さていよいよ機内の紹介である。機内へは左舷最後方に設置されたボーディンぐブリッジを使って乗り込む事になった。そのため見学はエコノミークラスから順に上級クラスへ移動すすという流れで行われた。そこで各クラスごとにその様子を紹介していこうと思う。
新仕様のシートでエコノミークラスの座席は、SKY WIDERと命名され、これまでのベージュを基調とした色調からエンジ色を基調としたデザインに一新されている。特筆すべきはそのシートピッチである。従来の31インチから3インチ拡張し34インチのシートピッチとなっている。
機内で説明をしてくれた設計エンジニアの方の話によれば、設計期限のギリギリになりシートピッチが拡張した為、設計フェーズではかなりの慌ただしい作業となったようである。しかしその甲斐もあり、エコノミーとしてはかなり余裕のあるものとなり長距離のフライトでも充分にくつろぐ事ができるのではないかと感じた。
またシート自体もドイツのメーカに特注でオーダーしたとのことで、少し硬めの印象も受けたが座り心地が悪いという訳ではない。早くこのシートにのって旅をしてみたい、そう思わせるシートに仕上がっている。
左舷最後尾から機内に乗り込みます。
基調となる色が従来とは一新されました。
当然ながら全席に個人モニタ設置です。
個人モニタなどの配置はこんな感じです。
タッチパネル式の液晶が採用されています。
こちらのコントローラーで操作する事ももちろん可能です。
シートピッチはかなり余裕があります。
こちらはドリンクホルダのようですが、使い勝手は微妙かも・・・
USBの端子が用意されています。スマホ等の充電に使えそうです。
座席下の収納スペースはかなり余裕があります。
救命胴衣の設置方法も変わっています。
そうなんですよ~中長距離になると、31インチと34インチのたった3インチの差がかなり快適性の差になってあらわれます。
34インチあると前席がリクライニングしてもまだ耐えられる感じがします。
ちなみにドリンクホルダと思しき物ですが、これスマホとかを入れるのを想定しているのではないですかね?
目の前にあると忘れることも少ないだろうし、この位置ならテーブルを下げて食事しているときでも音楽とか聞けるし。
この機材、近距離の国際線にも投入されるんですかね?
これなら広くていいですね。
穴の座席で座席下に落ちたものを拾おうとしてなんど身体をひねってしまったことか。。。
コントローラーはすっきりとしたデザインですね
最近のは何をどう押せば・・・と
直感では解らないものになってきていますので
これは解りやすいかもしれません
一番下の写真は救命胴衣だけなんでしょうか
その板が上がって
レッグレストの役割をするわけではないんでしょうか
3インチの差が勝利への一歩か?
実は私、今日787で伊丹から帰って来たのですが
とても狭い機内でトイレに行くのもためらってしまいました。
これなら楽々・・と言うかそれ程気にせずに席を立てますね。
私は座席の下に脚を入れることがあるんですよ。
何だかその方が安心出来て、これは??
餌釣師さん
あとでJALのサイトを確認したところ、御指摘の箇所は
スマートフォンホルダとの記載がありました。
でもサイズ的には少し微妙なサイズかもしれません。
シートピッチは確かに3インチの差は大きいですね。
この位ですと窓際からトイレに立つのも行きやすそうです。
鉄路迷さん
従来のJALのエコノミーのシートピッチですとやはり同じような状況でした。
機内食を広げている状態で落とし物をすると大変な事になっていました
あさとさん
タッチパネルでの操作が可能になった分、コントローラも
シンプルにできたのではないかと思います。
直観的な操作が可能と言うのはやはり分かりやすいですね。
写真では分かりにくいですが前席の後方部分にレッグレストが
下へ下げる形で設置されておりいます。
いはちさん
国内線の場合ですとどうしてもシートピッチが狭くなってしまいますね
特に青組さんの国内線は大人数を押し込むようなコンフィグが
多いように感じています。
こちらのシートですと前席下の空間が広いですので、脚を入れても
充分に余裕があるかと思います。