先日はガルーダ・インドネシア航空について取り上げたが、この社名に冠しているガルーダについて、思いだしたことがあるので書きたいと思う。
ガルーダとはインド神話に登場する神鳥の名称である。三神一体論では、3つの最高神の1つで世界を維持する役目である、ヴィシュヌ神の乗り物とされる神鳥である。そんな神鳥の名前を冠した飛行機に乗る搭乗客はさながら神というところだろうか・・・
ヒンドゥー教を信仰するバリ島に行くと、このガルーダの彫刻を、あちこちで見ることができる。ガルーダ単体のこともあれば、上にヴィシュヌ神を載せているものもある。なかでも極めつけはガルーダ・ヴィシュヌ・クンチャナ・カルチュアルパーク(ゲーウェーカー・カルチュアルパークとも言う)のガルーダ像である。
なんでも現代のアンコール・ワットを作るとスローガンのもとに、巨大なガルーダ像の作成に着手した。完成すれば140mもの高さになるという。しかし2005年に完成するはずであったのが、資金難から工事は中断し、現在はガルーダとヴィシュヌ神の頭部のみができた状態で放置されている。
何ともバリらしい話であるが、巨大なガルーダ像が完成した暁にはぜひ見てみたいものである。
ガルーダ像の頭部。右下の男性と比べるとその大きさがわかります。
こちらはヴィシュヌ神の上半身。
完成予想図の模型。ガルーダにヴィシュヌ神が乗っています。
こちらは我が家にある木彫りのガルーダ像ちょいとチャチですが(笑)
2枚目の写真を見ると、本当に大きいですね!
しかし何とも中途半端な状態なのが残念(^_^;
中途半端なのはバチ当たりだったりしないのか心配です(笑)。
にぃはお〜
インドネシアか〜
インドネシアと言えばバリ島ですね〜
やっぱりミナミの半島より島が気になりますか
(笑)
右下の男性??いましたよ~
って、すごく大きなモノを造ろうとしたのですね。
でも この神様、いい男です。
くぅねるさん
バチあたりという感覚は、バリ人にはないかもしれません。
街のあちこちに神様のお供えがありますが、供えた後は踏みつけようが犬が喰おうが知らん顔をしています(笑)
完成した姿を見てみたいものです。
キム○市長さま
TV特集の効果は凄いですね。
やはり半島よりも島の方がきになります。
なので次の強制退去先も島です。
まぁ、ほぼ答えが、まちの中にありますが(笑)
いはちさん
写真を撮った時は、人がいなくなったのを見計らって写真を撮ったつもりでしたが、今回掲載するにあたって、よくよく見たら男性が写っていました。結果的に大きさの比較にはちょうど良かったです。