2016年9月7日(現地時間)、Appleがサンフランシスコでイベントを開催し「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」を発表しました。基本的なデザインは従来モデル「iPhone 6s/6s Plus」を踏襲したものとなり、事前のリーク情報通りのものとなりました。
また一部では来年の初代iPhone発売から10周年となる2017年にiPhone7を発売し、今年は「iPhone6 se」との名称となるのではとの見方もありましたが、こちらも従来通り2年に一度のメジャーバージョンの数字が上がることとなりました。今回発表されたiPhone7シリーズでの新機能や変更点は以下のようなものになります。
個人的に一番のニュースはFelicaへの対応です。非接触型RFID(NFC)にはType A~Hの規格があります。世界的にはType AとType Bがスタンダードとなっています。実はこれまでのiPhone にもType A、Type Bに対応したNFCは搭載され、Appleはアメリカで「ApplePay」と言う決済サービスを展開しています。
一方で日本で「モバイルSuica」「楽天Edy」「WAON」等で採用されているのは、Type F (Felica)と言う規格です。Type A,Type Bとは互換性がないため、NFCに関しては携帯の世界では「ガラパゴス」とも言われていました。今回、発表されたiPhone7 では日本発売モデルのみType Fに対応したNFCを搭載しているとのことです。これによりiPhone ユーザでも「モバイルSuica」等が使用できるようになります。
小生はこれまで「モバイルSuica」を使うために、Androidの携帯を併用していましたが、機種変更をすれば今後はその必要もなくなりそうです。なおType FのNFCを搭載したiPhone が発売されるのは日本のみで海外で購入したiPhone7 を日本に持ち込んでもFelica は使えません。
また3.5㎜イヤホンジャックが廃止になったのも事前のリーク情報通りでした。3.5㎜ジャックのイヤホンを使用する場合は付属する、変換ケーブルで変換して使用することになるようです。普段からBluetooth レシーバを利用してiPhone に入れた音楽を聴いている小生にとってはこの影響は皆無です。しかしApple にとってはこのことは大きな意味を持ちます。
3.5㎜イヤホンジャックを搭載すると言う事は、iPhoneの厚みを3.5未満にできないことを意味します。iPhoneをより薄くしたいAppleとしてはかねてより、これを何とかしたいと考えていましたので、こちらもリーク情報を元に予想していた通りです。しかしせっかくイヤホンジャックを廃止したのにも関わらず、本体の厚みが既存モデルと同じと言うのは少々残念な気もします
現在使用しているiPhone6が充電を満タンにしても半日持たない事もあり、今回のiPhone7は購入することになるのではないかと思いますが、とりあえずは16日の発売を待ちたいと思います。
人によっては「おぉ!!」となる変更、一方で別の方にはどうでもいいような変更なんだと思うんですが、こういうのってどんな変更を加えるかはアップル社内で相当議論されているんでしょうね。
(私のような人間は勿論後者なので、多分その変更がもたらす効果や楽しい?使い道などがなかなか理解できないのですが・・・)
クリエイティブな仕事って、大変だなと思います。
特にこのような最先端を行くものって、市場の期待も大きいでしょうからね。
餌釣師さん
今回のFelica対応はApple 社内ではかなり、議論があったようです。世界共通規格で作っているiPhone に日本だけの規格を取り入れる事に関しては、反対意見も多かったようです。ただ最近のApple を取り巻く厳しい状況や、スマートフォンの半分以上がiPhone と言う日本市場の特殊性も考慮されたようです。
Requirementsに沿ってのものづくりではなく、Proposalをマーケットに続けていくのはやはり大変でしょうね
スマホの買い替えで
これがYモバイルまで下がってくることはないでしょうけど
もし下がって来たら
私のようなライトユーザーには
案外適応してるかもしれません
あさとさん
Softbank のビジネススタイルからしてもYモバまで回るには
少し時間がかかるでしょうね。端末は魅力的な機能も
あるようなので私としては発売が楽しみです。