JALの中長距離の国際線では従来より、エコノミークラスより少し上級のプレミアムエコノミーという座席が用意されている。今回の新仕様ではプレミアムエコノミーについては、「SKY PREMIUM」という名称で一新された。
こちらもやはりシートピッチは42インチに拡張され足元にはかなり余裕のある空間となっている。シートをリクライニングした際に、前席のシートが倒れてこないシェル式の仕様は従来と同様であるが、細部のパーツにまでこだわった部材が使用されている。例えば肘掛などは従来のシートでは樹脂製の物が使用されていたが、SKY PREMIUMでは英国の牛皮が使用されていると言った具合である。
小生が利用機会の多いアジア路線では、プレミアムエコノミーの設定のある機材が投入される機会は少ないが、機会があればぜひ利用したいと思わせる新シートとなっている。
こちらのシート生地も織物業者への特注品だそうです。
こちらも当然ながら全席個人モニタ設置です。
タッチパネル式の画面は輝度も綺麗です。
座席のこちらにあるコントローラでも操作可能です。
通常のY席にはなかったカップホルダ。これは使い勝手がよさそうです。
肘掛は英国の牛さんの皮が使われています。
足元が42インチもあれば余裕ですね。
座席のコントローラーも扱いやすい場所に付いています。
実は787のオーディオ操作は(ANAの普通座席だけかもしれませんが)
体をひねらなければ操作ができない場所に付いているんですよ。
私みたいに太っていると絶対操作出来ないと思います。
樹脂製の安っぽい肘掛けよりも本革は落ち着きます。
やっぱ近距離には投入されない機材んですかね?
穴の近距離も以前は(たま~に)B777のプレミアY席がある機材が使われることがありましたが、最近はめっきり見かけません。
食べ物にさほどこだわりのない私は、この席でも充分なんですけどね。
といってもC席になったらなったで食事は楽しみではありますが(笑)
いはちさん
ANAのコントローラはそんな状況なのですね。
シートに関しては各航空会社ごとに仕様が異なりますので
他の航空会社のB787ですと事情は違ってくるでしょうね
PYとはいえ、あくまでもエコノミーですので本革が使用
されていると言うのは驚きでした
餌釣師さん
現在、公表されているスケジュールによれば、この仕様の機材が
最初に投入されるのは、成田-ロンドン線との事です。
実は当日にその他の路線の投入予定について担当者の方に伺って
いるのですが、正式発表されていませんのでここでの詳述は控えます
とは言うものの、やはり欧米路線に投入され、我々が利用機会の多い
短近距離路線に投入される予定はまだないようです。
ピッチが42インチですか
私が海外業務をするようになったころ
よくJALのDC10に乗ってバンコクに言ってましたが
当時のビジネスクラスのピッチと同じになってますね
当時は108cmとか言ってました
あさとさん
DC10ですか、残念ながら私は乗ったことがない機材です。
当時はインチではなくセンチシートピッチを表現するしていたのですね。
現在の設計担当者なんかですと、センチ表記のほうが
ピンとこないようでした。