさん
ベトナムに2月に行ったことがありますが、雨も少なく良い季節でしたよ
ただ日本との気温差が激しくて、毎日35度以上の気温の場所から
いきなり氷点下の成田に降り立ったので、体がおかしくなるかと
思いましたが(笑)
こちらの調査は日本人がお金を落としているところが調査対象ですので
必然的に上位に来るという傾向はあるでしょうね
餌釣師さん
私が行ったことがある東南アジア諸国では韓国人の評判ってあまり
よくないところが多いです。彼らいわく韓国人はおれたちは客だと
威張ってばかりで、ケチでお金は使わないと言います。
安い韓国製品は買っても韓国人は受け入れたくないと言う感情が
起きているようです。
外国に行って嫌われるのは中国人も同様ですが、中国人ほど絶対数が
多くないので韓国人は目立っていないだけのようです。
この調査、少し微妙な回答も散見されるのですが
「現地人が外国人観光客に食べてほしい地元ならではの郷土料理」の
中国の中に「寿司」ってあるの??でした