今回の訪タイ時期は暑季から雨季に入る直前でした。この時期はイサーンでは、そろそろ田植えを行う時期でもあります。そのため滞在先の家では、この日から男性は昼間に田んぼへ行き、田起こしを始めました。
そんな男性が田んぼから持ち帰ってきたのが、こちらのバケツです。
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カエルですね。バケツの水が赤いですが、捕まえるときに傷つけたのでしょうか。でもすべてこの時点では元気に生きていました。その後、例の天井崩落事件があり片付けも終わったところで、夕食となりました。
この日のメニューは、まずこちら
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カエルのスープです。これまで何度かカエルは食べたことはありますが、いづれもさばいたうえで調理がさえれていました。しかし今回のように姿煮というのは初めてです。これには少し驚きました。
一方でこの日のメインの食材はこちらです
タレに豚肉が漬け込んであります。こちらはこうやって焼いていただきます。
ムーガタですね。ムーガタについては以前にも紹介していますので、そちらの記事も参考にしていただければと思います。
イサーンでは以前にたべたようにお店に食べに行くこともありますが、出前を取るということもあります。出前業者は味付けした肉や野菜とともに、ムーガタ鍋、七論などを持ってきます。そのため出前を取った家では、すぐにムーガタが楽しめるようになっています。
ムーガタは肉だけでなく周囲のスープで茹でた野菜と一緒にいただくのがおいしいです。日本のタイ料理屋でもムーガタを出すお店は少ないですので、日本人にはあまりなじみのない料理かもしれません
奴の姿煮ですか……
私は無理でしょう(笑)
もちろんま~くさんと同じで
小綺麗に肉片にしたものはおいしく食べたことはありますが
姿煮は肉の部分を食べるのが面倒そうです
タイの鍋物はやはり香りと見た目の色合いなど
日本人には乗り越えないといけないところがあると思います
私の母は
日本でもあるタイスキでさえ
食べる前は
何これ……
って言ってました
あさとさん
硬いところがある食材ではないので、煮ても柔らかく
レンゲで分解できる感じでした。ただ細かい骨がたくさんあるので、それを取り除くのが少し面倒でした。
古くから日本に伝わり、日本の文化の一部のようになっている中華料理や、明治の早い時代に入ってきおた西洋料理と違って、東南アジアの料理が日本で食べられるようになったのは比較的近年ですからね。慣れない人が見たら、見た目からして受付けないという人もいると思います。
カエルは美味しいですよね。
中国で姿焼きも食べましたよ。
煮込んだ方も美味しいですけど。
我が共和国にもカエルを出す中華料理店はあります。
よく食べますよ。
Dr.鉄路迷さん
日本国内でも数は少ないものの蛙料理を出す店はありますね。ウシガエルなんかは、もともと食用で入ってきたものですし、明治期の料理本にはカレーの具としてカエルが記載されていたりします。戦前は日本でもポピュラーな食材だったのかもしれません
子供の頃、近所の中華料理店に食用ガエルを捕まえて
盛って行くと穴の開いた大きな50円玉をもらえたんです。
だから小遣いが無くなるといつも田んぼで蛙を捕まえて
いましたよ。
私は香港でカエル料理を食べた事がありますが
いずれも脚だけ切り取られて空揚げ煮されたものでした。
姿煮はだめでしょうね。
いはちさん
そんな時代もあったのですね。でもコメントの様子を拝見すると、ご自身ではあまり召し上がったことはないようですね。まぁ他に食材があるのでしたらわざわざ、これを食べようという選択に私もなりませんが・・・