米Apple、iPhoneなどの2018年の新製品発表

米アップル社は現地時間の9月12日朝10時(日本時間9月13日早朝2時)に、米国カリフォルニア州クパチーノにある本社にて新商品の発表会を行い、新型のiPhoneやApple Watchの発表しました。ました。

iPhone X の後継として発表されたのは、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XRの三機種で日本での発売はiPhone XS、iPhone XS Max が9月21日(受付開始：9月14日)、iPhone XRが10月26日(受付開始：10月19日)となります。

フラグシップモデルとなるのはiPhone XS、iPhone XS Maxの2機種で、iPhone XS は5.8型、iPhone XS Maxは6.5型の有機ELディスプレイを採用し、既存のiPhone Xと同様にホームボタンはなく、Face IDでのロック解除が採用されています。また事前の噂通りデュアルSIM対応となっていますが、物理的にSIMの2枚刺しができるのは中国モデルのみで、そのほかの国ではeSIMと物理SIMでの対応となるようです。

iPhone XS、iPhone XS Max では防水性能を高め、IP68レベルとなっています。アップル社によれば、「2mの水深に30分置いても耐えるレベル」との事です。一方でまた廉価版となるiPhone XR では有機ELではなくIPS液晶が採用され、防水性能もIP67のままとなっており、コストダウンを図っている印象です。

ただ今回の新型iPhone は既存のiPhone X のマイナーチェンジにとどまったという印象が強く感じます。これは前モデルのiPhone X が10周年の記念モデルであったことから先駆的なテクノロジーを多く盛り込んだことから、1年前から予測できたことでした。逆に言えば1年かけて技術的な熟成を図ってきたとも言え、そういう意味では「買い」のモデルと言えるかもしれません。

また発表会ではApple Watch の新型モデルとしてApple Watch 4 も発表されています。こちらはディスプレイを30％大型化し、Apple Watch の弱点であった操作のしにくさが改善したにも関わらず、本体サイズは従来モデルと同等のサイズを実現しています。また健康管理機能が強化され、Apple Watch 3での搭載が噂されたものの、最終的には採用が見送られた心電図センサーが採用されています。

これまで2年に一度のペースでiPhone を買い替えてきましたが、今年はその買換えのタイミングとなります。候補となるのはiPhone XS かiPhone XS Max のいずれかですが、どちらにするかは実機のサイズを見てから決めたいと思っています。