PEANTAXユーザになって20年近くが経過したが、今回新しく手にした、PENTAX K-5の取扱い説明書を見て改めて実感した事がある。それは社名が「ペンタックスリコーイメージング株式会社」と変わっていることである。
小生が初めて一眼レフカメラを手にしたのは、1995年にPENTAX MZ-10という銀鉛カメラを購入した時で、当時の社名は「旭光学工業株式会社」であった。その後、ブランド名を社名として「ペンタックス株式会社」と社名変更する事になった。
同社にとって大きな節目となったのは、2006年の取締役会内紛に端を発したHOYAによる株式公開買付(TOB)である。紆余曲折の上、最終的にはHOYAへ買収される事になるが、HOYAの買収目的はカメラ事業への進出ではなく、内視鏡やDVDピックアップレンズ、音声・音響分析ソフトと言った事業であった。そのため当初からHOYAはカメラ事業の売却をほのめかしていた。
そして2011年にまずカメラ事業を「ペンタックスイメージング株式会社」として独立させる。そのうえでリコーが新会社を買収するという形で現在の「ペンタックスリコーイメージング株式会社」が誕生する事になった。
長年のユーザとしてはHOYAによる買収時は色々と気を揉んでいた。最終的に中国資本等に買収されず画像関連事業を中核とする国内資本の会社の元に落ち着く事になったのは、安堵の限りである。
「ペンタックスリコーイメージング株式会社」への社名変更の案内購入者に合わせてか日本語と中国語で書かれています(笑)
(※)PCの場合は画像クリックで拡大表示します
MZ-10の取扱説明書の裏表紙。当時は旭光学工業という会社でした。
今回購入したK-5はHOYA時代の名残が・・・
せっかくなのでカメラたちを紹介。こちらは銀塩カメラのMZ-10
デジタル一眼デビューを果たしたのはこちらの*ist DL2
そして新参者のK-5。これから活躍してくれるでしょう。
へぇ~ずっとペンタックス派だったんですね。
この業界も競争が熾烈ですから何時ご贔屓のブランドが無くなるかって結構ヒヤヒヤしますよね。
M社なんて消えちゃいましたし・・・
ちなみに私は父親の代からN社派でした。
最近はO社も好きです。
私が初めて買った一眼カメラはペンタックスKMという
廉価版の機種でした。
それでも当時は清水の舞台から飛び降りる様な決心が必要でした。
それ以来交換レンズが安価だったので、ずっとこの会社でしたよ。
デジタルになってからはC社ですが。
一案レフというとどうしても一生もんという感じがぬぐえない私です
もちろん一生ものでも二生ものでも
私には絶対使いこなせない代物ですが・・・・
明日はもちろんコンデジ持参です
餌釣師さん
銀塩時代に初めて購入した一眼レフがPENTAXであった事から
一眼レフは一貫してPENTAXのものを使用しています。
会社の体質的に職人肌のところがあって、廉価なカメラでも
しっかりと作り込んであるので、気に行っています。
ここ数年はカメラ関連業界も激動ですよね。
銀塩時代はまさかコダックが会社ごとなくなるなんて考えていませんでしたし・・
いはちさん
アサヒ ペンタックスKMはなかなかの名機でしたよね
廉価版のカメラでもしっかりとした作り込みをするのがこの会社の伝統です。
加えて過去モデルへのサポートもしっかりとしていますしね
C社の製品も良いのですけれど、時にユーザサポートよりも
企業合理性が先行する時があるのが玉にきずです
あさとさん
確かに私も最初の銀塩一眼レフを購入した時は一生ものと言う感覚で
購入したのを覚えています。デジタルに移行してからすっかりPCの
ように製品のライフサイクルが早くなってしまいました。