このところフェス関連のイベントで週末の外出が続いていますが、5月27日・28日両日はラオスフェスティバルが東京・代々木公園で開催されましたので訪問してきました。
ラオスは小生が馴染みの深いタイ・イサーン地方と共通の文化圏となります。現在でこそタイ、ラオスの間には国境がありますが、歴史的にはタイ・イサーン地方、ラオス,カンボジア地域はクメール王朝の支配下にあった地域です。1431年にアユタヤ王朝がクメール王朝を滅ぼしたことによりイサーン地方はタイに編入されますが、現在でも文化的にはイサーンとラオスは共通のものが多くあります。
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今回のイベントで一番良かったのは、イサーン地方やラオスの伝統楽器ケーンの演奏が聴けたことでした。ケーんとは竹で作られた、この地域の伝統的管楽器で、「モーラム」というイサーンの歌謡曲で使用されていた楽器です。
近年でケーンの代わりにエレキギターやキーボードといった電子楽器が使用され、「モーラムシン」というものに発展した結果、ケーンという楽器はなかなか見られなくなりました。小生も何度かイサーン地方に行っているもののケーンの演奏機会を見ることはありませんでした。今回はラオスのケーン演奏の第一人者が来日したとの事でその音色を堪能することができました。
このようにイサーンの文化が体験できるにもかかわらず、タイ・フェスティバルほどの混雑にはならないラオス・フェスティバルは小生のお気に入りのイベントとなっています。
ゲートはシンプルなつくりになっています。
イベント広場に入ってすぐのところにはこんなブースがあります
ここはビアサオを真っ先に頂きます。
ビールの隣にはこんなものが売っていました。
一緒に頂いたのはサイウアというソーセージですね。半分ほど食べてしまいました。
ラオス料理専門店なんてものはあまりありませんので出展している飲食店は殆どはタイ料理のお店です。こちらもブースには「ラオス料理」と書いていますが、千葉県のタイ料理屋さんのようです
こちらはどんな文字をテープで隠しているのでしょうね(笑)
こちらはイサーン料理のお店です。売っているものを寄ってみると・・・
右がラープガイという鶏肉を炒った米や唐辛子で和えたもの、左が豚肉の干し肉です。ともにタイ・イサーン地方でもよく食べられる料理です。
来場者数はこんな感じでほどほど。適度ですごしやすいです
こちらではお坊さんがお食事中です。
二本目のビールはビアラオのゴールド。ビンで渡してくれずカップに入れられたのでビンのみを撮影
一緒に頂いたのはこちらのセットです。ソムタム(青パパイヤのサラダ、左上)、ポーピアトート(揚げ春巻き、上真ん中)、カオニャオ(もち米、右上)、ラープガイ(右下)がセットになっています。
もう1本頂いたのはこちらのビアラオ。今度はビンで渡してくれましたが本当はNGだったみたいです。
ステージでは女性が踊りを披露しています。
ケーンの演奏の様子。ラオスの人間国宝的な人なのだそうです、
最後はラオス航空のブースに寄りました。
ラオス航空のブースで買ったのはこちら。機内サービスで使われているものだそうです。
なかはこんな感じ。ドライフルーツですがあまり甘くないので酒のつまみにも良さそうです。どこかの航空会社の「おかき」なんかよりもこちらの方がよいです。
本当にタイフェスからビアシン・ビアチャーンがなくなった感じですね
ビアラオは一度飲んだことがありますが
何の記憶もないということは
きちんとおいしかったのだと思います
あさとさん
実はお店によってはビアシンを売っているお店も複数存在しました。さすがにビアチャーンやビアリオは売っていませんでしたが・・・ 私にとっては裏タイフェスみたいな感覚です。
ビアラオは日本人の口に合いやすいピルスナータイプのビールです。特にゴールドは少し濃い目の味で日本人に好まれる味だと思います。
おお。フェスづいていますね(笑)。
実はラオスは出張で行く予定だったのですが
急きょなくなってしまって行く機会を逸してしまいました。
テープで隠してある文字は字の大きさからすると二文字みたい
ですね・・・
ビールの瓶は回収しないと赤字になるのかもしれませんね。
いはちさん
これで3週間連続の代々木公園となりました。流石にその翌週は行きませんでしたけれど(笑)
ラオスは私も一度は行ってみたいと思っています。なにせタイ・イサーン地方からですと陸続きで行くことができます。日本にいるとなかなか国境線を車で越えるという経験はできませんからね
どうやらビンのまま販売するというのはフェスのレギュレーション的にNGだったようです。たまたま私が買ったお店が、これを守っていなかったようで、エコステーションで買ったお店に戻すように言われました。
夏にラオスに行きますから
同じような料理とビールを探してみましょう
Dr.鉄路迷さん
ソムタムもラープもラオスでは一般的なメニューですので大概のお店で食べられると思います。ただし地元の人仕様で出てくるととても辛いと思いますのでお気をつけください