拙宅に引っ越してから10年以上になりますが、家というのは10年もすると不具合か所が発生するようになってくるようです。先日は洗面所が水浸しになるという事案が発生しました。
我が家の洗面台は混合水栓になっており蛇口の先端がシャワーに切り替えることができ、かつホースが伸びるようになっています。詳細に確認すると洗面台の蛇口部分から水漏れが発生している事が分かりました。
ホースを引き出したこちらの蛇腹状の部分からの水漏れが発生しています。写真だとよくわかりませんので、動画で紹介しましょう。
蛇腹部分からじゃぶじゃぶ水が漏れているのが分かりますね。調べてみるとこの蛇腹状のホースは10年ほどすると水漏れが発生することが多いようです。洗面台の下にバケツを置いて漏れた水を受けていましたが、一日2杯分も水が溜まります。水ももったいないので早急に修理が必要です。
拙宅の洗面台はタカラスタンダードのものですが、蛇口部分は喜多村合金製作所(MYM)というメーカが製造したものです。しかしMYMは2008年に廃業してしまいましたが、その事業はKVKという会社が引き継ぎ補修部品も製造しているという事が分かりました。
そこで型番をもとに適合部品を探します。蛇口の型番は「FA244-011」ですが、これに適合する部品は以下の通りでした。
・旧MYM洗髪水栓用シャワーホース(HC187R315-6/800)
・旧MYM洗髪水栓用シャワーヘッド(U16タイプ)(HC740-6/800)
本当はシャワーホースのみの交換でも良いとは思ったのですが、シャワーヘッドの汚れが酷かったのでついでに交換することにしました。HC187R315-6が4,730円、HC740-6が3,590円でした。
ネットで注文を入れると翌日には届きます。
箱に入っていたシャワーヘッドはこちらです。少し帰りが遅かった日でしたが、緊急性が高いので夜間作業を実施することにしました。
まずは給湯、給水の水を止めます。こちらは写真に写っているコックを回すだけで簡単に止められます。
次に混合水栓から出ている管と、シャワーホースを外します。この二つはジョイントコネクタでつながっているだけです。オレンジ色の部分を押し下げると簡単に外れました。
そしてジョイントコネクタをシャワーホースから外します。こちらはネジ状になっているのでクルクル回すだけで外すことができます。
ジョイントコネクタが外れました。こちらは再利用します。
今回はシャワーヘッドも交換したので本来は不要な作業でしたが、シャワーヘッドの外し方です。シャワーヘッドの裏の部分がクリップ状のもので止まっているだけです。
こんな風にラジオペンチで引っ張ると簡単にクリップが外れてシャワーヘッドとシャワーホースが外れます。あとはシャワーホースを引っ張って抜きます。
ここが一番てこずったところですが、ここがこんな風に外れるのは予想外でした。
水漏れの原因のシャワーホースが外れました。あとは逆の手順で新しい部品を取り付けていきます。
上から下に通すのは簡単なものです。あとはジョイントコネクタをホースに取り付け、混合水栓の管に接続すれば完了です。
狭い空間なので少し苦労しますが、無事に取付が完了しました。
水漏れ問題もこれで解決です。作業を始めて30分ほどで完了しました。業者に概算見積もりを取ったところ、4万円と言われましたが部材費のみで済みましたので3万円ほどの節約になりました。
すごいですね。水回りも修理されるなんて。
私も洗面台の調整コックが動かなくて水が出っぱなしになる事がたまにあります。
コックの裏にプラスのねじが有ってそれを回せば交換できると言われた(業者に)
のですが、いまだ出来ません。
今度こちらに来られることがあれば、お願いしたいです。図々しいのですが。
いはち さん
始めは業者にお願いしようと思って見積もりまで取ったのですが、思っていた以上に高かったのと、調べてみたら自分でもできそうな作業だったので挑戦してみました。最悪、ダメだったら近所の専門家にお願いしようと思っていましたが、その必要がなかったので助かりました。
私は洗面台の下のホースを取り替えることによって、ますます水もれが激しくさせてしまったことがあります。
Dr.鉄路迷 さん
水の場合は、きっちと止めるところを止めないと漏れてしまいますので、確実に締める、止めるといった作業が重要になりますねただ最近の部材は扱いが簡単なものも多いようです。
水回りの修理は
失敗すると大変ですので
どうしても業者頼みになってしまいがちですよね
3年前うちも水漏れがあったんですが
こういう露出部分からではなく
床下の配管も腐っていたので自力は無理でした
あさと さん
水回りは専門性もありますので業者に任せる方が安心ですが一方で工賃が高くつきますね。今回は自分でできそうな作業であるかを、かなりの時間をかけて調べまして自分でできるという確信を持ったのでDIYとしました。
床下の配管が腐っていたとなると、DIYでとは行きませんね。そういうケースでしたら私もあきらめて業者に依頼します
ま~くさんは、色々と器用に修理とかされてますよね☆
三万円の差額は大きいです!
しかし、こんなところから漏れるもんなんですねぇ…
ハニーさん
こんなところが漏れるとは思っていませんでしたので、最初は水漏れ箇所が分からなかったのです。しかし徐々に水漏れ量が増えて行って、原因か所の特定に至った次第です。
こうしてDIYでできるのもネットの威力ですね。やはりこうすれば直るという事がきちんと分かったうえでないと、こういった作業を自分で使用とは思えないです