先日は新しく買った二代目中華タブレット(ainol NOVO7 Crystal2<以下、NOVO7>)の話を書いたが、それより以前から所有していた初代中華タブレット(Flytouch3)についても書いてみようと思う。
NOVO7を購入の際に色々調べている中で、Flytouch3に関する情報も色々と収集することができた。なかでもFlytouch3のファームウェアに関して有益な情報がいくつか入手することができたのだ。現在、スマートフォンでも広く採用されているAndroid というOSは、Google社が開発したものの、ソースコードが公開され誰でも改変を行う事ができる。動作が緩慢なFlytouch3に不満を抱いていたユーザは小生だけではなかった見えて、オリジナルのファームウェアに独自のカスタマイズを加えたものが多く公開されているのだ。
Flytouch3用のファームウェアもメーカの正式版を含め、Flytouch3では様々なものが出回っている。
【Flytouch3用のファーム例】
・Tim6A(Tim氏のカスタマイズ)
・Axlien v4(Axlien氏のカスタマイズ)
・Android3.0(Honeycomb)β5
・メーカ公式最新版
このなかから今回はAndroid3.0(Honeycomb)版のファームウェアの導入を試みることにした。このファームウェアは出所がはっきりしないうえに、開発がβ5で止まっているようなのが危険な香りのするところである。ファームウェアの書換えと言うのは、失敗すれば2度と機器が起動しなくなるというリスクを伴う行為である。そのためタブレットが1台しかない状態では小心者の小生にはチャレンジしにくかったが、快適に動作するNOVO7があるので少しばかり実験的な試みにチャレンジしてみることにしたのだ。
ファームウェアの書き換え手順は意外に簡単で以下の通りである。
(1)ダウンロードした圧縮ファイルを解凍
(2)バイナリイメージをmicroSDカードのルートディレクトリにコピー
(3)Flytouch3にmicroSDを挿入し電源ON
以上の手順で後は勝手に書き換えが完了する。完了したら画面のメッセージに従ってmicoSDを抜き電源を入れれば良い。
アップデート後の動作を見るとこれがすこぶる具合が良い。ユーザインターフェイスは洗練されたものに一新され格好よいものに変わっている。肝心の動作面でも、今までもっさりした感じの動作であったものがキビキビと動きタッチパネルの感度も向上したようである。また一番の不満であったGoogle Play(旧、Android Market)も通常のものとなり、使用可能なアプリも格段に増えた。この状態なら、もうしばらくFlytouch3も現役で活躍できそうであるが、NOVO7との棲み分けを考える必要がありそうである。
Androidはバージョンごとに愛称が付けられています。Android3.0の愛称はHoneycomb(蜂の巣)です。
それにちなんだキャラクターがこれです。
一時期のUNIXの系譜を見ているようです(笑)
UNIXをいろんなVersionが出ましたからね。
そのうち原型からかけ離れていって何だか判らなくなっちゃうんでしょうね。
インストールにあたっては自己責任でしょうから結構緊張しますよね。
餌釣師さん
LINUXも一時期はいろいろなバージョンが出てそれぞれ競って
いたなんて時代がありましたね。中には特徴的なものがあって
面白かったのですが。。。
インストールに失敗すると文鎮化してしまいますしメーカ修理
なんてことは期待できない代物だけに注意が必要です