機内食(往路) -タイ・ソンクラーン録 Vol.06-

-お魚にしますか?チキンにしますか?-

機内食提供の際に、良くCAさんに聞かれるセリフであるが、このセリフだけで正確に食事の内容を思い浮かべるのは難しい、そう思わせる出来事に遭遇することになった。

搭乗前にJALのサイトで確認すると、この日のJL717便の機内食は以下のとおりとなっていた。

・二色稲荷と筍御飯 or よくばり海老飯
・ちょい辛牛蒡、つくね串、焼き板蒲鉾、日の菜漬け
・スチームチキン ハニーマスタードソース、ビーフパストラミ、ポテトサラダ
・フレッシュ サラダ
・ハーゲンダッツ アイスクリーム

この場合、メインの食事は「二色稲荷と筍御飯」「よくばり海老飯」の二つの中から選択となる。搭乗前にGoogle で画像検索すると前者はヒットするものがなかったが、後者はエビフライがご飯の上に載った画像がヒットした。機内で飲酒しかつ米類をツマミにできない小生としては、必然的に「よくばり海老飯」を選択すると決めていた。

いよいよ機内食の提供と言う段になって、CAさんが発したのが冒頭のセリフである。事前の情報とCAさんのセリフのマッピングができず一瞬戸惑ったが、すぐに「海老」=「魚」とい事だろうと判断し、魚というオーダーをした。しかし蓋を開けて愕然とする。そこには2つの稲荷寿司が鎮座していたのである。

どうやらエビフライの脇に鶏肉が添えられているため、チキン。稲荷寿司の脇に鯵が添えられているので、魚。という呼びわけをしていたようである。しかしメニュー名からするとCAさんの言い方では、まったくそのことが判別できない。別なCAさんは「稲荷寿司かエビフライのどちらにしますか?」と言っている方もおり、そちらの方が言い方としては適切であるように感じた。

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まずはドリンクの提供があります。私は白ワインをお願いしました。

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機内食全体はこんな感じです。

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CAさんが「チキン」と表現したメインディッシュはこちら。
やはりメイン食材はメニュー名の通り海老のように感じます。

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ちなみに「魚」の方はこんな感じ。こちらの主役は稲荷ずしのように思います。

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サラダのドレッシングはこんなパッケージに変わっていました。

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そしてこちらは左下にあった野菜スティックをつけるディップ。
マヨネーズに様々な調味料を混ぜた味でしたが私の舌には合わず

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デザートはハーゲンダッツのアイス。
でもチョコチップ味だったのでアフォガードにするのは取りやめ

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機内食が終わると水が配られました。

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こんな風に台湾島を避けるように飛行します。

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そのころに配られたのがこちらのパンです。

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今回の旅の最終目的地であるウボンラチャターニのあたりで
ラオス国境を越えタイ上空に入ります。

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イサーン地方の大地が見えます。

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バンコクに近づくにつれ積乱雲が、ソンクラーンに沸くタイですが
空からも水を浴びせられるのでしょうか・・・



10 responses on 機内食(往路) -タイ・ソンクラーン録 Vol.06-

  1. 鉄路迷 より:

    へ?
    なんで台湾を避けるのでしょう。
    避けるにしても西側を通過した方が近そうなのに、なにか意味があるのでしょうか。

  2. いはち より:

    今回のメニューだと、その聞き方では判別が
    出来ないですね。
    私なら当然エビちゃんが入っている方にしますが・・
    魚と答えてしまったら、この場合交換は可能なのでしょうか?
    ダッツはカップに入っているのですね。

  3. 餌釣師 より:

    「物事なんでも事前に調べておいた方が上手くいく」という定説を覆すような出来事ですね(笑)
    私の場合、あまり調べないのでこの聞き方をされたらチキンを選んでエビフライを食べてた事と思います。

  4. あさと より:

    台湾の東を通るルートの場合
    避ける・・・というルートは普通使いませんので
    何らかのルート変更が最初のルート設定以後にあったと思います
    昔はIATA規定でエコノミーの食事の内容が
    素材で決まっていたのですが
    今はは取っ払われたようですね
    昔は
    メインアントレ内は
    肉1種類添え野菜3種類だったと思います
    ANAとは違って
    なんか楽しそうな機内食ですね

  5. 鉄路迷 より:

    ところで、穴ではエコノミーでも両者の写真付きのメニューをあらかじめ見せて選択できるようになっているのですが、赤組さんではそのようになっていないのですか?

  6. ま~く より:

    Dr.鉄路迷さん
    飛行ルートについてはどうしてこのような形になったのかは
    わかりませんが、あさとさんのコメントにもありますように何らかの
    事情が発生したのではないでしょうか。
    海に囲まれた陸地というのは気象条件も変わりやすいですし

  7. ま~く より:

    いはちさん
    聴き方一つで全然、変わってきていしまいますね。
    ベテランの域に入ったCAさんのようでしたが、古典的な手法にとらわれ
    そのことが却って分かりにくくしたような印象です。
    機内食は意図と違うと分かった瞬間に交換をお願いしました。
    手をつけていませんので問題ないです。
    ハーゲンダッツはお店で売っているものと同じものですね

  8. ま~く より:

    餌釣師さん
    事前の下調べまでは良かったのですが、この場合は実施時にきちんと
    確認するという事を怠ったんですね。早合点したのが失敗でした。
    下調べをしていなかったら、私もチキンを選択していたと思います

  9. ま~く より:

    あさとさん
    台湾での急な気象条件の変化が会って急きょルートが
    変更になったのかもしれませんね
    確かにおっしゃるようにメインアントレの野菜の種類が
    IATAの規定よりも少なくなっていますね。
    久しぶりの中距離路線でしたが、やはり機内食の内容は
    近距離路線とは違いますね

  10. ま~く より:

    Dr.鉄路迷さん
    機内食の選択がある場合、JALでも写真付きのメニューが用意されて
    います。ただしそれを使うかどうかは運用する人次第という事に
    なってしまいますね。

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