以前に佐原の大祭について紹介した事がある。(->以前の記事)その際に紹介したのは、諏訪神社を中心として行われる秋祭りであったが、佐原では夏に八坂神社を中心として行われる夏祭りがある。先週末の7月13日(金)から15日(日)にかけて、この夏祭りが行われたので行ってきた。
佐原の大祭の一番の目玉と言えばやはり、山車の曳きまわしである。二層構造となっている大きな山車の上には歴史上の人物等が飾り付けられており、これを町内会ごとに曳きまわすのである。山車を出す町内会は夏祭りでは小野川東側の元宿地区、秋祭りでは小野川西側の新宿地区となっている。そのため以前とは事なる山車を見学する事が出来た。
その様子を見ていると、秋祭りとはまた異なった印象を受けた。まず山車の上に装飾されている人形であるが、秋祭りでは殆どが歴史・神話上の人物であったのに対し、夏祭りでは生き物や物語をモチーフとした物を見る事が出来た。また秋祭りではそれぞれの山車が別々の場所で曳きまわされていたが、夏祭りでは香取神宮方面から小野川のほとりの一本道を列をなして曳かれる。一列に並んで大きな山車が曳かれる様子は勇壮で迫力のあるものであった。
同じく「佐原の大祭」と呼ばれる夏祭りであるが、秋祭りとはまた違った雰囲気を楽しむ事が出来た。
香取市佐原(旧佐原市)は水郷の街です。
最初にやってきたのは、仁井宿地区の鷹です。秋祭りにはこういう動物をモチーフにしたものは見られませんでした。
船戸地区の山車は神武天皇。神武天皇の山車は秋祭りの仲川岸地区の山車でも見られます。
下仲町地区の山車は菅原道真
上仲町地区の山車は太田道灌。なかなか勇壮な姿です。
荒久地区の山車は経津主命。経津主神(ふつぬしのかみ)は日本書紀に登場する人物です。
可愛い少女たちが先導するのは、本川岸地区の山車。
モチーフとしているのは、天鈿女命(あまのうずめ)。天照大神が岩戸に隠れた際に、岩戸の前で舞ったとされる神です。
八日市場地区の山車は鯉です。口の部分が動きます
浜宿地区の山車は武甕槌命(たけみかづちのみこと)茨城県鹿嶋市にある鹿島神宮の主神です。
寺宿地区の山車は金時山姥がモチーフ。かなりリアルです。
こちらの山車は彫刻も見事です。
しんがりは田宿地区の伊弉那岐尊(いざなぎのみこと)古事記で日本列島創造主とされる神ですね。
佐原駅近くで山車が並んで止まります。このまま夜を待ちます。
佐原の囃子と私の地元のお祭りはいつも同じ日に
開催されるんですよ。
こちらに引っ込んでからは、なかなか行けないのが残念です。
この三連休は天気が良くて良かったですね。
山車の彫り物も立派ですが、おねえさんの後ろ姿もすてきです。
共和国には山車が無いのでこれだけあるとすごいですね。
夜もあるのですか?
さらしを巻いてはっぴ着ているオネイサンが大好きな餌釣師です(笑)
佐原ではかなり見事な山車を保存されているのですね。
水郷の風景は蘇州のようです。
おお~我が生誕の地岸和田のだんじりの様です
地区ごとに存在してる点も一緒ですね
あとはこれをひいて走って上で踊れば文句ないです♪
いはちさん
この時期は夏祭りが開催されるところも多いですから、あちこちで
祭りの実施が重なるところがあるようですね。佐原に向かう道中でも
祭りの開催を知らせる看板を沢山目にしました。
この三連休は天気が良かったのはよいのですが、半袖でバイクに
乗っていたら思いっきり日焼けをしてしまいました。
後姿、、、龍の彫り物の隣に座っている人の事でしょうか?
こちらかなりコワモテの男性でしたが(^^)
Dr.鉄路迷さん
大きな山車が10台も出ますのでその様子は壮観です。
夜は山車に提灯がぶら下げられてライトアップされるようです。
夜には行った事がないので、実際に見た事はないのですが
餌釣師さん
はっぴ姿のおねぇさんは私も好きです(笑)
実は山車を引いたり、踊りを踊っているおねぇさんをクローズアップ
して撮影した写真もあるのですが、さすがにこちらに掲載するのは
憚られましたので載せませんでした。
蘇州って行った事がないのですが、こんな感じなんですね
あさとさん
大規模な祭りになると、地区ごとに競い合う部分が出てくるのは
何処でも同じなんでしょうね
さすがに、だんじりのように山車を引いて走ると言う事は
ありませんが、佐原囃子を奏でながらゆっくり進む山車というのも
良いものです